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2011年3月

2011/03/31

村上春樹が語るラン

 かれこれ2週間前にでた雑誌なのですが、「ナンバー・ドゥ」。Sports Graphic Numberの別冊でランニングの特集です。先月、東京マラソンも盛り上がっておわり、春に向かってランニングを始める人が多いと踏んでの特集号というわけですか。ランニング入門編な内容です。
 ふつうはパスしてしまうのですが、目玉の特集が「村上春樹ランを語る」。これで思わず買ってしまいました。村上春樹にランについてインタビューしているのですが、そインタビューアの柳橋閑さんがとてもいい聞き方をしていて、どうして走り始めたかという原点ともいうべきことから、走ることから派生して小説の創作手法までテーマが及んでいます。
「僕は、走ることが創作のために大事な役を果たしているという肉体的な実感をずっと持ってきたんです」
 という村上春樹が、どのように小説を書いていくかということを語っています。村上小説が書かれる秘密みたいなものが明かされていて、とても興味深いものがあります。
 またインタビューに加えて「そうだ、村上さんに聞いてみよう」という読者の悩みに答えるコーナーもあります。村上春樹はこのような悩み相談みたいなちょっとラフなものがとても面白いですね。まじめに答えようとする村上の姿勢がとてもいいですね。
 この本、村上春樹ファンのみならず、ランナーにはおすすめです。
 

 Number


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2011/03/30

オーダーバイキング、採算とれているんでしょうか

 息子の入学祝いと、ついでにおやじの修了祝いで横浜中華街へ。中華街ってどの店がいいのか、美味しいのか、たまにしかこないと分かりません。食べ盛りの子もいりことで、オーダーバイキングの店にしました。2年半ほど前に来て以来ですが、今はオーダーバイキング、つまり注文できる食べ放題をやっている店、増えました。
 いったのは横浜大飯店。この店のすごいところは、2480円で時間無制限だというところ。メニューは120種以上から選べるんですからたいしたものです。平日の昼だったのですが、ほぼ満席なのも納得できます。
 このオーダーバイキング、中華街の他の店でも始めていて、競争も激しいようです。呼び込みをやっているところもありました。中には平日限定ながら1980円というところもあります。

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 競争のためか、横浜大飯店では平日の夜限定で、食べ放題、飲み放題とも時間制限なしで4080円というコースを用意しています。これで、ホントに儲かっているんでしょうか。赤字じゃ、とっくにやめているはず。ちょっと不思議であります。
 とにかく、我が家のささやかな祝宴は終わりました。もうすぐ、新学年の始まりです。

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2011/03/29

被災したミュージアム

 今回の地震での美術館・文化財への被害がこれまでも少しずつ報道されていますが、昨日の日経新聞夕刊ではその現状がある程度まとまって記事になっています。
 これによれば、茨城県近代美術館では建物のまわりで液状化現象が発生し、作品の搬入に支障をきたす状態。また、水戸芸術館では、エントランスホールに設置されているパイプオルガンのパイプ5本がねじれて折れ、床に落下。2階の現代美術ギャラリーの一室では、余震で石こうボードが崩れて作品に降りかかりました。福島県立美術館では玄関屋根の板の一部が落下しました。
 記事にはありませんが、気仙沼のリアス・アーク美術館は大きく被災。「地震の衝撃でスロープや階段の鉄板が盛り上がったり、たわんで垂れ下がったりした。天井の板も一部落下。外観に大きな損傷はないものの建物自体が数センチ動き、亀裂の入った敷地にかろうじて立っている状態という」(3月22日日経新聞)。
 ミュージアムの被害は少なくないうようです。被災者救済がまず第一で、文化財、美術品のことなど後回しでいい、との意見も多いでしょう。いま、美術館のことを語っていいのか、という思いもあります。しかし、楽しみ、癒しなどを与える場としてのミュージアムは、その役割を果たすべきだとも思います。厳しい状況ではありますが、美術館の復興も祈りたいと思います。

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2011/03/28

SONG FOR JAPAN

 東日本大震災の被災者支援アルバム「SONG FOR JAPAN」が発売されましたね。昨日、ネットのニュースで知り、早速買いました。今のところCD盤での発売はなく、iTunes Storeだけの発売で、トップアーティストによる全38曲が収録されています。アップル、レーベル、アーティストが受け取る収益はすべて日本赤十字社へ寄付されます。
 まだ全部きいていないのですが、収録されているアーティストの3分の1くらいしか知らない私。最近の洋楽をきいていないせいですね。ジョン・レノン、U2、ボブ・ディラン、マドンナ、ブルース・スプリング・スティーン、エルトン・ジョンといったビッグなアーティストも参加していて、これで1500円ですから安いものです。
 レーベルを超えて、これだけのアーティストが参加するアルバムはめったにありません。ニュースによれば、アメリカ、フランスをはじめ世界18か国でトップセールスとなっているそうです。震災から2週間でこんな素敵なアルバムが発売されるなんて、凄いこと。アーティスト、関係者に感謝です。

