メディア覇権戦争
今週号の『週刊東洋経済』の特集は、「激烈!メディア覇権戦争」です。これまで、何度となくメディアの特集を組んでいますが、今号は「70ページ大特集! 新旧メディアの攻防」と表紙にあるとおり、大がかりな記事です。
「新聞・テレビ・出版×アップル・グーグル・アマゾン」とあり、既存メディアと新しいパワーの対決としてとらえて、記事を構成してます。ただ、記事の半分以上が出版、新聞という紙メディアにさかれていて、iPadの登場をきっかけとした電子書籍配信や新聞のWEB展開に現状とこれからについてレポートされています。
記事では、講談社の野間副社長、朝日新聞の秋山社長、日本放送連盟の広瀬会長(テレビ朝日元社長)などキーマンへのインタビューを行い、ここは読み応えがあります。出版、新聞、テレビのどのメディアもデジタル化、ネット配信への対応は手探りではありますが、試行錯誤をしながらビジネスを進めています。
電子書籍元年とも言われる今年、これからの半年、どのようなことが起きるのか。興味津々です。
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コメント
さいのめさん
マスメディアもどんどん玉石混淆度が増してきて、ご指摘のように使い捨ても多くなっていくのでしょう。受け取る側のレベルも問われていくと思います。
投稿: 自由なランナー | 2010/07/01 07:36
でも、取材をしたり、撮影をしたり、記事を書いたり、編集をしたり、デザインとしたりといった現場の仕事の本質はなんにもかわらないのですよね。別にLPやカセットがCDやMP3に変わっても音楽は変わらない。ただ、その需要のされ方が、使い捨て的になっているのだけはたしかですが。このあたり、ではないでしょうか。
投稿: さいのめ | 2010/06/30 14:25