巨人コレクター、ハーブアンドドロシー
ちょっと前、NHKのニュースで紹介されていた映画「ハーブアンドドロシー」。渋谷のミニシアターでまだ公開されていて、見てきました。この映画は、アメリカのハーブ・ヴォーゲルとドロシー・ヴォーゲル夫妻が膨大なアート作品をコレクションしてきた過程を追ったドキュメンタリーです。資産家でもなく、実業家でもないふつうの夫婦が、何千点という作品をコレクションしていくことに驚かされます。
集めた作品が膨大になり、ワシントンにあるナショナル・ギャラリー・オブ・アートに2千点以上を寄付をします。またナショナル・ギャラリー・オブ・アートでは、全点を収蔵しきれずナショナル・ギャラリーに入りきれなくなった二人のコレクションを全米50州に50点ずつ寄付するプロジェクト「VOGEL 50×50」も進行中だとか。
映画をみた限りでは、ハーブとドロシー夫妻が集めたのは現代アートに限られているようです。現代アートであれば、高Kない金額でコレクションできます。でも、これだけの点数を集めるのは半端ではありません。その上、質が揃っています。凄いです。
映画は1時間半ほどの短いものですが、作品も沢山みられます。現代アートファンにとってはもおすすめです。
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