2010/11/30
12月発売とされていながら、詳細が明かされていなかったシャープの電子書籍端末「ガラパゴス」の発売が12月10日と発表されましたね。シャープはガラパゴスに「メディアタブレット」という名称を与えています。ガラパゴスは、2種類。日経新聞の表現では、
「雑誌の誌面が見開きで読める10.8型画面の端末を5万4800円、持ち運びが便利な5.5型画面の端末を3万9800円とする」
10.8インチ液晶はiPadをターゲットにつくられたものでしょう。5.5インチはソニーのSONYのリーダーと同様なサイズですが、SONYは白黒画面に対してシャープはカラーです。10.8インチガラパゴスの値段設定は微妙です。iPadの16GB、Wi-Fi専用モデルが48,800円です。これよりは高い。ガラパゴスのメモリー容量が仕様になぜかない。どうしてでしょう。
電子書籍端末としてみた場合、配信される本の数はひとつの重要なポイント。ガラパゴスは2万冊で、先日発表したSONYと同じですね。昨日のプレスでは作家の平野啓一郎を配信するという目玉が発表されています。コンテンツをどこまで揃えられるかが、当然ですがこの端末の成否を左右するのはいうまでもありません。
でも、ガラパゴスくん欲しいな。ザウルスのころからシャープの端末にはひかれるものがあるんですよ。12月3日に予約開始だそうですが、どこまで人気になるのでしょう。とても気になります。
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2010/11/29
ノラ・ジョーズのちょっと変わった新作アルバムが出ましたね。ノラが他のアーティストとこれまでに共演した曲を集めた「FEATURING NORAH JONES」という一枚。国内盤には「ノラ・ジョーンズの自由時間」と洒落たタイトルが付けられています。
ノラの才能は、ちょっと外れたことをやるときに、はっきりわかる気がします。彼女の音楽を構成している要素があらわになって、「こんなことから音をつくっていたのか」なんてことがわかります。もう6年ほど前にでたライブDVDを見たときにも感じましたが、このアルバムでもいろいろなアーティストと共演していて、ノラの本質みたいなところが聴けます。
全曲、発表済みのものですが、ノラのアルバムにはいっていたものも多く、初めて聴く曲が大半です。なにより楽しかったのは1曲目のリトル・ウィリーズとの「ラブ・ミー」。エルヴィス・プレスリーのヒット曲ですが(57年頃だったかな。「ラブ・ミー・テンダー」とは違います)、こんな曲をノラガお気に入りとは。ノラはこうコメントしています。
「私にとって、それが有名か否かに関係なく自分が誇りに感じている曲をこのコンピレーションに収録することが重要だったわ」
愛聴盤になりそうです。
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2010/11/28
通っているスポーツクラブで、走ろう会みたいなのがあって、午前中駒沢公園のジョギングコースを久しぶりに走ってきました。昨年くらい、確か工事中で走れない部分があったのですが、いまはすっかり整備されていました。ここのコースにしばらくぶりにきて感じたのは、やっぱりジョギングはブームなのね、とうこと。
ジョギングコースを走っている人が以前より増えているのはもちろんですが、特に女性ランナーが多いですね。しれと、団体で走っている人達がいます。それも人数は20人以上。高校の若者みたいにまとまって走っています。ホノルルマラソンが近いので、その練習でしょうか。
一緒に走った方と話していて、その方はランニング歴2年半くらいとのことですが、「昔はマラソン大会が定員で締め切られることなんてなかったんですよ」と言ったら驚かれました。今は、ランニング専門のネットやランナーズといった専門誌でかなり前からチェックしておいて、申し込み開始日に申し込む勢いでないと参加できないとか。
ここまでジョギングがブームになるとは予想してませんでしたよ。私にとっては、ジョギングは密かな楽しみの方がよかったのですが。今のブームはちょっと驚きです。
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2010/11/27
昨日、世田谷美術館の資料を見に、世田谷区立の図書館に出かけました。美術館で毎年発行している「年報」が必要になり、それが玉川台図書館にあるので、そこまで行きました。以前もここの図書館にいったのですが、閲覧室も満席ということはなく、資料をゆっくり見ることができるところです。
出かける前にパソコンで世田谷区立図書館のウェブサイトをみていたら、あることに気がつきました。それは、貸出できる冊数です。サイトにこうあります。
「各図書館ごとに、図書・雑誌は合計5冊まで、CD・カセットは合計3点まで借りられます」
これって、図書館が違うと別に5冊借りられるってこと? 玉川台図書館の方に尋ねたら、「そうです」との返事。世田谷区の図書館は本を貸出カードを作るために、地元に住んでたり、働いていたりという条件がないので、奥沢の図書館をよく使っています。目黒区に無くても、世田谷区にある、ということもあり、活用していたのですが、貸出冊数が5冊と思い込んでいて、そこが不便だなと感じてました。
