3Dテレビの現状
日経新聞のサイトで配信されている記事「3Dテレビ、飛び出ぬ人気 40型台10万円割れも 」を読んで、やっぱりという感じです。昨年から異常までに盛り上がっていた3Dですが、テレビの売れ行きは芳しくないようです。
記事によれば
「3次元(3D)映像対応の高画質薄型テレビが昨年4月に国内市場に登場してから1年たった。テレビ全体の販売台数に占める割合は現在1割未満と普及の足取りは遅い。40型台は売れ始めたが、これも10万円未満と非3D機種を下回る価格も登場するほどの値下がりが主因」(4月26日日経新聞電子版)
昨年の映画「アバター」のヒット以来、3Dは映画、テレビ、パソコンと各分野に展開されてきました。この3Dはかなり盛り上がっていましたが、たぶんブームだろうなと思ってました。だって、3Dでわざわざみたいもの(コンテンツ)がそんなに沢山あるとは思えません。3D映画は異次元な世界を体験するということで面白いと思いますが、テレビではどんな番組を3Dで見たいんでしょう。スポーツ、音楽くらいかな。報道番組とかはわざわざ3Dメガネかけて見たいとは思わないし。
非3Dテレビに価格が近い3D40インチ以上のモデルはほどほどに売れているようです。要は高いお金を払ってわざわざ買う価値を消費者が見いだしていない、ということなんでしょう。テレビ番組を作っている業界では3D制作の設備を買い込んだところも少ないないはず。家庭で3Dテレビが普及するのかいつのことでしょうか。
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