2010/06/30
今週号の『週刊東洋経済』の特集は、「激烈!メディア覇権戦争」です。これまで、何度となくメディアの特集を組んでいますが、今号は「70ページ大特集! 新旧メディアの攻防」と表紙にあるとおり、大がかりな記事です。
「新聞・テレビ・出版×アップル・グーグル・アマゾン」とあり、既存メディアと新しいパワーの対決としてとらえて、記事を構成してます。ただ、記事の半分以上が出版、新聞という紙メディアにさかれていて、iPadの登場をきっかけとした電子書籍配信や新聞のWEB展開に現状とこれからについてレポートされています。
記事では、講談社の野間副社長、朝日新聞の秋山社長、日本放送連盟の広瀬会長(テレビ朝日元社長)などキーマンへのインタビューを行い、ここは読み応えがあります。出版、新聞、テレビのどのメディアもデジタル化、ネット配信への対応は手探りではありますが、試行錯誤をしながらビジネスを進めています。
電子書籍元年とも言われる今年、これからの半年、どのようなことが起きるのか。興味津々です。

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2010/06/29
京都造形芸術大学からDMが来たのですが、通信教育課程の案内ではなく「東京芸術学舎」というものの案内でした。パンフレットによると新京都造形芸術大学と東北芸術工科大学の企画プロデュースとあります。新型アートカレッジってっありますが、大学ではなさそう。
WEBにいってみてみると、4つの学科がありました。芸術学科、デザイン学科、文化・芸能学科、ライフスタイル学科。芸術学科の学科長は現代美術家の宮島達男、文化・伝統学科の学科長は元NHKの松平定知、ライフスタイル学科(このネーミングもすごい)の学科長は松任谷正隆。有名人を配すところは、京都造形芸術大学らしいやり方ですね。
大学みたいだけど、たぶんカルチャースクールのようなもの? きっと受講料、高いんだろうな。それにしても、芸術に特化したスクールが成り立つのでしょうか。きっと成算があってのことでしょう。体験オープンカレッジもあるので、試してみるのもいいかもしれません。
東京芸術学舎WEB
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2010/06/28
アサヒアートスクエアで弘前劇場の芝居をみたあと、そばにあるビアホールに寄りました。ここ、ほおずき市にきたときに入った時以来(たぶん6年ぶり)です。「酒肆 吾妻橋(しゅし あずまばし)」という店です。
ついふらふらと入ってしまったのは、アサヒスーパードライ エクストラゴールドが飲めると店頭に出てたからです。銀座にできた期間限定の店は人気で簡単には入れそうもないので、ここで飲んでおこうかと。そのエクストラゴールドですが、普通の生ビールとあまり変わらない感じなのですが。まあ、いいか。はやりものですものね。
吾妻橋からは、アサヒビールの独特なオブジェを冠したビルとスカイツリーをみることができます。写真を撮っている人も多く、ここもスカイツリーのおすすめ見物スポットかもしれません。久しぶりの浅草をちょっとだけ楽しみました。
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2010/06/27
昨年の暮れ以来、久しぶりに弘前劇場の公演「春の光」をみてきました。いつもは下北沢「ザ・スズナリ」や池袋の「シアターグリーン」での公演が多いのですが、今回の会場は浅草のアサヒ・アートスクエアです。このアートスクエア、アサヒビールが運営してるアーティストのための多目的スペースですが、初めて入りました。芝居小屋ではないのですが、演劇に使うのは問題はなさそうです。会場はほぼ満員でした。若い観客も多い。
さて、肝心の弘前劇場の「春の光」は、新作ではなく5年前の演じられたものの再演です。WEBにある紹介文を引用させてもらいます。
春。
結婚式が執り行われる神社、新郎の同僚たちの控え室。
彼らは、一ヶ月後に映画祭開催を控えている。
フィルムの手配、配給会社とのやりとり、会場との調整・・・
やらなければならないことに追われつつ、式や披露宴を盛り上げてやろうと手伝う同僚たち。
その中には、死期を悟っている一人の職員も含まれている。
