SONYの電子書籍端末
元年といいつつもうひとつ盛り上がりに欠けている感がある電子書籍ですが、昨日SONYから書籍端末の発売が発表されましたね。
「ソニーは25日、電子書籍が読める携帯端末「リーダー」を12月10日に国内で発売すると発表した。欧米など13カ国で販売している製品の日本語版で、初年度に30万台を販売し、2012年に電子書籍専用端末で国内シェ50%を確保したい考え。電子書籍を配信するサービスも同時に開始し、まず小説や実用書など2万冊分をそろえる」(日経新聞 11月25日電子版)
配信する電子書籍は2万冊。かなりの冊数を揃えたと思います。ちなみにアメリカのアマゾンでは75万冊を配信しています。肝心の価格ですが、
「画面サイズが5型(店頭想定価格は2万円前後)と、6型(同2万5千円前後)の2種類を家電量販店などで売り出す。内蔵メモリーに約1400冊分の書籍を収納でき、重さは155グラムと215グラム。文庫本ほどのサイズで片手で持てる」(日経新聞)
国内販売用としてはこの金額設定は妥当なのかな。1万円台にして欲しかったところですが、原価的に無理なんでしょう。アマゾンのkindleは6インチ、WI-fiのみのモデルが139ドルです。
SONYとしては1年間で30万台売りたい、といってます。気になるのは日経新聞の扱いが小さいこと。どうしたんだろう。私としては、ガラパゴスに期待しているのですが、なかなか発表になりません。これもどうしただろうな。
電子書籍元年もあと1ヶ月です。
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