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2010/06/18

作家が書籍を電子配信

 昨日の新聞で報じられていましたが、「パラサイト・イブ」で知られる瀬名秀明氏ら8人が、「iPad(アイパッド)」など向けに、未発表の新作を集めた「電子文芸誌」を刊行するというニュースには、やはりという感想を持ちます。報道によると、書き下ろしの小説や評論文、エッセーを持ち寄り1冊にまとめ、350円で有料配信するといいます。
 kindleの普及でアメリカでは出版社抜きで出版するセルフパブリッシングが広がっているといいます。日本でも、iPad発売に伴い、作家が出版社を介さず、電子書籍配信を行うことは予想していました。日経新聞の記事には
「ベストセラー作品を持つ作家が出版社を介さず、自ら電子書籍事業に乗り出すのは日本では珍しい。作家のほかはスタッフ3人で編集と制作、宣伝をこなし、少額投資でも電子書籍事業が成り立つかどうかを実験的に探るという」
 とあります。
 瀬名氏は「紙の書籍向けの執筆活動も続け、出版社との関係も維持するという」ともいいます。作家にとって出版社、特に編集者は重要な役割を果たしているはずです。こことの関係を断ち切って、電子書籍だけで著作を行うことは、難しいのではとも思います。
 瀬名氏らの取り組みは。どのような成果を上げるのか。とても興味深いものがあります。

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コメント

bubu@さん
そうなんです。校正誰やるんだろう。イラストを決めるのは編集者だったのですが、これも作家が自分でやるのか。どうなることやら。

投稿: 自由なランナー | 2010/06/20 20:10

さいのめさん
編集者抜きの出版は増えていく気がします。当然質は落ちるでしょうし、ご指摘の通り二極化していくのでしょう。

投稿: 自由なランナー | 2010/06/20 20:09

>電子書籍だけで著作を行うことは、難しいのではとも思います。
確かに。同感いたします。
誤字修正、誰がやるんだって話になります(^^;
そして、表紙やイラストも結構必須なものだって私は思います。

投稿: bubu@ | 2010/06/19 05:08

最近本を書きました。で、思ったのはやはり編集者の役割はとても大きいということです。いい編集者と一緒にした仕事はやっぱり質もよくなります。もしかしたら編集者や出版社抜きの世界と、そうではない世界とに二分されていくのでしょうか。

投稿: さいのめ | 2010/06/18 16:02

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