地震に対する大学の対応
昨日、大学から院生の安否を至急確認したいという旨の連絡がありました。院生会という学生の自主組織があって、そこの会長をやっているためです。主に学事、授業について連絡するため、院生の連絡先(メルアド)を管理しています。ただ、個人情報保護の点から全員にメールアドレスの提出を求めることはできず、連絡先がわからない人もいます。
このような有事に、学生の自主組織に安否確認の依頼することはかなりおかしなことです。大学で連絡先は把握していないのでしょうか。大学の依頼に「計画停電で大学のデータへのアクセスが止まっている」ともありました。危機管理ってこの程度なのかと、ちょっとあきれました。ウエブサイトの内容もどうかな、という表現。このように書くのがベターでしょう。
この大学だけのことかと思い、ほかの大学を見てみましたが、掲示されている情報は様々。その中で、明治大学のサイトに掲載されていた「【重要】東北地方太平洋沖地震に伴うボランティア活動について」は重要かつ明確なメッセージです。ボランティアセンターという組織があるんですね。
このたびの地震に対する各大学の対応を比べると、危機管理への姿勢が垣間見えてとても興味深いものがあります。大学という組織はどのように運営されているのかを考えさせられました。
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