自分以外の誰かを想う気持ちが、
新婚旅行、映画、サトウキビ、浮気、式の手順・・・
控え室で繰り広げられる様々な会話の中から浮かび上がっていく・・・。
いつもながらの軽くないテーマです。これを、福士賢治、長谷川等、小笠原真理子、永井浩仁など弘前劇場の俳優たちが演じてます。
この芝居、正直言ってよくわかりませんでした。芝居の紹介があったので、シチュエーションはわかりましたが、何を伝えたいのかほとんどつかめません。芝居の素人にははなはだ難しい内容です。長谷川孝治(作・演出)の芝居とは、このようなものと言ってしまえばそれまでですが。
演劇とは、やはり奥深いもののようです。私にはハードルが高かった(苦笑)。
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2010/06/26
6月もはや26日。土曜日は朝9時からの授業にいっています。所属している研究科の授業ではなく、通称ビジネススクール、国際マネジメント研究科の授業「マクロ経済学」。先生は金融庁の役人さんで、授業内容はわかりやすいですが、内容が私にとっては高度になってきて、授業にでただけでは充分理解ができず、そろそろ復習をしなくてはいけない、とあせりはじめてます。
履修授業は、去年6科目だったのを3科目にしたのですが、なぜか去年と同じくらい時間がない感じ。どうしたんだろう。平日もできるだけ禁酒して、極力勉強時間を増やしているのですが、なぜかはかどっていません。
授業回数が昨年度の13回から2回増えて15回になっています。その3分の2が終わりました。夏休みまであと1ヶ月です。去年は初めての大学院で、あっという間に前期が終わりましたが、今年はすごく長く感じます。大学に慣れてしまったんでしょうね。勉強のやり方、少し軌道修正したほうがよさそうです。
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2010/06/25
渋谷で仕事先に方につれていってもらった店をご紹介します。百軒店(ひゃっけんだな)の入り口付近にある「鳥升」です。一階に狭いカウンター席と二階は座敷にテーブル。
店名の通り、焼き鳥がメイン。この焼き鳥、串1本がボリュームがあり、肉も軟らかく、美味しい。

鳥皮ぽん酢も、おすすめの一品。

店はほんと古い感じで、かなり昔からやっているのでは、と思わせます。この鳥升、渋谷駅近く、マークシティのそばにも店があります」。古い渋谷を思わせる一軒。
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2010/06/24
世の中は株式総会の季節です。いくつか株をもっているのですが、いつも委任状を送って、総会にでたこともがない「無関心」な株主です(苦笑)。
先日、伊藤ハムからチルド便で荷物が届きました。送られてきたのは、ハムです。これ、「株主優待品」のハムです。特選、とあり高級そうです。中には「株主様へ丹精をこめて作りました優待品をここにお届けします」と挨拶状が入ってました。なかなか高級そうで、美味しそうなハムです。
ハムが株主優待の特典いうのはどうなんでしょう。でも一年に一回くらい、高級ハムをいただくのも悪くありません。自分では買いませんからね。ありがとうございました。これからいただきます。

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2010/06/23
昨日の日経新聞に興味深い記事がありました。「経産など3省、電子書籍の著作権を管理 簡素化へ仕組み検討」という記事。記事を引用すると、
「経済産業、総務、文部科学の3省は電子書籍の普及に向け、出版物の著作者の権利を集中管理する仕組みをつくる検討に入った。電子書籍にからむ利用許可の手続きを簡素化する狙い。電子書籍を配信したい出版社は作家一人ひとりに許可を得る手間が省け、低コストでサービスを展開できるようになる」(日経新聞電子版・6/22)
とあり、官が電子書籍の著作権問題へ手を付けるということです。
電子書籍を進める上で、日本では書籍の著作権の処理が問題点だと思います。ここがクリアにならなければ、電子書籍は本格的に普及しないでしょう。音楽では、日本音楽著作権協会(JASRAC)があり著作権がほぼ一括して管理されていますが、出版ではそれにあたる団体が存在しないわけです。