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2011/03/27

まるで卒業式

 昨日は大学の卒業式、学位授与式の予定された日だったのですが、中止になったため、そのかわり学部、研究科個別に渡すことになりました。この日しか受け取れないため、学生達がキャンパスの集合。その出で立ちは、卒業式と変わりません。袴姿の女子が目立ちます。さすがに多くはありまんが、親同伴もいます。

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 キャンパス内ででは応援団(チアガール)が卒業祝いのエールをしています。これじゃ、卒業式やるのと変わらないように思いますが、どうなんでしょう。でも、若い人たちはこの場を楽しみにしていただろうし。これもいいのかな。
 本来予定されていた学位授与式では学長から研究科の学位をいただく係を頼まれていたのですが、これが中止になり安心していました。しかし急遽、総代にだけ渡す、と連絡があって、朝、大学内にある礼拝堂(初めていれてもらいました)にていただいてきました。そして時間があったので卒業礼拝にも参加。キリスト教の大学ということを、今頃実感します(笑)。
 午後は研究科での学位授与。ここにも出て欲しいと言われたので参加。そのあと先生方との懇親会があり、そこにも参加してきました。論文を指導いただいた先生もきていただき、いい会でした。
 大学院をなんとか、2年で修了することができました。研究科は社会人をメインにした大学院なので3年制もあり、志望するとき(当時は仕事をしていたので)、2年で終える自信もなかったのですが、もう若くもないし(苦笑)、2年制を選びました。修了できてよかったです。
 お世話になった先生方、関係者の方には心よりお礼を申し上げます。私にとっては3つめの大学を終えることができました。今後の大学の更なる発展をお祈りします。

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2011/03/26

大学の入学式

 明日は本来は大学院の学位授与式でしたが、残念ながら中止です。東京の大学で卒業式、学位授与式を挙行したところはあるのでしょうか。靑山学院は新入生の入学式も中止になってしまいました。卒業式の中止は致し方ないとしても、入学式はやって欲しいな。入学式を楽しみにしているのは本人だけではなく、親、場合によっては祖父母なんてこともあるようですからね。
 慶應義塾では入学式はとりあえずは延期で、その時期は未定としています。そうだよね、いろいろ楽しみにしている人がいるでしょうからね。特に慶應は学部入学式当日に卒業50年塾員招待会というのがあるようで、そこも重要なはずです。でも状況は厳しそうです。余震、停電の影響はなんとか乗り越えても、原発のことは避けて通れない問題。この時期にあえて大人数を集める必要性を問われると、反論しにくいかもしれません。
 おじさんでも、入学式はそれなりに楽しみなんですよ。入学式、卒業式のようなイベントでは大学の個性が出て、とても興味深いものがあります。できれば挙行して欲しいです。
 学位授与式は中止になりましたが、今日は学位記とやらをいただける日。青山のキャンパスではとりあえず区切りの日なので、ちょっと気を引き締めていってきます。

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2011/03/25

刺激が足りなかった岡本太郎展

 生誕100年を迎えた岡本太郎の目玉とも言うべき「岡本太郎展」を見てきました。会場は平日にもかかわらず賑わっていました。ほとんどが若者です。マスメディアでの広告宣伝の効果でしょう。
 さて肝心の展示ですが、正直言ってちょっと期待はずれでした。「岡本太郎だから」という根拠のない期待感があったのですが、展示されていた作品からは強い刺激を受けませんでした。作品は油彩、立体作品、写真、商業制作物などさまざまですが、それらから受けるものは画一的なものです。「こんな表現があったんですね」というものは少ない。特に油彩画は表現されているものが、なんか同じような気がするんです。
 岡本太郎本人は特異なキャラクターの持ち主です。そのキャラクターが作品に顕れていないと感じます。ミュージアムの情報サイトartscapeに本展のレビューがあります。先入観をもって見てはいけないと思い、レビューを読まないでみにいきました。鑑賞後、このレビューを読ませていただくと、私がぼやっと感じていたことが的確に書いてあります。
 岡本太郎は、著書での言葉、行動を追っていったほうが、刺激を与えられるかもしれません。ちょっと不満が残った岡本太郎展でした。

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2011/03/24

なにもかも自粛か

 今週の土曜日に予定されていた大学の卒業式、学位授与式が中止になり、更に新入生を迎える入学式も中止。私のようなおじさんにはほとんどショックはないが、これから社会にでる人たちにはちょっと気の毒です。節目になるイベントは大切にしたいすからね。慶應義塾も入学式中止になってました。これはちょっと悲しい。
 今月参加しようと思っていたシンポジウムも軒並み中止。地元の商店街では、5月のイベントまですでに中止を決めています。ここまで自粛しないでいいのではないのでしょうか。繁華街のデパートとか商店では「節電」のため、閉店時間も早まっていて、ただでさえ街に活気がありません。首都圏では、まずしっかりとした経済活動を行って、被災地への復興へ力を尽くすということが必要です。このままでは、日本全体が沈んでしまいます。
 現在失業者の身としては大きなことを言えませんが、いろいろ厳しい状況はあると思いますが、首都圏ではこれまで通りちゃんと働いて、ちゃんと消費することが、被災地再生にとってすべきことだと思います。

