十和田現代美術館とArts Towada
十和田現代美術館は2008年4月に開館し、現代美術をテーマにした地方美術館であり、建物の設計が西沢立衛さんということもあり、結構話題になっていたと思います。美術館の開館から2年たち、美術館の周辺に整備されていたアート作品の設置が終わり、Arts Towadaとしてオープンしました。十和田市の資料では、このArts Towadaの「グランドオープン」としてオープンという言葉を使っています。この意図はArts Towadaがいわば街を建物にしたミュージアムととらえているからです。
その中で、十和田現代美術館はアート作品を集合的に展示する「ハコ」です。ただ、美術館の建物そのものも作品となるように求められて設計されているので、単なるハコではありません。従って、美術館だけをみるのではなく、Arts Towada全体の中で、十和田美術館をみていかないと、その意味は正しく分からないと思います。
しかし、東京からいくのはやっぱり遠い。先に記事にした『観光アート』で十和田現代美術館、青森県立美術館、国際芸術センター青森をセットにして紹介していましたが、この3つを回るのは交通アクセスから考えると丸2日はかかります。十和田の人がちょっと羨ましいArts Towadaです。
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