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2010/10/06

電子書籍のニュース

 シャープがガラパゴスで電子書籍に進出を発表。また、最新のKindleは日本語対応と、電子書籍を提供する環境がかなり整ってきた感があります。すでに報じられていますが、最近気になる電子書籍の話題が2つありました。
 まず、「東芝、電子書籍で凸版と連携 11年メドに国内配信」(日経新聞 10月4日)。記事によれば
「東芝は2011年にも国内で電子書籍配信サービスに乗り出す。凸版印刷と組み、電子書籍サイトを開設する。東芝はパソコンや電子書籍端末販売だけでなく配信サービスも手がけて収益源を広げる」
 とあります。これだけだと、東芝と凸版印刷の連携と読めますが、凸版印刷はソニー、朝日新聞、KDDIと事業会社を設立して、電子書籍のビジネスに参入することを表明しています。これって浮気?二股かけてる? 凸版印刷もなかなかやります。東芝は
「東芝は8月に電子書籍の閲覧に適した小型パソコンを発売したほか、多機能携帯端末も近く国内で投入する。今後出荷する自社の機器には閲覧ソフトを組み込む見通し」
 とのことで、電子書籍に本格参入します。
 また、「CCCとシャープが提携 『ガラパゴス』に本など20万点 」(日系新聞10月5日)という記事もありました。
シャープのガラパゴスは進化の準備を着々と進めています。
「シャープは多機能携帯端末への電子書籍や映画など配信事業でカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と提携する。共同出資会社を通じて、12月に発売する「GALAPAGOS(ガラパゴス)」向けの約20万作品を調達する」
 と記事にはあります。電子書籍の舞台にCCCが登場しました。TSUTAYAの店舗を活用しどのようなビジネスモデルが構築されるでしょうか。これは注目です。
 年末商戦には電子書籍を演じる役者が出そろうのでしょうか。その動向に興味がわきます。

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