ノラ・ジョーンズの才能に驚くアルバム
ノラ・ジョーズのちょっと変わった新作アルバムが出ましたね。ノラが他のアーティストとこれまでに共演した曲を集めた「FEATURING NORAH JONES」という一枚。国内盤には「ノラ・ジョーンズの自由時間」と洒落たタイトルが付けられています。
ノラの才能は、ちょっと外れたことをやるときに、はっきりわかる気がします。彼女の音楽を構成している要素があらわになって、「こんなことから音をつくっていたのか」なんてことがわかります。もう6年ほど前にでたライブDVDを見たときにも感じましたが、このアルバムでもいろいろなアーティストと共演していて、ノラの本質みたいなところが聴けます。
全曲、発表済みのものですが、ノラのアルバムにはいっていたものも多く、初めて聴く曲が大半です。なにより楽しかったのは1曲目のリトル・ウィリーズとの「ラブ・ミー」。エルヴィス・プレスリーのヒット曲ですが(57年頃だったかな。「ラブ・ミー・テンダー」とは違います)、こんな曲をノラガお気に入りとは。ノラはこうコメントしています。
「私にとって、それが有名か否かに関係なく自分が誇りに感じている曲をこのコンピレーションに収録することが重要だったわ」
愛聴盤になりそうです。
| 固定リンク | 0
コメント