「出版物の著作権を持つ作家や、作家から委託された出版社が電子化に関する著作権を集中管理団体などに一任する仕組みを検討する」
とあり、JASRACにあたる団体を想定しているようです。
中央官庁がその仕組みを提言することはできますが、実際誰がそれをやるのか、が問題でしょう。しかし、このような動きがでてきたことは、電子書籍の普及にとってはいいことだと思います。これからの動きに期待したいところです。
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2010/06/22
最新号のアエラに「短時間睡眠で時間を創る」という記事がありました。人はどれくらい寝ているのでしょう。アエラにあるデータによると、男性の平均睡眠時間は6時間29分。また職種別の平均睡眠時間もあり、営業・企画系は6時間7分とあります。
自分の場合はどうだろう。夜は11時から11時半ころ就寝、朝は最近は早起きになっていて、5時10分くらいに起きます。「おはよん」の最後をみて、5時半くらいからジョギングにでます。睡眠時間は6時間切っているときもありますね。特に大学の7限があるときは、帰りは10時半頃。この日は寝るのが11時半過ぎになります。
アエラによれば、6時間未満の睡眠で健康を保てる人を「ショートスリーパー」と呼ぶそうです。平日だけだと私もショートスリーパーかもしれません。大学の勉強をやっていると、ほんといくら時間があっても足りない感じです。睡眠時間を削れば時間はできるのですが、現状が限界。アエラには1日3時間半の睡眠でやっている人の例も紹介されています。でも、とてもマネできないです。起きている時間を、最大限活用するしか手はなさそうです。
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2010/06/21
昨日は父の日。素敵な贈り物をいただきました。日本酒です。

写真ではちょっと見にくいですが、「お父さんへ」と書かれた父の日用の酒。この日本酒、福光屋のものです。福光屋は石川県の金沢にある酒造です。「黒帯」「加賀鳶」は、地元ではかなり定番のお酒で、金沢にいたころよく飲みました。この「お父さんへ」数量限定の純米大吟醸酒です。かなり高価です。
久しぶりに福光屋のWEBをみたら、お酒のほかに、スイーツ、調味料から化粧品まで作っているんですね。酒造メーカーとしては先進的なところで、東京の銀座と二子玉川に直営店をもっています。
いただいたお酒は、冷やしていただきます。ありがとうございました。
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2010/06/20
この一ヶ月くらいで、おそらく酒の量がかなり減っています。以前は、2週間に一回くらいの休肝日というひどい状況だったのですが、ここのところ、週に3回は酒抜きです。いやいあ、酒飲みオヤジとしては、ちょっと信じがたいものがあります。
その原因は、かなり立て込んできた大学院の勉強のせいです。平日、会社から帰ってきて勉強しようとすると、アルコールを抜かざるをえません。去年の今頃は、しっかり酒飲んでから勉強に取りかかっていたのですが、やはり体力が落ちているのか、それとも単に年を取ったのか。
酒を断てる大きな理由が、ノンアルコールビール飲料です。「キリンフリー」とか、「キリン 休む日のAlc.0.00%」とかコンビニで買えるのが大きいですね。会社帰りに、セブンイレブンでキリンフリーの500mlを買っていくのがすっかり癖になりました。
昨日は、酒のディスカウントで、サントリーのノンアルコール「ファインゼロ」を箱で買いました。350mlが1本119円と激安。これで、これからの暑い夏を乗り切ろうと、固い決意です(笑)。

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2010/06/19
大学の授業の前に渋谷で軽く夕食をと、久しぶりに「はなまるうどん」へ。ここ、讃岐うどんのチェーン店で、セルフ方式の店です。公園通りの店は、値段が気軽なせいか、いつも賑わっています。
