イーグルス in Tokyo Dome
「ホテル・カリフォルニア」というアルバムを買ったのは、確か大学2年の時だったでしょうか。見開きのジャケット内側の写真が印象的でした。その時からすでに四半世紀近くが経ちましたが、イーグルスが日本にやってきました。東京ドームでのコンサートは、オジサン、オバサン達で満員です。ツイッターで検索してみたら、「親がイーグルスのコンサートに行ってしまった」というつぶやきがいくつもあって笑ってしまいました。
来日したのは、グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ジョー・ウオルッシュ、ティモシー・B・シュミットの4人。「ホテル・カリフォルニア」のメンバーであるランディ・マイズナーではなく、後ほど参加したティモシーが加わっている解散時の構成です。
メンバーも若くないし、そんな長時間のコンサートはないだろうなと思っていたのですが、予想を覆して途中20分ほどの休憩を挟みながら、3時間あまりの熱演を聴かせてくれました。コンサートはバックバンドが10人ほどはいたでしょうか。イーグルスというロックバンドのコンサートというより、イーグルスバンドのコンサートといった趣きです。
しかし、いいですね。イーグルスサウンドの特徴は、メロディラインの美しさにあります。当時はAORとも言われましたが、まさしく優しいロックサウンドです。
コンサートでは、アンコールにやるだろうと予想していた「ホテル・カリフォルニア」をなんと3曲目に披露! アンコールは「テイク・イット・イージー」、知らない曲が一曲あって、最後は「デスペラード」。ドン・ヘンリーのボーカル、やっぱいいわ。ジョー・ウオルッシュのギター、グレン・フライ、ティモシー・B・シュミットのボーカルもいいけど、やっぱりイーグルスはドン・ヘンリーです。
イーグルスを堪能した3時間、しばし70年代に戻りました。
愛聴版はこれです。
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