目黒区は20冊なので、かなり使いでがあります。世田谷の図書館は全部で17館もあるので、最大85冊まで借りられるわけです(そんなことはできませんが)。早速5冊借りてきました。必要箇所をコピー取るつもりでいたので、とても助かりました。本はメールで予約すれば、どの図書館でも受け取れます。最大85冊ということはないですが、上手く使えば資料を手元に置くことができます。
大学の図書館もそこの学生でなくても使えるところは多いですが、問題は貸出が出来ないことです。必要な資料をそのたびにコピーとるのも、時間、お金がもったいない。本をどのようにして借りるか、というのも勉強には大事なポイントです。公立図書館の活用も頭を使ってやった方がいいようです。
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2010/11/26
元年といいつつもうひとつ盛り上がりに欠けている感がある電子書籍ですが、昨日SONYから書籍端末の発売が発表されましたね。
「ソニーは25日、電子書籍が読める携帯端末「リーダー」を12月10日に国内で発売すると発表した。欧米など13カ国で販売している製品の日本語版で、初年度に30万台を販売し、2012年に電子書籍専用端末で国内シェ50%を確保したい考え。電子書籍を配信するサービスも同時に開始し、まず小説や実用書など2万冊分をそろえる」(日経新聞 11月25日電子版)
配信する電子書籍は2万冊。かなりの冊数を揃えたと思います。ちなみにアメリカのアマゾンでは75万冊を配信しています。肝心の価格ですが、
「画面サイズが5型(店頭想定価格は2万円前後)と、6型(同2万5千円前後)の2種類を家電量販店などで売り出す。内蔵メモリーに約1400冊分の書籍を収納でき、重さは155グラムと215グラム。文庫本ほどのサイズで片手で持てる」(日経新聞)
国内販売用としてはこの金額設定は妥当なのかな。1万円台にして欲しかったところですが、原価的に無理なんでしょう。アマゾンのkindleは6インチ、WI-fiのみのモデルが139ドルです。
SONYとしては1年間で30万台売りたい、といってます。気になるのは日経新聞の扱いが小さいこと。どうしたんだろう。私としては、ガラパゴスに期待しているのですが、なかなか発表になりません。これもどうしただろうな。
電子書籍元年もあと1ヶ月です。
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2010/11/25
MCDNという団体があります。Museum Career Development Networkの略で、慶應の岩淵教授が中心となって立ちあげたもので、団体名をそのまま理解すると、ミュージアムで仕事することを開発するネットワーク組織でしょうか。ここに団体のミッション・ステートメント があります。
そのMCDnが主催したイベント「アートと民主主義、そして日本の未来」が昨晩、市ヶ谷の法政大学で開催されました。かなり大きなテーマを想像させるタイトルですが、それだけのスピーカーが登壇した充実した内容でした。スピーカーを紹介すると、
・荒川裕子さん(法政大学キャリアデザイン学部教授) 西洋美術史、文化組織マネジメント
・上山信一さん(慶應義塾大学総合政策学部教授) ミュージアムマネジメント、地域再生、経営戦略、行政評価
・内山融さん(東京大学大学院総合文化研究科准教授) 日本政治、比較政治研究
・金山喜昭さん(法政大学キャリアデザイン学部教授) 博物館学
・斉藤淳さん(イェール大学政治学科准教授) 日本政治、比較政治経済学
・渡辺真也さん(インディペンデント・キュレーター) 現代美術
と所属だけで判断してはいけないのですが、多様な方々から参加されています。
内容は、いま各地でブームのようになっている地域のアートプロジェクト(瀬戸内国際芸術祭とか愛知トリエンナーレがそれにあたります)の問題点をきかっけに、多方面に話題が及討議となりました。予定では、70分のイベントでしたが、実際は2時間行われました。これけのスピーカーなら、3,4時間はできますよね。
会場には60人以上の人が参加、USTREAMでも中継がされました。アートのことをこれだけ真剣に考えている人達がこれだけいる、というのが正直な感想です。MCDNの今後の活動に期待したいと思います。
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2010/11/24
アマゾンをさまよっていたら見つけたニール・ダイアモンド(Neil Diamond)の新作。よく内容を見ないで注文してしまいましたが、「Dreams」とシンプルで、ある意味ありきたりなタイトルのアルバムは、スタンダード曲のカバー集です。アルバムにあるニール自身のライナーによると、「ロック時代のベストな曲をアルバムにすることをずっと夢見ていました。ついにこのアルバムをリリースすることを決心しました」とあります。
ニールが愛する曲をカバーしたこのアルバム。収められたのは全14曲。オールドポップスファンに向けて、その曲をご紹介しますね。