セルフ方式なので、カウンターでうどんの種類(ぶっかけ、とかきつねとか)とサイズ(小中大)を伝えてつくってもらいます。あとお好みで天ぷら、フライ類をとってお会計となります。
讃岐うどんといえば、うどんに大根おろしとねぎをのせたぶっかけが定番ですが、値段でちょっと面白いというか、不思議なことがあります。ぶっかけは小サイズが294円。きつねやわかめも同じ294円。これらのお品書きには目立ちませんが、「かけ」があります。この値段が105円。ということは、わかめ、きつねの値段が189円ってこと。うどん本体(?)より具のほうが高いってことですね。
お好みで取る天ぷらは105円のものも多く、この値差189円はずっと気になってます(笑)。かくして、はなまるうどんでは、「かけ大」+「天ぷら」が私の定番。どうでもいい話題でした。

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2010/06/18
昨日の新聞で報じられていましたが、「パラサイト・イブ」で知られる瀬名秀明氏ら8人が、「iPad(アイパッド)」など向けに、未発表の新作を集めた「電子文芸誌」を刊行するというニュースには、やはりという感想を持ちます。報道によると、書き下ろしの小説や評論文、エッセーを持ち寄り1冊にまとめ、350円で有料配信するといいます。
kindleの普及でアメリカでは出版社抜きで出版するセルフパブリッシングが広がっているといいます。日本でも、iPad発売に伴い、作家が出版社を介さず、電子書籍配信を行うことは予想していました。日経新聞の記事には
「ベストセラー作品を持つ作家が出版社を介さず、自ら電子書籍事業に乗り出すのは日本では珍しい。作家のほかはスタッフ3人で編集と制作、宣伝をこなし、少額投資でも電子書籍事業が成り立つかどうかを実験的に探るという」
とあります。
瀬名氏は「紙の書籍向けの執筆活動も続け、出版社との関係も維持するという」ともいいます。作家にとって出版社、特に編集者は重要な役割を果たしているはずです。こことの関係を断ち切って、電子書籍だけで著作を行うことは、難しいのではとも思います。
瀬名氏らの取り組みは。どのような成果を上げるのか。とても興味深いものがあります。
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2010/06/17
青山学院大では「給付奨学金」なる制度があります。大学事情に詳しくない方にはなんのことやらよくわからないと思いますが、大学がある基準で選んだ学生に奨学金を給付する制度です。要は前年度の成績がよい学生が表彰され、ある金額がいただけるものですが、この給付奨学生に選ばれ、昨日「授与式」に参加してきました。
夕方5時からの式なので、なんとか仕事の都合をつけ、10分ほど開始時間に遅れながら、会場のガウチャーホール(青学の礼拝堂です)に到着。気軽に考えていたのですが、多くの学生が参列して、学部長の方々が壇上にいて、荘厳なムードの式です(まるで他人事)。
あたり前ですが、ほとんどの参列者が若者。私がいちばん年長者であることは間違いありません(笑)。式は給付奨学金に選ばれた学生に加え、学業奨励賞(給付奨学金に及ばないが、優秀な成績な学生)も表彰されます。全体的にみると、あきらかに女性優位です。
この給付奨学金は、○○万円(秘密)。いろいろ厳しい我が家の財政状況には、うれしいお金です。土日に勉強した甲斐がありました(笑)。ありがとうございました。
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2010/06/16
先週末、用事があって田町へいきました。田町駅はもっぱら西口(慶應義塾大側)にいくことが多いのですが、用事が済んだあと駅の東口へいってみました。そもそも、田町駅がいつのまにか変わってしまって、東口も小綺麗になっています。駅のそばにはいくつも高層マンションができて、昔とは風景が違いますね。
階段を降りたところには何軒か飲み屋があります。「焼きとり わへい」という店が目に入ります。ここ、一階は立ち飲み屋、2、3階はいす席の飲み屋です。ちょっとのどが渇いたので立ち寄り(笑)。焼き鳥が中心のふつうの立ち飲み屋です。アルコールはビール、チューハイ類、日本酒で、はやりのホッピーはありません。ビールと煮込みで軽く一杯。

