大学図書館の違い
先日、慶應義塾大学の図書館に行ってきました。正式には図書館ではなく、慶應義塾大学メディアセンターという名称です。ひとくちに大学の図書館といっても、蔵書数など規模にはかなり差があります。ネットで見つけた少し前のデータ(『日本の図書館 統計と名簿2004』2004年)ですが、これによると、慶應のメディアセンターは229万冊、かたや青山学院大学は114.7万冊。大学の規模がそのまま図書館の蔵書数に表れた感じです。
大学の図書館での蔵書数は、研究のための大きな資産です。他大学の図書館は入館んできますが、貸し出しができません。大学の図書館同士で連携を組んでいて、たとえば青山学院では山手線大学コンソーシアムと称して8つの大学の図書館は貸し出しができる仕組みができています。
しかし、蔵書数の多い慶應、早稲田などは利用できず、これがちょっと悔しいところです。修士とか博士課程での研究は、資料がどれだけ多く集められるか、というのが重要なことです。この点から東大、早慶の図書館は羨ましい存在です。
開かれた大学、ということはよく言われますが、図書館ももっと門戸を広く開放して欲しいと思います。
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コメント
bubu@さん
レポートとか書いていると、どうしても手元に一定期間本を持っていたい、ってことがあるんですよね。古本も流通していない資料も少なくないし。そんなとき、やはり貸し出しして欲しいと思います。
投稿: 自由なランナー | 2010/09/25 07:56
そうですね。貸出できない書物ありますね。そういう場合はコピー取らせて貰える筈です。
文学部だったので、専用の図書館ありました。かなり古い物とかあって貸出はできませんでした。しかも予約制(^^;
そうそう、古本屋とかも使えますよね。コピーするより安かったりします。
今はただでコピー取れるところもあるか~。
投稿: bubu@ | 2010/09/23 21:17