<Dreams>
1. Ain't No Sunshine
2. Blackbird
3. Alone Again (Naturally)
4. Feels Like Home
5. Midnight Train To Georgia
6. I'm A Believer
7. Love Song
8. Losing You
9. Hallelujah
10. Song For You, A
11. Yesterday
12. Let It Be Me
13. Desperado
14. Don't Forget Me
私にとって聴き馴染みのある曲は半分くらい。知らない曲もあります。
アルバムのBest tuneは5曲目、Midnight Train To Georgiaです。オリジナルはGladys Knight & the Pipsですが、すごくいい。哀愁あふれるニールのヴォーカルが心に響きます。
ロッド・スチュアートが次々とアメリカのスタンダードアルバムを出してますが、そんなのがゴミと思えるニールのスタンダード集です。古めのポップスファンの方、是非聴いてみてください。
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2010/11/23
会社を辞めてはや5週間が過ぎました。早いですね。もう11月も下旬ですから。無職おやじは「今日、会社へいけば、明日は休みだ!」なんて思いも関係なく生きています。
さて、日々なにをしているのか、備忘録的にかいてみようかと。一日中、自由時間、「毎日が日曜日」なんですが、これが意外と忙しい。暮らしの時間を振り返ってみると、大学院の勉強、ジョギング、スポーツクラブでジムトレーニング、それに酒飲み。これでほとんど時間が過ぎています。会社辞める前は、毎週水曜を休日にして、ミュージアム三昧をもくろんでいたのですが、それも叶わず。
大学院の勉強は、その7割くらいが修士論文書きです。もう4週間もやっているのですが、なかなか進みません。もう400字で100枚ほど書いているのですが、内容的にはまだ全体の半分くらいな感じです。どうしてこんなに膨れてしまったのか。論文に手をつけるのがあまりに遅かったので、いかにフルタイムで昼間も書けるとはいっても限界はあります。割り切って「できる範囲で」と思っていたのですが、書き始めるとどんどん量がふえてしまいます。
締め切りは来年1月中旬。これでは、武蔵美の卒論の時と同じで、正月返上になりそうです。いやはや。
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2010/11/22
以前からしばしば新聞チラシが入っていたスーパーマーケット・サミットのネットスーパー。どれほど便利かと、先日会員登録して、初めて使ってみました。全日24時までにウェブサイトで購入の申し込みをすると、翌日届きます。会費は無料。配達料は買い物する金額、配達時間によって違います。今回の買い物では6000円ほど買って、配達時間を11~15時を選んだら105円の配達料でした。
ネットスーパー、どれほど普及してるのか調べてみると、大手のダイエー、ジャスコ、イトーヨーカドーはすでにサービスを始めていました。しかし、配達地域はあまり広がっておらず、ダイエーはうちのそばに大きな店舗があるのにもかかわらず、ネットスーパー対応になっていません。ジャスコは近くに店舗がないので、これも駄目。イトーヨーカドーだけが配達区域に入っています。地元の東急ストアは楽天と組んでやっていました。ちょっと配達料が高いです。
どうやらネットスーパーは発展途上にあるようです。ネットで買い物ができるのですが、あくまでリアルな店舗があってのこと。家のそばに店舗がなければ、ネットスーパーのサービスは受けられないのが現状です。しかし、ネットスーパーだけの店舗を展開するスーパーマーケットもそのうち出てくるでしょうね。買い物の時間、手間が少なくなると、便利ですから。
しばらくは、いろいろなネットスーパーを試してみるのも良さそうです。
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2010/11/21
先日、大学の授業が始まるまえに、先生からある署名を頼まれました。日本芸能実演家団体協議会(芸団協)が行っている文化予算の占める割合を国家予算の、今の0.11パーセントから0.5パーセントにしようという署名活動 です。単純に比較はできないですが、フランスなんか0.86パーセントですからね。ほんと日本は文化予算か少ない。
それに関連したことですが、昨日の日経新聞文化欄に掲載されていた記事によると、日本にも「アーツカウンシル」をつくろうという動きがあるとのこと。そもそもアーツカウンシルの定義が分かっていない私ですが、新聞を引用してしまうと、
「名前の由来となったアーツカウンシルは英国の誇る文化芸術の助成機関。第2次大戦後、経済学者ケインズの提言で生まれた。公的組織ながら政府から独立した存在であり、質の高い芸術の創造を支えてきた」(日経新聞・11月20日)
