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2010/07/23

電子書籍元年の『電子書籍元年』

 今年は電子書籍元年といわれていますが、今のところの状況はどうなんでしょう。先週は、作家の村上龍が新作「歌うクジラ」を紙の本に先駆けて、iPad向けに配信すると表明するなど、電子書籍にまつわるニュースがめにつくようになっています。
Denshisyoseki_gannen 『電子書籍元年』(田代真人著)は、今年書かれた電子書籍ビジネスの現状を伝える一冊です。著者の田代氏は今年設立された電子書籍出版社・アゴラブックス取締役。新聞社、出版社でのキャリアをもつ出版のプロです。
 この本ではiPad、kindleの影響を踏まえ、日本での電子書籍ビジネスを展開するための現状分析と、ビジネスを成功させるための方法を提言しています。本を読んでいての素直な感想は、電子出版ビジネスって儲かるものなのか。それも、紙の出版ビジネスよりも利益をえられるものなのか、ということです。現状流通している電子書籍は、紙の本に比べて定価が安く設定されています。そこで出版社、著者がきちんと利益を得られるのか。ちょっと心配になったとうのが、素直な感想です。
 電子書籍元年は、どんな年か。予想がいまだつきません。

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コメント

さいのめさん
日本での電子出版の今の状況は、おっしゃる通り雲をつかむ、といったところでしょうか。一部の輩が儲かる、といったことにならなければいいのですが。

投稿: 自由なランナー | 2010/07/28 06:58

ネットがらみの仕事をすると、いつも「取材費」のことをまったく考えていないことにあきれます。ネットであれ、電子出版であれ、「なにかがありそうに思わせてなにもない」というのが実態ではないかなあ。だから雲をもつかむ、と「クラウド」というのかと思ってみたり:)

投稿: さいのめ | 2010/07/25 23:49

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