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2011/03/23

週刊ポスト、曽野綾子さんの一文

 世の中の週刊誌は、どれも地震を特集で取り上げていますが、その論調は当然様々です。今週初めに店頭にならんだ週刊誌は震災からある程度時間があったため、しっかりとした取材に基づいた記事や、知識人の原稿などが掲載されていて、内容なあるものが多いです。
いわゆる現・ポス、「週刊ポスト」「週刊現代」は定期連載もの以外は震災特集ともいいっていいほどの内容。週刊現代の表紙は、なんと言えばいいのでしょう。迫力あるというか、美しくないというか。でかい文字が表紙の半分くらいを占めています。方や、週刊ポストは自衛官が赤ん坊を抱く写真に大きく「日本を信じよう」という文字が目をひきます。
「AERA」は防護服をまとった人のアップに「放射能がくる」という衝撃的なタイトル。この脅迫するようなタイトルはどうしたものでしょうか。やり過ぎです。
 読む気がしなくなったAERAはやめて、週刊ポストに曽野綾子さんの一文を読んでみます。「千年に一度の災害」と題されています。冒頭から引用します。
「2011年3月11日午後2時46分に起きた地震が、近年落ち込んでいると言われる日本の凋落に、決定的な追い打ちをかけるか、それとも、長い間の物心両面の沈滞を打破するきっかけなるか、というと、私は後者に望みを託したいと感じている。理由は、日本人がそれに耐えうる国民だからだ」
 最近は老人への箴言が広く受け入れられている曽野さんの、震災後、これからの日本人の辛口のメッセージです。文章の最後にこう書かれます。
「地震が眠りこけていた日本人の怠惰で甘やかされていた精神を揺り動かしてくれれば、多くの死者の霊も少しも慰められるかと思うのである」
 週刊ポストも言っていますが、日本を信じたいと思います。


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2011/03/22

イッセー尾形と米倉斉加年

 地震の影響で中止になるかと思っていたイッセー尾形の公演「イッセー尾形とあの人 今昔二人物語 in にほんばし」が開催され、拝見してきました。この芝居、イッセーとベテラン俳優の米倉斉加年の二人芝居です。イッセーによれば、米倉に申し入れて、実現した芝居だそうです。
 劇団民藝出身の大俳優、御年76歳の米倉ですから、イッセーより17歳も年上。これまでイッセー尾形が演じてきた二人芝居とは趣が違います。例えば小松政夫との二人芝居だと、イッセーが小松を焚きつけて、おもしろさを引き出すという感じ。これに対して米倉との芝居では、米倉の演技が独自の世界をつくっていて、イッセーとの掛け合いができあがっています。米倉の演技の渋みが満点で見応えがありますが、ベテラン俳優と対して、自分の演技をするイッセーもすごいものです。
 会場ではイッセー特製の手ぬぐいをいただきました(後援会委員にくれたようです)。そこにはこの公演の入場料から義援金を差し上げるとありました。イッセー尾形の公演は、仙台で3回拝見しました。4月に予定されていた仙台公演、5月に予定されていた福島公演は残念ながら中止になってしまいました。イッセーさん、現地が落ち着いたらぜひ公演にいってあげてくださいね。

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2011/03/21

東北地方のミュージアム状況

 首都圏の美術館、博物館では、地震による一時休館していましたが、先週末から少しずつ再開してしています。しかし、東京国立博物館のようにまだ再開の予定が決まっていないなど、その影響は小さくないようです。
 東北地方のミュージアムの被災状況はどうなのか。地震直後に、ミュージアムの被災状況の情報共有サイトが作成されています(私もささやかに情報を提供させていただきました)。
東日本ミュージアムの被災状況、救援状況
 いくつかのミュージアムを調べてみると、岩手県立美術館が先週18日から再開していますが、青森県、宮城県はまだ再開していないところが多いようです。たとえばせんだいメディアテークは、ネットで広まっている写真をみると天井が落ちているところもあり、復旧には時間がかかりそうです。
 アートという点でみると、アーティスト、クリエイターによる被災地のためのチャリティー支援の活動団体「ACT FOR JAPAN」が立ち上がっています。ACT FOR JAPAN(FACEBOOKのLINKのため、ログインしないとみられなかもしれません)
 被災地のために何ができるか。知恵を絞らなくてはいなけないと、自らに言い聞かせました。