アーツカウンシルって、ケインズの発案とは知りませんでした。記事によれば、文化庁は来年度から「日本版アーツカウンシル」の試行的な導入を目指すといい、来年度の概算要求に盛り込みました。芸術文化の助成は、芸術文化振興基金がやっていますが、それでは体制として不十分ということを、文化庁もわかっていたんですね。この日本版アーツカウンシルを進めるには、課題もありそうですが、ぜひ実現して欲しいと思います。
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2010/11/20
おじさんにとっていわゆるJ-POPというものはほとんど馴染みがないのですが、倉木麻衣だけはアルバムを買っています。数日前にとどいた新しい「FUTURE KISS」。倉木麻衣だけの方法なのかはよく分からないのですが、アルバムに収められた全13曲のうち、半分の7曲はすでにテレビ番組のテーマソングなどで発表されているものです。
当然、アルバムとしての統一感は明確ではありません。でも、このFUTURE KISSは前作のtouch Me!よりは楽曲がいい感じがします。熱心なファンではないので、どの曲がどれほどいいか、具体的には言えないんですが、アルバムを聴いていると、曲がすんなり体に入ってきて、いい感じです。
初回限定版についているDVDに、倉木麻衣自身が曲を解説する映像が入っているんです。それを見ていると、なかなか天然ですね、この子。まあ、アーティストはこうでなければ、いけません(笑)。しばらくは楽しめそうなアルバムです。
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2010/11/19
昨日はボジョレーヌーボーの解禁日。最近はめったに飲まないワインですが、この日だけは飲まないといけないという妙な感覚で、学校の帰りに買ってきました。渋谷のデパ地下も混んでいそうなので、地元の東急ストアで仕入れました。
ボジョレーの価格動向はネットで話題になっていますが、どのあたりがいいのでしょうね。ワインがまったく詳しくないので、ラベルをみてもわかりません。売り場には900円台から2200円くらいまで、いろいろあります。ツイッターで「ボジョレーは高い方が美味しい」ってつぶやいていたのを思い出し(まあ、あたりまえですが)いちばん高いのを奮発しました。
ボジョレー、どれほどの人が飲むのでしょうかね。ワインはたっぷり在庫していたのですが、バゲットは19時まえなのにすでに売り切れ。やはりみんな、パンとワインなんでしょうか。バゲットは別なスーパーでかろうじてゲットできました。毎日が日曜の私ですから、ボジョレー飲みすぎてしまいました。高いせいか、美味しく感じました。おかげで、ブラタモリ見ながら寝込んでしまいましたよ。年に一回のワインの日でした。
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2010/11/18
山口市には県立美術館があります。先日、ちょっと書きましたが、ここは歴史を感じさせる建物です。1979年開館、設計は鬼頭梓。モダニズム建築で有名な前川國男の設計事務所にいた人です。鬼頭はWEBで調べたところでは図書館のを多く設計しています。
山口県立美術館の建物に入ると、吹き抜けの広々した空間が広がります。前川の設計した美術館、博物館に共通する空間の使い方だな、と思いました。古い、っていわれそうですが、このようま空間は美術館には必要だと思うんですが。
ところで、県立美術館ってどの県にもあるんでしょうか。一度、ちゃんと調べてみようと思っているんですが(そんなに時間かからないのに)、やってません。わかっているのは、島根県、大分県、山形県には県立の美術館はありませんね。大分県はいま計画中のようです。山形県には山形美術館がありますが、これは県立ではなく、地元の新聞、放送局が出資した財団が作ったもの。
山口県立美術館は、落ち着いてみることができる美術館でした。たまには、こんなちょっと古さを感じさせてくれるミュージアムもいいものです。
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2010/11/17
メディアアートという分野(カテゴリー?)は、それがどのようなものを理解して、説明するのが難しいものです。私のたぶんよく理解していません。AV(これも古い表現)やコンピュータを使った芸術表現と言えばいいのでしょうか。山口芸術情報芸術センター(YCAM)は、そのメディアアートを中心に据えて活動をしています。ウェブサイトにはこうあります。
山口情報芸術センター(YCAM)は、展示スペース、劇場、ミニシアター、市立中央図書館を併設する複合文化施設として、2003年11月に開館しました。コンピュータや通信技術などを使ったメディアテクノロジーを共有プラットフォームとして、メディアアート作品の展示、演劇、ダンスパフォーマンスの公演、映画上映、サウンドイベント、ワークショップやレクチャーなどを開催しています。
この文章から少しわかりにくいかもしれませんが、現地にいってここが何を目指しているかが少しわかりました。新しいものを表し、広い世界に伝えるために、メディアアートを選んだということなんですね。絵画、彫刻などの造形芸術を中心に据えたミュージアムではなく、新しいアートでYCAM、そして山口を特徴づけたい、ということでしょう。
