エルトン&レオン・ラッセルのアルバム
アマゾンのサイトでぶらぶらしていたら、見つけたのがちょっと驚きのアルバム。エルトン・ジョンとレオン・ラッセルのデュエット作品「UNION」です。レオン・ラッセルって、まだ健在だったんだ、というのが正直な感想です。中学校の頃だったかな、「タイト・ロープ」きいたの。それ以来、アーティストとしてのレオンとは接していません。他のアーティストがカバーした「ソング・フォー・ユー」(カーペンターズ)や「マスカレード」(ジョージ・ベンソン)の方をよくききました。
そんなレオン・ラッセルがエルトン・ジョンとの共演でアルバムを作りました。正直いって予想を上回っています。最近のエルトンは、さすがに高音がでなくなって、かつての甘く、澄んだボーカルがきこえず、アルバムから遠ざかっていたのですが、このUNIONではかなりいいです。往年と比較してはどうしようもないですが、味わいのある唄を聴かせてくれます。また、レオン・ラッセルは私の記憶にある歌声とあまり変わっていない気がします(そんなことはないのですが)。
アルバムには全16曲が収録。曲はエルトン・ジョンとバニー・トーピンのお馴染みのコンビ作の他にレオン・ラッセル単独の作品や、エルトン+レオン作の曲もあり、興味深いものがあります。
レコード会社のWEBに、エルトンのこんなコメントがありました。
「今も活躍中の偉大なミュージシャン達は、みんなレオンに憧れているんだ。グレース・ジョーンズや、ポール・マッカートニー、それからスティーヴィー・ニックスも、僕らのレコーディング中、レオンに会うためスタジオにやって来たんだよ」
すごいですね。 オールドファンには是非ともおすすめの1枚です。
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