言語を知ることは、人間を知ること
今週号「アエラ」の『現代の肖像』に社会言語学者の鈴木孝夫さんが登場しています。記事を読むと、、83歳の今も元気に活躍されいる姿に、嬉しい気持ちになりました、昨年出された「日本語教のすすめ」(新潮新書)は重版を重ね、4万部に迫る勢いだとか。鈴木孝夫さんのオリジナルな思想が多くの人に受け入れられているのですね。
記事の中に引用されている「新潮45」でのビートたけしとの対談が、とても面白い。孫引きですが、引用させていただきます。
「先生の本を読み出すと、面白くて仕方がありませんでしたよ。先生は言語学者ですけれど、書かれている内容は民俗学や文化人類学の分野だったりするでしょう」(「新潮45 2007年5月号)
ビートたけしと鈴木孝夫さんが対談なんて、ちょっと思いつかないことですが、たけしの感想も鋭いなと感心します。鈴木先生は、言語学者ではなく、言語社会学者なんです。そもそも言語社会学を専門にしている学者、どれほどいるのでしょう。この学問が日本では鈴木先生が開拓したオリジナルなものではないかと思っているのですが(ご存じの方、教えてください)。
記事では鈴木さんの学者としての半生が紹介されています。独自の鈴木理論に辿り着くまでの道は、簡単ではなかったことがわかります。戦いとも思える学問への取り組みは凄いものがあります。
私にとって鈴木孝夫さんは、学問としての言語を教えていただいた先生です。これからも更に活躍をしていただくことを願っています。
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