先週末から始まったカールステン・ニコライ+マルコ・ペリハンの新作は、映像と音声をテクノロジーを存分に使って、そこにインスタレーションを融合させることによる異次元世界をつくり出しています。このような質の高い表現は東京あたりでもそんなに見ることはできないでしょう。レベルが高い作品だと思います。
山口という地方で、挑戦的な表現展示をしているYCAMのこれからに、期待したいと思います。
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2010/11/16
山口は遠かったです。私にとって中国地方は縁がなかったところです。高校の修学旅行でいったきり(笑)。山口への行き方さえ分からない始末です。ともかく飛行機に乗って行ってきました。
目的は昨日も書いたように・山口情報芸術センター、通称YCAM。東京あたりに住んでると、芸術とか建築に興味がある人でも「名前は知ってるがどんなとこか分からない」というところかもしれませんね。
施設としておおまかにいうと、図書館と多目的に使えるスペースが2つと映画シアターが一つあります。そして、建物の設計が、かの磯崎新さん。
行く前に建物を写真で見た印象は、かなり尖った感を持っていましたが、現物をみてみると、意外とまっとうだな、と感じました。伊東豊雄さんのせんだいメディアテークのほうがずっと尖っています。
建物より中身が大切。このことは明日にでも。
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2010/11/15
昨日から山口にきています。この街は初めてです。目的は修士論文のために山口情報芸術センターの見学です。
iPhone なので、ながなが書けないので、とりあえずは昨日行った山口県立美術館、この建物、モダニズム建築でした。
詳しいことは明日にでも。
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2010/11/14
この前上野の藝大にいったとき、ちょっと時間があったのでアメ横によってみました。店とかちょっと変わっていてちょっと興味深かったのですが、それはそのうち探検するとして。とある店のお兄さんが「松茸、1000円!」って言ってます。もう夕方の6時頃だったので、値下げしてるようです。
松茸、今年は安いってきいてましたが、1000円は安い。4.5本は入っているパッケージです。これは買い、とお兄さんに言うと、別のものをすすめてくれます。値札は6800円のが「2000円でいいよ」 つい買ってしまいました。これです。
国産品です。松茸買ったの何年ぶりだろう。ほんと久しぶり。
昨日の夕食に、女房が松茸ご飯にしてくれました。この香りも久しぶり。松茸って美味しいものなんですね、いまさらですが。ごちそうさまでした。
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2010/11/13
昨日、上野の東京藝術大学まで出かけてきました。建築家の山本理顕さんの講演会を聞くためです。修士論文で山本さんの設計された横須賀美術館を研究対象としていて、論文作成のため参考にさせていただくためです。
残念ながら横須賀美術館のことは話されなかったのですが、有意義なお話をうかがうことができ、とても勉強になりました。2時間にわたる講演会だったのですが、はじめの1時間は山本さんのお話、その後の藝大の先生と山本さんのトークセッションが1時間ありました。藝大の元倉教授、ヨコミゾ准教授(建築家ヨコミゾマコトさんです)、それに非常勤講師のうえださんと山本さんの、これも大変興味深い内容でした。
参加していたのは大半が若い学生でしたが、100人以上はいたでしょう。この講演会は藝大の建築学科主催のもの。藝大の建築科があるなんて、あんまり知られていないではないでしょうか。この講演会は藝大建築学科のウェブサイトに掲載されてます。私は山本さんのウエブサイトで見つけましたが。もっと宣伝してもいいのに、と思いました。こんな講演会が無料できけるなんて、ほんと贅沢です。藝大もいいことやってます。
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2010/11/12
アマゾンのサイトでぶらぶらしていたら、見つけたのがちょっと驚きのアルバム。エルトン・ジョンとレオン・ラッセルのデュエット作品「UNION」 です。レオン・ラッセルって、まだ健在だったんだ、というのが正直な感想です。中学校の頃だったかな、「タイト・ロープ」きいたの。それ以来、アーティストとしてのレオンとは接していません。他のアーティストがカバーした「ソング・フォー・ユー」(カーペンターズ)や「マスカレード」(ジョージ・ベンソン)の方をよくききました。