さて、この焼きとり わへいの並びに、何軒か店があります。面白いのは、立ち食いそばの「ふじそば」と「後楽そば」が軒を連ねて並んでいること。後楽そばは、確か有楽町のガード下にありましたが、同じ経営ですかね。しかし、立ち食いそばが並んでいて、ちゃんとやっていけるとは不思議です。それぞれに個性があるんんでしょう。

田町駅東口あたり、なかなか味わい深いものがあります。
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2010/06/15
先週来、ネットでかなり報道されているHMV渋谷店の8月閉店のニュースには、様々な論調があります。昨日の朝日新聞では「ネットの荒波 音楽にも」と題して音楽市場の変化に触れています。記事によれば、HMV閉店の背景にはCD不況があるといいます。ピークの1998年には6000億円を超えていたCDなど音楽ソフトの生産額は2009年には約3200億円と、約半分に落ち込みました。
約10年で半分になってしまった音楽ソフト市場。インターネット音楽配信が成長しているとはいっても、この落ち込みは激し過ぎます。まだネット配信に浸食されていない書籍、雑誌は1998年には売上約2兆6000億円だったのが、2009年は1兆9000億円ほどです。音楽配信が成長しているといわれていますが、実態は厳しいようです。
「音楽配信自体もかつての勢いはなくなりつつある。5月25日付の日経新聞朝刊は『国内音楽配信 成長ブレーキ』の見出しで、09年度の音楽配信販売件数が前年度比で初のマイナスになったと報じた」(日経新聞電子版・6月14日記事)
とあるように、すでに音楽配信さえも成長市場でないかもしれません。日経新聞の記事は「音楽配信だけでHMV渋谷閉鎖の理由を語るのは少し無理がある」と論じています。HMV渋谷閉店の要因として、リーマンショック以降の渋谷という街の地盤沈下を指摘しています。
かつて渋谷にタワーレコードができたとき(今の場所ではなく、東急ハンズのそば)、その規模は日本のレコードショップとしてはかなり大きなモノでした。アマゾンが日本に進出する前には、CDを探すのは、タワーレコードかHMVでした。いまや、タワーにもHMVにもたまにしか行かなくなりました。HMV渋谷の閉店は、しかたがないことかもしれない、とも感じます。
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2010/06/14
先週末、三田の慶應義塾で大学院の説明会に行ってきました。大学院に行っているのに、また大学院? と思われる方もいるでしょう。大学院は、修士課程、博士課程とあって、一般的に修士課程を終えると、後期博士課程に入る資格が得られます。博士課程はこれも一般的には3年間ですが、博士論文の審査に通らなければ、それ以上在籍することもあるようです。
青山学院の大学院で研究しているテーマを継続し、発展させることのできる研究科はどこか。ちょっと探してみたのですが、研究テーマに合致するところは、なかなか見つかりません。博士課程の場合、重要なのは指導してくれる先生なのですが、私が研究している領域を専門としている研究者は、ほとんどいないようです。

慶應の藤沢キャンパスにある研究科にミュージアム評価を研究されている先生がいらっしゃるので、そこを候補として考えはじめたのは5月の連休の頃。社会人向けのコースのあり、なんとなくよさそうではあります。とはいっても、入試もあるし、ほんとに社会人でできるのか、という問題もあります。
それに、目の前にある修士論文はあまり進んでいません。やることはいくつもあって、博士課程どころではないのが実態です。困りました。
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2010/06/13
昨日の朝日新聞文化欄に掲載された記事「地域への貢献 葛藤続く 展示品にカビ 新潟市美術館が休館」にはいささか驚きました。新潟市美術館のWEBをみると、6月7日から8月31日まで休館のお知らせがでています。市立の美術館がこれだけの長い期間休館とは異例です。
新潟市美術館では今年4月から開催が予定されていた「奈良の古寺と仏像―會津八一のうたにのせて―」展が、会場を急遽、新潟県立近代美術館に変更される事態がありました。これは
