メセナフォーラム 2010に参加してみました
今年で企業メセナ協議会ができて20年だそうです。そもそも芸術に関心のない方は(そのほうが多いはず)、メセナ、ってなにと思われるかもしれません。私の復習のために、調べました。
「メセナ」[mecenat]という言葉は、芸術文化支援を意味する、フランス語です。
日本では、1990年に企業メセナ協議会が発足した際、「即効的な販売促進・広告宣伝効果を求めるのではなく、社会貢献の一環として行う芸術文化支援」という意味で「メセナ」という言葉を導入し、一般に知られるようになりました。
企業メセナ協議会では、毎年メセナアワードを企業に授与しています。昨日、その授与式とシンポジウム「創造的で活力ある社会のために」があり、参加してきました。シンポジウムの内容は、パネルディスカッション。パネリストはこの方々です。
林原 健 ([株]林原 代表取締役社長)
矢崎 和彦 ([株]フェリシモ 代表取締役社長)
鷲田 清一 (哲学者/大阪大学総長)
福原 義春 (企業メセナ協議会会長)
シンポジウムそのものは、パネリストが自分の話したいことを話して(みなさん長ですから)、結論めいたものもなかったです。ちょっと肩すかしかな。
いま、メセナをする企業は増えているのでしょうか。この景気の影響をうけていないのでしょうか。そんなところが聞きたかったのですが・・・・・・。
会場の東商ホールは、半分くらいしか席が埋まっていませんでした。企業メセナ、あまり熱いものを感じなかったのは気のせいでしょうか。
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