そんなレオン・ラッセルがエルトン・ジョンとの共演でアルバムを作りました。正直いって予想を上回っています。最近のエルトンは、さすがに高音がでなくなって、かつての甘く、澄んだボーカルがきこえず、アルバムから遠ざかっていたのですが、このUNIONではかなりいいです。往年と比較してはどうしようもないですが、味わいのある唄を聴かせてくれます。また、レオン・ラッセルは私の記憶にある歌声とあまり変わっていない気がします(そんなことはないのですが)。
アルバムには全16曲が収録。曲はエルトン・ジョンとバニー・トーピンのお馴染みのコンビ作の他にレオン・ラッセル単独の作品や、エルトン+レオン作の曲もあり、興味深いものがあります。
レコード会社のWEBに、エルトンのこんなコメントがありました。
「今も活躍中の偉大なミュージシャン達は、みんなレオンに憧れているんだ。グレース・ジョーンズや、ポール・マッカートニー、それからスティーヴィー・ニックスも、僕らのレコーディング中、レオンに会うためスタジオにやって来たんだよ」
すごいですね。 オールドファンには是非ともおすすめの1枚です。
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2010/11/11
もう先週にでたもんなんですが「日経トレンディ」の今月号は、毎年恒例の「2010年 ベストヒット商品30」です。さて、ベスト10だけちょっとご紹介。
1.食べるラー油
2.3D映画
3.スマートフォン
4.プレミアムロールケーキ
5.iPad
6.ポケットドルツ
7.低価格LED電球
8.チンしてこんがり魚焼きパック
9.ハリナックス
10.1杯でしみじみ70個分のちから
9位のハリナックス知りませんでしたよ。針がいらないホッチキス。革新的かもしれないな、と思いながら記事を読みました。
実は昨年もこのベストヒットについて書いているんですが、そのランキングはこれです 。去年、ヒット商品が小ぶりになったと書いたのですが、今年はさらに小ぶりかも。なんたって1位が「食べるラー油」ですから(でもこの食べるラー油を作った桃屋はすごいな。老舗の力って感じです)。
ヒット商品の中で、いちばん高いのはiPadとスマートフォンでしょうか。あとはせいぜい数千円。やっぱり景気悪いっ実感するヒット商品ランキングです。
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2010/11/10
先日、青森にいったときに見つけたちょっと面白いお菓子。「チョコ南部」っていうのですが、これ何? チョコの中に南部せんべいが入っているお菓子です。ここを見てもらうとわかりますが 、構造(?)は、南部せんべい、南部せんべいパウダー、南部せんべいのみみ、それにピーナツをチョコレートでコーティングしたものです。
南部せんべいの堅さとチョコの甘さがほどよい感じで、美味しいお菓子です。中に入っている南部せんべいは専用のものを使っています。売れ残ったものを使っているのではありません。
このチョコ南部を作っているのは岩手屋(正しくは巖手屋と書くらしい)、新商品開発に積極的な南部せんべい屋です。もう6年も前ですが、こんな記事 を書いたことがあります。しかし、南部せんべいとチョコとはなかなかユニークな発想ですね。たいしたもんです。
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2010/11/09
先週は、電子書籍に関する気になるニュースがふたつありました。まずは作家の村上龍が電子書籍会社を設立を設立します。日経の記事によれば、
「村上龍氏(作家)は4日、都内で記者会見し、電子書籍を制作・販売する会社G2010(東京・世田谷)を5日付で設立すると発表した。瀬戸内寂聴氏の新作など他作家の作品を含め初年度は20点を配信。1億円の売上高を見込む。村上氏は「出版社には電子書籍のプロが少ない。(新会社によって)効率的に電子化を進めたい」と語った」
とあります。世の中の経済動向に敏感か人らしい発想だと思います。しかし、「出版社には電子書籍のプロが少ない」て言ってますが、現時点で電子書籍にプロ、アマなんて区別あるんでしょうか。電子書籍について、瀬戸内寂聴は、このようにいってます。
「これは活版印刷が発明されて以来の革命。私は(大逆事件の関係者など)革命家を好んで描いてきたけれど、生きているうちに革命に立ち会えるとは思わなかった」(日経新聞 11月7日「活字の海で」より)
電子書籍が革命か。そうだとすれば瀬戸内さんの言っているとおり、希有な瞬間をみているわけです。そうかな、そこまで大騒ぎなことでないと思いますが。
もうひとつのニュース。紀伊国屋書店が年内にも電子書籍販売サイトを始めるとか。
「電子書籍販売事業への参入を表明していた書店大手の紀伊国屋書店が、電子書籍販売サイト「紀伊国屋書店BookWebPlus(ブックウェブプラス)」を年内にも開設することが5日、分かった」(11月5日 WEB 産経ニュース)
書店も大変です。紀伊國屋はサイトで電子と紙の本をどちらも販売する方針です。
電子書籍、少しずつ動き始めていますが、本格普及はいつのことでしょう。
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2010/11/08