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2011/03/20

学位授与式の中止、対応は様々

 首都圏の大学での卒業式中止が相次ぎ、わが大学院でも(学部での卒業式にあたる)学位授与式が中止になりました。この学位授与式で研究科を代表して学位記(この言葉も初めて知りました)を学長さんからもらう係になっていました。そのため、リハーサルとかで式の開始1時間前に行かねばならず、ちょっと面倒くさいと思っていたので、個人的には良かったところです。
 ちょっと気になるのは、学位授与式の中止についての連絡が保証人(女房になってもらっています)にははがきできているのに、本人にはないこと。情報は大学のウエブサイトで掲示されているだけ。なんらかの事情でウエブサイトをみられない人はどうするんだろう。
 卒業式、学位授与式の中止の対応方法は、大学によってさまざまです。慶應義塾大学では「代表学生への学位記授与や塾長式辞、教職員代表祝辞等の様子を、3月29日(火)11:00より慶應義塾公式ウェブサイトから動画配信します」としています。中央大学の同じくインターネットで配信。これがいちばんスマートなやり方だと思います。
 大学キャンパスで卒業証書、学位記を渡す方法の大学が大半ですが、明治大学は卒業証書、学位記をすべて郵送に切り替え。学生の身の安全を考えると、これがいちばん。
 さて、青山学院大学は授与式が予定された日にしか取りにいけないようです。さもなくば郵送。でも、学生証を返却しなくてはならず、キャンパスにいったほうが都合がいい。何日か受け取り期間を設けてくれないでしょうかね(他の大学はそうしてます)。
 次の大学での悩みどころは、入学式の実施です。4月から慶應義塾大学にいくのですが、入学式はいまのところ中止にはなっていません。早稲田大学はすでに中止を決定しています。いまの状況だと、入学式実施も難しそうですね。どうなるんでしょう。

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2011/03/19

いわて銀河プラザと高校生募金活動

 東京には県のアンテナショップがいくつもあります。そのひとつ、東銀座にある「いわて銀河プラザ」に昨日いってきました。休業かと心配したのですが、無事営業していました。さすがに店内の品物は少なくなっていましたが、店員さんは元気でした。

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 これもささやかな支援になればと、お酒(酒飲みはしょうがないな)、かもめの玉子を買ってきました。
 店の前で高校生らしき若者が募金活動をしていました。首都圏にある高校の生徒会メンバーで結成された有志団体で、アンテナショップでの募金が発端で、20校以上の学校の学生が参加しています。もちろん、募金させてもらいました。
 ツイッターでも情報を発信しています。

Bokin

 募金はアンテナショップ経由で岩手県災害義援金募集委員会に送られます。この3連休も活動するとのことですので、機会があるかたは協力してあげてください。

続きを読む "いわて銀河プラザと高校生募金活動"

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2011/03/18

元気になってくださいね

 このブログを始めてから6年8ヶ月。ほぼ毎日更新していますが、そのうち3年9ヶ月ほどが仙台に住んでいたときのものです。かつては「単身赴任 杜の都STYLE」というタイトルだったんですよね。
 仕事の内容から、宮城、岩手の太平洋沿岸にはあまりいく機会がなかったのですが、プライベートを含め何回か訪れています。どこも美しい自然の素敵な土地でした。
 まもなく最初の地震発生から一週間経ちますが、現地がかつてのように一日も早く復興することを祈り、皆さんが元気になることを願って、そのいくつをリンクで改めて紹介します。

仙台から電車で約1時間の石巻。石ノ森章太郎の出身地で、ちょっとレトロなところもありました。
石巻の旅1:親が楽しめる石ノ森萬画館
石巻の旅2:ミンク鯨の寿司が美味
石巻の旅3:ディープな2つの映画館
塩釜には新鮮な魚介を買うことができる市場があります。ウエブサイトが更新されているので、市場そのものは無事だったようです。
新鮮な魚介を買うなら塩釜仲卸市場
仙台からはかなり遠い釜石。いい街です。
釜石へ

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2011/03/17

塩竈の浦霞

 東北地方は地酒の宝庫です。近くのスーパーにいったら「浦霞」を見つけ、買ってきました。酒元は佐浦で、宮城県の塩竃市にあります。「無事かな」と思いつつ、家に帰ってウエブサイトを見ると、社員の方は全員無事、蔵の建物には一部被害があったとのことですが、甚大な被害ではないようです。
 浦霞は宮城の日本酒ではいちばん広く知られているのではないでしょうか。首都圏でも比較的手に入りやすいお酒かもしれません。最近、地酒を家ではほとんど飲まなくなってしまったのですが、(酒飲みの戯言ですが)これも復興へのささやかなお手伝いとして、一升瓶を買わせていただきました。
 今回被害が大きかった太平洋沿岸には、他にも酒蔵があります。釜石、石巻などの酒蔵は大丈夫なんでしょうか。無事をお祈りします。

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2011/03/16

地震に対する大学の対応

 昨日、大学から院生の安否を至急確認したいという旨の連絡がありました。院生会という学生の自主組織があって、そこの会長をやっているためです。主に学事、授業について連絡するため、院生の連絡先(メルアド)を管理しています。ただ、個人情報保護の点から全員にメールアドレスの提出を求めることはできず、連絡先がわからない人もいます。
 このような有事に、学生の自主組織に安否確認の依頼することはかなりおかしなことです。大学で連絡先は把握していないのでしょうか。大学の依頼に「計画停電で大学のデータへのアクセスが止まっている」ともありました。危機管理ってこの程度なのかと、ちょっとあきれました。ウエブサイトの内容もどうかな、という表現。このように書くのがベターでしょう。
 この大学だけのことかと思い、ほかの大学を見てみましたが、掲示されている情報は様々。その中で、明治大学のサイトに掲載されていた「【重要】東北地方太平洋沖地震に伴うボランティア活動について」は重要かつ明確なメッセージです。ボランティアセンターという組織があるんですね。
 このたびの地震に対する各大学の対応を比べると、危機管理への姿勢が垣間見えてとても興味深いものがあります。大学という組織はどのように運営されているのかを考えさせられました。