「市美術館では昨年7月にカビ、今年2月にはクモなどが発生。文化庁は今月8日、管理体制に不備があるとして、国宝と重要文化財の貸し出しを許可しないと新潟市に伝えていた」(3月16日 日経新聞電子版より)
という理由です。
この「事件」を機に、館長の北川フラムさんが更迭されるなど混乱した状況になっていたようです。朝日新聞の記事によれば、この騒動を受けて新潟市が4月に設けた「市美術館の評価及び改革に関する委員会」の議論を踏まえ決まったとのこと。この委員会から、すきま風が入り込む非常口など施設の不備や、収蔵品のずさん管理などが指摘されました。
記事によれば、北川フラムさんが館長に就いた2007年以降、美術館に長年在籍した学芸員3人が次々と異動するなど、外部からも批判される事態になっていました、昨夏には「新潟市美術館を考える会」が結成されるなど、事態はかなり深刻化していたようです。
詳しい状況は当事者しかわからないのですが、美術館運営の不透明さが露見した事件ではないでしょうか。公立のミュージアムで外部評価を行っているところはほんの一部です。美術館運営とはどうすればいいのか、を問い直さねばいけません。
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2010/06/12
Asahi Weeklyという英字新聞を定期購読しています。取り始めてはや2年が過ぎました。少しは英語の力が上達したのか、と自分に問いかけてみると、ちょっと疑問です。
Asahi Weeklyは、難しい単語、熟語には日本語の訳がついている、いわば英字新聞の入門版です。記事も初級、中級、上級と分けられ、またレベル英語に関する日本語の記事もあります。親切な英字新聞なのですが、これ、毎週ちゃんと読むの大変です。タブロイド判で24ページはかなり読み応えがあります。毎週、金曜日の朝に配達されるのですが、読まねば、と思っているうちにあっという間に次の金曜日がきてしまいます。
Asahi Weeklyと同じ内容の週刊英字新聞は他にもあって、毎日新聞のMainichi Weekly、Japan Timesの週刊ST(以前は確かStudent Timesだった)と全部で3紙もあります。マーケットはほどほどあるんでしょうね。
もうちょっとしっかり読まんといけないな、と思いつつ2年。英語の上達は、かなりのいばらの道です。
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2010/06/11
朝ジョギングしていて感じるのですが、「カーシェアリング」が増えているのでは。ジョギングコースは何種類かあるのですが、そのコース沿いの2カ所のパーキングにカーシェアリングのクルマが置いてあります。ご存じの方も多いとは思いますが、カーシェアリングのクルマは、いわゆるコインパーキングに置いてあります。
ネットで調べてみると、カーシェアリングはいくつもの会社で提供されています。ネット検索での表示順では、三井のカーシェアリングカレコ、オリックス、タイムプラス、ガリバー、トヨタなどたくさんありました。また、カーシェアリング比較サイトもあります。いつの間にか増えているんですね。
うちもクルマがありながら、最近はほとんど乗っていません。カーシェリングの比較サイトには、「自家用車は金食い虫」ってありました。確かにそうかもしれません。つい最近も、「高いな」と思いながら税金払ったばかりです。でも、レンタカーとはどう違うんでしょう。これもネットで調べてみると、短時間での利用ならカーシェアリング、長い時間ならレンタカー、ということらしい。あるサイトには6時間がボーダーラインとありました。
カーシェアリングというビジネス、更に広がっていくのでしょうか。
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2010/06/10
先日、大学院の方と懇親会をやりました。授業以外ではなかなか接する機会がないので、顔見知りの方にお声をかけたら、予想外に人数が増えて15人になってしまいました。土曜日、渋谷での設定だったため、場所探しは意外と難しい。会社では宴会コースで飲み放題付きでやることが多い。でも、社会人大学ということで、年齢もばらばら、女性が多い、ということで、席だけ予約できて個別に注文できるところを探さねばいけません。
