電子書籍端末はガラパゴス!
シャープが12月に電子書籍端末を発売することを発表しました。その商品名がなんと「GALAPAGOS(ガラパゴス)」。メールで配信された記事のタイトルをみたとき、冗談かと思いましたよ。最近、ガラパゴスといえば、たとえばガラケー(ガラパゴス携帯)と言われるように、ネガティブな表現として使われます。このガラパゴスを商品名につけるとは、大胆なシャープです。
独自の進化を遂げて、日本オリジナルな電子書籍端末として成功させようという思いがあるのでしょうか。商品は、雑誌が見開きで読める10.8型のホームタイプと、持ち運びに便利な5.5型の2種類あります。OSはアンドロイドをベースに開発。配信する電子書籍数で3万冊を配信するとのことで、これはかなり多いですね。その中身がコミック以外の書籍、雑誌がどれほどあるかが注目されます。
日経の記事によれば
「当初読めるのは新聞では日経のほか朝日新聞、北海道新聞、日刊スポーツ、雑誌では日経ビジネスや週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、ニューズウィーク日本版など」
とのこと。新聞、雑誌が読めるのであれば、その活用度は高まります。
さて、このガラパゴス、どこまで広がるのか。そして、ソニー、アマゾンはどうなっているのか。電子書籍の戦いが始まりました。
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