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2011/03/15

買いだめはやめなよ

 地震の支援としての最低限しなければいけない節電。テレビの視聴は最低限にして、情報はFMラジオからに。また、パソコンの使用も、仙台の知人の安否確認を行うことを中心に、最低限にしようと努めています。Twitterも原発事故の憶測、批判、犯人さがしのつぶやきが溢れ、読む気がなくなりました。
 今日、10時前から計画停電の予定だったのですが、うちのエリアは急遽対象外になりました。そこで近所のスーパー(碑文谷のダイエー)に買い物に出かけました。母親が欲しいものがあることもあり、行ったのですが、すごい状況です。
 食料品の棚は、がらがらなところが散見されます。米、牛乳は全滅。11時すぎでしたが、レジは長い列。並んでいる人をみると、中高年の女性が大半。それにその旦那連。駐車場は混んでいなかったので、近所の人たちでしょう。
 私は女房に頼まれたものと切れてしまった焼酎だけを買ったのですが、レジを終わったときには、列は短くなっていました。おばさん連中は開店と同時になだれ込んで、欲しいモノを買い込んだのでしょう。ほんとに必要なものだけを買って欲しい。買い物を済ました人をみると、マイバッグを大半が持ってきいない人たちで、年配なのに節約の意識が高くないことにもちょっと驚きます。
 高校生のときでしょうか、石油ショックで買い占めが社会問題となりました。そういえば、ドラッグストアではトイレットペーパーを買う人で列ができていました。
 そんなたくさん買っても、しまっておくところないでしょう。おばさん、おじさんたち、買いだめやめて欲しい。ひどい中高年が一握りであることを願います。

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2011/03/14

情報との向き合い方

 地震についての情報をどのように取っているのかは、もちろん人様々です。テレビ、ラジオ、Twitter、ウェブサイトサイト・・・・・・。最近は、マスメディアの凋落、そしてソーシャルメディアの拡大が語られ、マスメディア不要という極論もあります。先週のNHKクローズアップ現代では、「テレビはいらない?!~急成長するインターネット放送~」と題してにこにこ生放送とのコラボ番組をやっていました。
 このたびの地震は、日本におけるTwitterが初めて経験する大規模な情報流通ではないでしょうか。Twitterはこのような危機的状況でどこまで正確で、求める人にとって必要な情報が発信できるのか。まだ結論はでていません。
 地震発生直後Twitter上で拡散した(拡散という言葉も、初めて知りました)コスモ石油千葉製油所の爆発炎上に対するデマ情報。もともとはチェーンメールが発信元で、Twitter上でもリツイートされ広がっていったようです。Twitterの利点であるリツイートの使い方を適切にやらないと、とんでもない情報が広く流れてしまうということです。
 Twitterのタイムライン上のつぶやきは、多くは2次情報であるということを忘れてはいけないと思います。地震情報では、自治体が情報発信を行っていますが、この情報以外は安易にリツイートしないほうがいいでしょう。
 地震情報で改めて感じたのは、テレビ、ラジオの情報力。映像情報を含めた取材に基づく情報の力は圧倒的です。この地震情報伝達の経験から、メスメディアとソーシャルメディアのそれぞれのできること、役割などがいづれ議論されることでしょう。
 なにより大切なのは、メディアからの情報を自分の視点、考え方で取捨選択する力(メディアリテラシーと言えばいいでしょうか)をつけることだと思います。
 

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2011/03/13

少しずつ

 仙台に仕事で4年住み、東北各地にいっていたので、テレビに映し出される光景には目を覆いたくなります。勤務していた会社の方、仕事先の方など多くの知人が東北各地におられます。
 昨日、運良くつながった携帯、メール、FACEBOOKなどで何人かの方と連絡がとれました。まだ連絡が取れない方も無事だと願っています。仙台市のかたによれば、昨日夜遅くにやっと停電が解消したとのこと。大変だと思います。
 こちらでは、やれることを少しずつでやっていくしかありません。被災者、そして救援に当たられる方の無事をお祈りします。

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2011/03/12

お見舞い申し上げます

 地震に遭われたかたにこころよりお見舞い申し上げます。
 まだ詳しい情報は入っていませんが、皆様のご無事を心よりお祈り申しあげます。

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2011/03/11

さよなら、コント55号

 確か小学校5年か6年の頃です。フジテレビの夜の番組で見たコント55号のことを思い出さします。ホントに面白かった。まさしく衝撃です(その当時映像が残っていないようで、残念)。
 体当たりの演技をした坂上二郎さんが亡くなりました。コメディアンの歴史が、またこの世を去りました。歌もうまく、演技者としても一流だったのですが、坂上二郎さんの才能の本質は萩本欽一とのコンビで発揮されていたと思います。欽ちゃんの素敵な言葉。
「何がいいって、ケンカしたことないんだよ。打ち合わせをすると文句も出るかもしれないけど、(55号のコントは)全部ぶっつけですから。同じコントはできない。だからスリルがあって、1番燃えた。素晴らしい相棒というか」(SANSPO.OOM)
 芸能評論家、高信太郎さんのコメント。
「二郎さんは芸人、萩本さんは演出家。二郎さんは芸人だから演技がうまい。萩本さんは二郎さんが思いつかないアイデアを出した。萩本さんが二郎さんに無理難題をふっかけて、二郎さんができないことを必死にやる姿がうけたんですね」(SANSPO.OOM)
 もう、コント55号が見られないのはちょっと寂しいです。ご冥福をお祈りします。