十和田現代美術館は2008年4月に開館し、現代美術をテーマにした地方美術館であり、建物の設計が西沢立衛さんということもあり、結構話題になっていたと思います。美術館の開館から2年たち、美術館の周辺に整備されていたアート作品の設置が終わり、Arts Towadaとしてオープンしました。十和田市の資料では、このArts Towadaの「グランドオープン」としてオープンという言葉を使っています。この意図はArts Towadaがいわば街を建物にしたミュージアムととらえているからです。
その中で、十和田現代美術館はアート作品を集合的に展示する「ハコ」です。ただ、美術館の建物そのものも作品となるように求められて設計されているので、単なるハコではありません。従って、美術館だけをみるのではなく、Arts Towada全体の中で、十和田美術館をみていかないと、その意味は正しく分からないと思います。
しかし、東京からいくのはやっぱり遠い。先に記事にした『観光アート』で十和田現代美術館、青森県立美術館、国際芸術センター青森をセットにして紹介していましたが、この3つを回るのは交通アクセスから考えると丸2日はかかります。十和田の人がちょっと羨ましいArts Towadaです。
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2010/11/07
十和田現代美術館のことを書くつもりだったのですが、昨日の日経新聞の記事がきになったので、そのことをちょっとだけ。お読みになったのは、一部の方だと思いますので、どんな趣旨の記事かを簡単に。日経新聞朝刊文化欄に昨日まで3日連続で「アートを支える人々」というコラム(3回目は全面記事)です。
内容はアートを支え、育てていくやり方が変わってきている姿を、いくつかの実例をレポートしています。第1回めの記事にこうあります。
「自治体の財政難を背景に、アート支援の形が変わりつつある。行政が美術館というハコモノを造り、運営を支える従来型の仕組みが行き詰まり、市民やアーティスト自らが美術活動の担い手として台頭している。『見る』『作る』だけでなく、共にアートを支え合う人々の姿を追った」(11月4日 日経新聞朝刊)
1回目の記事では、大型彫刻やインスタレーションの制作などを補助する人材の養成を目的とする「アートコンストラクター講習会」のワークショップについてと、画廊との契約や著作権管理などの相談に法律家が無料で助言する非営利組織「Arts and Law」の活動について、第2回は個人コレクターの活動をレポート。新潟市の芸術文化施設・砂丘館の個人コレクターの展覧会やコレクター作品を積極的に受け入れる公立美術館について書かれています。3回目では 美術館やギャラリーに頼らず展覧会やイベントを美術家が自ら「仕掛ける」ケースが増えている姿をいくつかの例で報告。また、MCDN(ミュージアム・キャリア・ディベロプメント・ネットワーク)を立ち上げ活動している慶應の岩渕さんにインタビューもしています。
紹介された実際の活動は、初めて知った内容です。どれもアートのためにはとても前向きなすばらしい活動だと思います。現場にはいろいろ努力をされている方がいて、ほんとに頭が下がります。ただ記事を読んで気になったのは、書く側の視点です。あらかじめ結論(行政の施策が行き詰まる中、アーティスト、市民が自らアートを作ろうとしている新たな動きがある)を用意していてそれに合わせて実例を選んで取材しているのではと感じます。
ともあれ、アートの現場は行政、アーティスト、鑑賞者、支援者、それぞれが変わらなければいけないのは事実です。もはや文化支援については大きな政府は望めないのですから。私も何かしなければと、自戒しています。
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2010/11/06
青森県の十和田市まで出かけてきました。昨日も書きましたが、十和田現代美術館を修士論文で研究対象としているため、現地調査と称して1泊の小旅行です。十和田現代美術館の開館は2年半前の2008年4月ですが、今年の4月にアートによるまちづくりであるArts Towada(アーツ・トワダ)がオープンしています。
美術館の周辺、「官庁街通り」にアート作品が置かれています。これを紹介します。
最後の二つの写真は草間彌生作。5つめは美術館の設計者西沢立衛による作品トイレ(実際使えます)です。詳しいことは明日に。
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2010/11/05
昨日から青森にきています。修士論文の調査で十和田現代美術館にいくためです。朝、東京からいくと昼過ぎにしか着かないので、青森市に前泊。
こちら青森では、新幹線全通の話題で盛り上がってます。1ヶ月後の12月4日に新幹線が新青森まで開通するからです。青森駅もリニューアルされてました。でも、街は以前のままでした。
時間がなく県立美術館を見られなかつたのが残念です。
(iPhone からの投稿は大変)
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2010/11/04
