デジタル教科書教材協議会の成果発表会
昨年夏に発足したデジタル教科書教材協議会(略称DITT)の成果発表会が昨日あり、参加してきました。学校教育におけるデジタル教科書教材の普及に活動の報告会です。DITTは出版社や放送局、ゲーム会社、端末メーカー、広告会社など幅広い分野の企業が参加している民間の団体です。
発表会では、学校教育におけるデジタル教科書教材の普及に向けた計画「DiTTビジョン」とデジタル教科書の普及促進に関する提言「第一次提言書」が紹介されました。DITTでは
「2015年までに日本の全ての小中学生にデジタル教科書・教材を配布し、2020年度までにデジタル教科書を用いた21世紀にふさわしい学校教育の実現を目指す」(公式ウエブサイトより)
としています。
特に第1次提言書は100ページ以上の大作で、多くの企業を巻き込んで、これだけの内容をまとめるのは大変だったと想像します。
あと4年ですべての小中学校への電子教科書の導入ができるか。課題は少なくないでしょう。発表会をきいていて、重要なのは教材の内容をどう作っていくかと、そのためのお金の捻出方法ではないかということを思いました。そして、電子教科書で、日本の教育がどこまで変わっていくのか。いま、大事な時期にきているのだということも感じました。
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