 

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2011/03/10

大学院修士課程が修了

 巷の卒業を控えた大学生にとっては落ち着かない季節です。無事卒業できるか、なんて心配をしている人も多いのでは。大学院では卒業とは言わず「修了」といいますが、青山学院の大学院では昨日修士課程修了者の発表がありました。いまどきは、ネットでの発表なんですよね(武蔵美は確か手紙で連絡がきた記憶があります)。
 無事、修了できることになりました。ネットで成績を見ることができて、修了のために必須の修士論文も合格していました。修士学位というのが授与されます。実感ないですがね。
 あらためて振り返ってみると、2年間でとった科目授業の数は22。取得単位が48。修了のために必要な単位は36ですから、それよりはかなり取ってしまったんですね。GPAとやらは 3.79166。お世話になった方に感謝いたします。
  さて、次のこと決めなくてはいけないな。いつまでプータローでは許されません(苦笑)。

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2011/03/09

写真表現の多様さを感じる写真美術館

 昨日、大学まで出かけた帰りに恵比寿の写真美術館によってみました。久しぶりです。この日、来場500万人達成記念とかで、入場無料です。ラッキーでした。開館から16年余りで500万人、年間31万人ほど。写真の専門美術館としては健闘していると思います。
 現在開催されている3つの企画展をみると、写真という表現の多様さを感じることができます。「APAアワード2011
第39回社団法人日本広告写真家協会公募展」、「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史」、「芸術写真の精華 日本のピクトリアリズム 珠玉の名品展」がその3つ。内容を乱暴にまとめると、広告写真、大昔の写真、絵画表現を目指した写真というところでしょうか。
「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史」では、全国のミュージアムで所蔵する幕末~明治期の写真・資料が多く展示されています。古い写真ってこんなたくさんあるのに正直驚きました。「芸術写真の精華 日本のピクトリアリズム 珠玉の名品展」では、絵画を模倣した写真「ピクトリアリズム(絵画主義)」の名品を展示、具象絵画のような表現は、写真という新しい表現手法で絵画を描こうとした試みを見ることができ、とても面白いです。「APAアワード2011第39回社団法人日本広告写真家協会公募展」は、まさしく今の広告写真。日本の広告写真って、やはりすごいなと思います。心に響く写真があります。
 写真という技術を使って、人間は様々な表現をしてきたことの一端を知ることができます。ここが写真の面白いところなのだろうな、と思いながら美術館を後にしました。

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2011/03/08

ホテル仙台プラザ閉館というニュース

 昨日の日経新聞で知ったのですが、仙台の老舗ホテルであるホテル仙台プラザが今月25日で閉館だとか。記事の表現によれば
「同ホテルは宮城県庁近くに立地している。建物は地上15階地下2階建てで、客室数は177室。1975年に東北初の都市型ホテルとして開業し、これまで天皇陛下をはじめ要人の宿泊・宴会に利用されてきた」
 とあり、仙台では有名なホテルです。
 このニュースを河北新報の記事で見てみると、閉館していたのはホテル仙台プラザだけではありません。
「同市中心部では、JR仙台駅前の仙台ホテルが2009年末で営業を終了。昨年11月末には仙台エクセルホテル東急も閉館しており、仙台の観光や経済を支えてきたシティーホテルがまた一つ、姿を消すことになる」
 仙台ホテルもエクセル東急ホテルもないんですね。知りませんでした。高級なホテルで残っているのは、メトロポリタン、仙台国際ホテル,ウェスティンホテル仙台 くらいでしょうか 。
 最近のホテル宿泊費は、低価格化の競争です。仙台でもビジネスホテルでは朝食付きで5000円以下で泊まれます(楽天トラベル見てみたら、最安値2500円~なんてありました)。ここに高級感のあるホテルが対抗していくのは厳しいでしょうね。景気が良くない中、宴会もかつてよりは減っているでしょう。
 ホテル仙台プラザの場合は経営判断が適切でなかったとの見方もありますが、その背景にはやはり地域の経済状況の悪さが影響しています。東京にいるとわかりにくいことですが、地方の景気はほんと良くない。内閣はいつまでも迷走してないで、早くなんとかして欲しいです。