修士論文を書くのがぼちぼち本格化してきそうなので、モチベーションアップのため(?)、パソコンの一太郎バージョンアップしました。来年の2月には2011版がでるはずなのに、いま買うのはちょっともったいない、ともお思いましたが、今のが2008版だし、いいかなと。
パソコン版の一太郎を使い始めて、もう10年近く経つでしょうか。一太郎というより、日本語入力のATOKを使うために一太郎買っています。ひとたびATOKを使ってしまうと、マイクロソフトのIMEには戻れません。MACにもATOK入れて使っています。ほんとこの入力システム、優れています。
肝心の一太郎ですが、2010版は「25周年パック」です。四半世紀前から一太郎はあったんですね。25年前にはまだパソコン使っていなかった気がします。まだワープロだったでしょう。そのころ編集の仕事していましたが、現行は手書きでしたね。一太郎の歴史は、とても長いわけです。
いま一太郎は、マイナーな存在かもしれませんが、その機能は優れていて、日々進歩しています。これからも一太郎使い続けますよ。
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2010/11/03
昨日報道されたニュースですが、ラーメンの「桂花」が民事再生法を申請しました。日経の記事では
「熊本ラーメン」の人気店で、東京・新宿や渋谷にも店舗展開する桂花(熊本市)は1日、熊本地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けたと発表した。同社代理人弁護士によると、負債総額は約12億6千万円。全店で営業を継続する」(11月2日電子版)
とあります。
桂花ラーメン、初めていったのいつ頃だろう。もう30年くらいはたっているでしょう。新宿の狭い店は、いついっても列ができていました。まだ、九州ラーメンが東京で広まっていませんでした。個性的でしたね。いつの頃からか、人気店では無くなっていたんですね。仕事してるころセンター街をよく通ったので、路地ぞいにある渋谷の店は、列ができていることはありませんでした。
ニュースをきいたので、昨日大学に行く前に、桂花に寄ってみました。火曜日は「桂花ラーメン」が500円の日です(通常は700円)。これをいただきました。
いつもと同じ桂花のラーメンです。まろやかなとんこつスープに、生煮えかとも感じるコシのある麺。独特ですが、美味しいと思います。好きです。ただ、今の時代にははやらない味かも、とも感じました。桂花ラーメン、これからも頑張って欲しいです。
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2010/11/02
会社を辞めてすでに半月がたちました。ハローワークへいったり、年金の手続きをしたり、健康保険を入り直したり、といった諸処の手続きは先週で、ひとまず終わりました。会社を辞めた後って、なかなか大変、というのが実感です。
さて、毎日が日曜日という状態になって半月。日々何をしているのか。以前もちょっと書きましたが、大学院の研究がけっこうあります。いま修士課程の2年なので、修士論文を完成させねばいけません。まだ会社勤めをしていた8月、9月は仕事が激しく忙しく、論文はほとんど進ませんでした。退職を決めてからは、「会社辞めてから、本腰をいれればいい」なんて考えていました。そのつけが今来ています(苦笑)。
週休1日制にして、毎日論文の制作に取り組む毎日であります。しかしながら、修士論文の壁は高いです。そう簡単にはこえられそうにもありません。昨日も朝から夕方まで書いていました。久しぶりに長い文章書くので、脳が疲れます(笑)。
会社を辞めたら、いろいろやりたいことありました。平日の美術館をはしご。積ん読の本を読破。舞台を見に行く。そして、街歩きして、夕方から酒を飲む。ほんと楽しそうです。でも、いまのところどれも実現していません。いやいや、暇になるのはいつのことか。それより、早く働き口見つけろよ、って声も聞こえます。プータローも、それなりに大変です。
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2010/11/01
日本シリーズ始まっていたんですね。中日とロッテ、土曜、日曜と1、2戦。どちらもテレビの地上波での中継がありませんでした。2戦の結果はさっきNHKの朝のニュースで知りました。地上波で日本シリーズみられないなんて、ちょっと信じられません。
プロ野球を見なくなったのはいつのころからか。日本シリーズは昔熱心に見ました。アンチ巨人だったので、西武を応援して、観戦です。日本シリーズ、いつのまにか、ナイターになっています。私にとっては、日本シリーズはデーゲームです。110月の週末は決まって日本シリーズ観戦でした。日本シリーズ美前に、クライマックスシリーズとか、ややこしいことはじめて、ますます興味がなくなってしまいました。
プロ野球の魅力がなくなっているのか。それともテレビというコンテンツの力が落ちているのか。いずれにしても、全国中継のない日本シリーズ、というのはなんとも寂しい事実です。
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