電子書籍でドコモと大日本印刷が提携
昨日の日経新聞では1面のトップでした。「ドコモ・大日本印刷提携 電子書籍、年内にも参入」の記事。意外とは感じない企業の組み合わせです。今年は電子書籍元年とも言われますが、日本の電子書籍市場は2008年度で460億円ほどの規模になっています。これは、大半が携帯電話へのコンテンツ配信で、コミック、小説など若者向けが中心。
これから起きるであろう新たな電子書籍市場で、携帯電話とスマートフォンはどのような機能を果たしていくのかが、市場が拡大するかのポイントでしょう。特にスマートフォンではiPhoneのソフトバンクに先行されているドコモとしては、大日本印刷と組んで、端末ビジネスを拡販していきたいというところでしょう。
それにても、この電子書籍ビジネスではいくつかの企業連合ができています。これから、重要と思えるのはコンテンツを持っている出版社が意志を明確に持つことです。出版社が主体性をもたなければ、電子書籍ビジネスは発展しないでしょう。役者は揃ってきました。どんな結果になるのでしょうか。
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