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2011/03/07

「セゾン文化」とは

 確か、昨年の10月頃に買って読み始めたのですが、なぜか読む進むのが遅く、やっと読み終えた『セゾン文化は何を夢見た』(永江朗著)。本書はセゾングループにいた著者が、セゾンに深く関わったキーマン達にインタビューしていくことにより、セゾン文化とは何かを描いたものです。
 かつて「不思議、大好き」「おしいい生活」といったコピー(糸井重里さん作ですね)で文化を発信した西武百貨店を中心とするセゾングループは、いまから振り返ると何とも謎に満ちています。
 2011年の現在から見ると、よくあんな企業体が存在できたなと思います。デパートの中に美術館(セゾン美術館)を作ってしまういう堤清二の発想と実行力は凄いです。最終章に堤へのインタビューがあり、これは読み応えがあります。辻井喬として作家、詩人としての顔も持つ堤清二。これだけ個性的な経営者は、21世紀にはでてこないでしょう。
 セゾンについて客観的に整理して、まとめた本は少ない。本書は本文に加えて、細かい注が付けられていて、資料としての価値が高いものがあり、今後のセゾン研究にも役立ちそうです。20世紀に存在した希なる企業体セゾンをしる格好の道しるべともなる一冊です。
 
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2011/03/06

イーグルス in Tokyo Dome

「ホテル・カリフォルニア」というアルバムを買ったのは、確か大学2年の時だったでしょうか。見開きのジャケット内側の写真が印象的でした。その時からすでに四半世紀近くが経ちましたが、イーグルスが日本にやってきました。東京ドームでのコンサートは、オジサン、オバサン達で満員です。ツイッターで検索してみたら、「親がイーグルスのコンサートに行ってしまった」というつぶやきがいくつもあって笑ってしまいました。
 来日したのは、グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ジョー・ウオルッシュ、ティモシー・B・シュミットの4人。「ホテル・カリフォルニア」のメンバーであるランディ・マイズナーではなく、後ほど参加したティモシーが加わっている解散時の構成です。
 メンバーも若くないし、そんな長時間のコンサートはないだろうなと思っていたのですが、予想を覆して途中20分ほどの休憩を挟みながら、3時間あまりの熱演を聴かせてくれました。コンサートはバックバンドが10人ほどはいたでしょうか。イーグルスというロックバンドのコンサートというより、イーグルスバンドのコンサートといった趣きです。
 しかし、いいですね。イーグルスサウンドの特徴は、メロディラインの美しさにあります。当時はAORとも言われましたが、まさしく優しいロックサウンドです。
 コンサートでは、アンコールにやるだろうと予想していた「ホテル・カリフォルニア」をなんと3曲目に披露! アンコールは「テイク・イット・イージー」、知らない曲が一曲あって、最後は「デスペラード」。ドン・ヘンリーのボーカル、やっぱいいわ。ジョー・ウオルッシュのギター、グレン・フライ、ティモシー・B・シュミットのボーカルもいいけど、やっぱりイーグルスはドン・ヘンリーです。
 イーグルスを堪能した3時間、しばし70年代に戻りました。

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2011/03/05

e-tax、広がっているのか

 3月になりやっと確定申告に手をつけ、やっと終えました。毎年、この時期は嫌です。仕事が忙しいところに、3月15日の期限までに確定申告をしないと、お咎め(延納税)なんてのもあるので、どうしてもやらなけれいけない。おまけに税払うわけだし。大変です。今年は違います。今のところ毎日が日曜になので、確定申告も早めにできました。
 この確定申告ですが、昨年からe-Taxでやってます。昨年、e-Taxを始めたときは、準備がけっこう面倒でした。ICカードリーダーを買って、役所で住基カードを作らないといけません。ドライバーソフトのインストールも要ります。ちょっとしたITスキルが必要なレベルでしょうか。
 でも2年目はそれらが終わっているので、予想外にすんなりいきました。ただ、一年に一回しかやらないので、ウェブサイトでしばしば戸惑います。また、パスワードとか識別番号(要はID)などを忘れかけていたり、どこかにしまいこんでいたりで、そのあたりがちょっと困ったところです。しかし、不動産の減価償却とかは自動計算してくれるので、やはり便利。

E_tax

 一時はe-Taxの宣伝、タレント使って大々的にやっていたのですが、今年はそれも見かけません。少しは普及したのでしょうか。ネットで調べると、今年1月に楽天リサーチが行った調査によれば、今年e-Taxでの確定申告はする予定の人は14%だといいます。過去のデータではe-Tax使用者は10%もいません。e-Tax使われていないんですね。
 実際になれてしまうと、源泉徴収票とかを添付する必要も無く、手間がかかりません。でもICリーダーとか住基カードの用意とか面倒ですからね。もうちょと簡易にできるようにしないと、広くは普及しないでしょうね。
 ともあれ、確定申告終わりました。今年ははじめて還付になりました。予定納税とかで事前に沢山払っていましたからね。還付なら、延納税も発生しないので、急ぐ必要もなかったかな。まあ、少しは家計も潤います(苦笑)。


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2011/03/04

東洋経済の「鉄道最前線」

 週刊東洋経済が鉄道特集をやっています。この雑誌の定番企画ですね。今週号で「鉄道最前線」と題して、大々的に記事を展開してます。もちろんビジネス面からのアプローチではありますが、鉄道ファン、マニアをターゲットにしていることは明らか。思わず買ってしまいましたよ(笑)。
 記事はは80ページに渡り、かなり力が入っています。今号はちょっとマニアックな内容が多いと思います。例えば「車両メーカー大図鑑」とか「鉄道支える人・モノ・技術」といった記事を読むと、ほんとよく取材したなと思わせてくれるほど細かく書かれています。でも、これってビジネスマン向けというより、マニア向け?、って感じです。
 ビジネスとして興味深いのは「新幹線の輸出は成功するか」。新幹線のライバルって多いんですね。欧州勢はかなり強力のようです。中国も侮れないようだし。でも、いつから新幹線を輸入するという発想はいつから生まれたのでしょう。今後の展開が期待できそうで、ビジネスとしてとても面白そうです。
 私が大学に入った頃は、鉄道会社に就職なんて考えもしなかったです。まだ国鉄の時代で、超赤字だったし。いつの頃からメジャーになった鉄道。ビジネスでも趣味でも、興味深いようです。
 
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2011/03/03

曽野綾子、『老いの才覚』

 最近、仕事がないので、昼間にスポーツクラブによくいきます(苦笑)。我が家のあたりも高齢化社会なので、スポーツクラブにもご老人がたくさんおみえです。その中には、若者顔負けのマナーがよくないのもいます。
 昨日の日経夕刊書評欄の「ベストセラーの裏側」に、曽野綾子さんの『老いの才覚』が紹介されていました。昨年の秋に読んでいた本ですが、いつの間にかベストセラーになっていたようです。すでに79万部に達しているそうです。
 この本、老人に対する箴言です。帯にこうあります。
「年の取り方を知らない老人が急増してきた! 自立した老人になり人生を面白く生きるための7つの才覚の持ち方」
 スポーツクラブにもいますよ、年の取り方をしらない輩が。読んでほしいな、この本。
 曽野さんの小説を読み始めて30年以上になります。今年9月で80歳になられますが、まだまだお元気のようです。これからも素敵な本を書いていただけることでしょう。
 
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2011/03/02

これがシュルレアリスム

 先月、開催2日目にいったのに書いていなかった「シュルレアリスム展」、いまさらですがちょっと感想を。本物のシュルレアリスムをみせてくれるすごい展示会です。本展は、パリのポンピドゥセンター所蔵作品で構成されています。作品の質が高いのも当然ですが、展示されているアーティストの選択がとても興味深いものがありました。
 そもそもシュルレアリスムとは何なのでしょう。ブリタニカ百科事典によれば、
「超現実主義。第1次世界大戦後、ダダの流れをくみながらその破壊的な性格を否定して建設的方向に転じた文学、美術の革新運動。ブルトンが1924年に『シュルレアリスム宣言』を発表してこの運動を明確なものにした」
 とあります。美術史で勉強した内容を思い出しました。
 美術領域ではシュルレアリスムで作品を表現した画家として、ブリタニカによれば、1925年のグループ展にアルプ、エルンスト、キリコ、A・マッソン、マン・レイ、ピカソ、クレー、ピエール、ロアなどの作品が展示され、その後にタンギー、ダリ、ピカビア、マグリット、ジャコメッティら多数が参加した、とあります。シュルレアリスムに関わったアーティストはこれだけいるんですね。素人な私には、マグリット、デルヴォー、ダリくらいしか思い浮かびませんが、シュルレアリスムはもっと幅広いアーティストを含んでいます。
 展示されている作品をみていて、不思議に感じたのはシャガールがないこと。シャガールこそ、シュルレアリスムでしょ、と思うのですが。調べてみると、アンドレ・ブルトンはシュルレアリスムの先駆者の一人としましたが、シャガール自身は自著で超現実主義者であることを否定しています。それで、出展されていないんですね。納得しました。
 ちょっと長くなってしまいましたが、すごくおすすめの展覧会です。ぜひどうぞ。

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2011/03/01

芸術新潮の岡本太郎特集

 2月26日に生誕100年を迎えた岡本太郎。記念の年ということで、岡本太郎が少しずつ盛り上がっているのを感じます。誕生日の日から始まったNHKのテレビドラマ「TAROの塔」もなかなか面白かったです。来週からは国立近代美術館で「岡本太郎展」が始まります。
 この流れに合わせて今月号の芸術新潮は岡本太郎の特集「岡本太郎を知るための100のQ&A」です。この特集にひかれて久しぶりに芸術新潮を買ってきました。Q&A形式で、岡本太郎の魅力に迫ろうとという企画です。とても興味深い内容で、充実しています。
「人生編」と「表現編」に分かれていて、それぞれ50のクエスチョンとアンサー。人生編は岡本太郎記念美術館館長の平野暁臣さん、表現編は美術評論家の椹木野衣さん、国立近代美術館の大谷省吾さん。どの質問も面白い。
 読んでいて気づいたのは、岡本太郎のことほとんど知らない、ということです。太陽の塔とか、芸術は爆発だ、以上のこと、分かっていませんね。そもそも岡本太郎は画家?それとも彫刻家? そんな分類に入れてはいけないの?
 その答えが少しだけ分かる芸術新潮の特集です。さて、近代美術館での岡本太郎展が楽しみになってきました。

Okamoto_taro


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