そこで思いついたのでが「ひもの屋」。ここ取引先の方とたまにいくのですが、価格がリーズナブル。特に焼酎などの酒が安い。ハウス焼酎の「ひもの屋芋焼酎ボトル」は1180円。ブランドもののボトルも、酒屋で買うのとそんなに変わらないような値段です。
料理がひもの中心というところが好みが分かれるところですが、味はまあまあです。和民や白木屋みたいに洋風メニューが少ないとろが難点でしょうか。
懇親会は3時間飲み食いして、一人2400円足らず。これは安いでしょう。下手に飲み放題宴会メニューにしないほうがいいということですね。和民とかでも、ここまで安くあがるのかな。使い出がある居酒屋かも。
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2010/06/09
6月になって世の中はクールビズの季節入り。このクールビズという制度というか習慣、いつのころから定着したのでしょう。(こんな記事書いているので、クールビズが始まったのは2005年らしいです)街で見かけるビジネスマンは、ノーネクタイの人が増えました。うちの会社でも、ネクタイしてないのが当たり前になりつつあります。
とはいえ、営業の仕事をしているとお客さんと会うときは、なんとなくネクタイははずしにくい。上着も着ていないと、思ったりします。したがって、出勤のときはスーツの上着を手に持って、ネクタイを鞄の中にしまってということになります。なんとかならんとは思いますが、仕方がないでうす。今のところ、まだひどく暑くないので、上着を着ていても苦にならないのですが、盛夏には上着ももっているのもおっくうになります。
割り切って、半袖、ノーネクタイ、上着なしで出勤してしまえばいいのですが、そうもいかないところは、やはりサラリーマンの性でしょうか。今年の夏が、猛暑にならないことを祈ります。
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2010/06/08
仕事で必要になったので「業界地図」を買いに書店へ。各業界で企業の売上規模が図解されていて、業界の現状がわかりやすく理解できる一冊です、以前、日経新聞社のものを買っていたので、その最新版を買おうとしたら、店頭には3種類の「業界地図」が並んでいます。日経新聞社、東洋経済新報社、一橋総合研究所の3社から同じ判型の「業界地図」が出されています。
3冊をぱらぱらとめくって見た感じでは、紙面の内容はそんなに変わっていないようです。どの企業の売上が何億円とかが図で示されていて、そこに業界動向が記されています。比べ出すときりがないので、馴染みのある日経新聞社のものを買ってきました。
「業界地図」、3社から出されているとは、それだけ需要があるんですね。ちょっとした驚きです。買い求めるのは、やはり企業人でしょうか。どのような目的なんでしょうね。3社競合になっているため、価格は1050円と3社とも同じです。日経新聞社版は全ページカラーで176ページ。これで1000円は、ちょっと高い気もします。
この「業界地図」なるもの、いつから出ているのでしょう。なかなかな優れた企画だと思いますが、それをマネする他社も凄い。こんな戦いがあったなんて知りませんでした。
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2010/06/07
武蔵小山の駅前は、なんとなく雑然としています。巨大なアーケード街の入り口ですが、小さな店が並んでいる中に、いつの人だかりができている店があります。焼き鳥の専門店「鳥勇」です。ここ、店頭にカウンターがあって焼き鳥を食べながら、ビールを飲むことができる立ち飲み屋みたいな店です。
昨日の夕刻、日曜ということもあって店頭には多くのお客さんが楽しげに飲みながら、焼き鳥を食べています。この日はクルマで出かけたので、ビールを飲むわけにもいかず、焼き鳥を持ち帰りました。
ここの焼き鳥は、種類も多いのですが、どれも1本150円の均一価格です。ひな、ねぎま、つくね、レバなど定番の加え、うなぎもあり、どれも150円。 持ち帰り、夕食にいただきました。焼き鳥はちょっとたれの味が濃いめなのが特徴でしょうか。焼き鳥好きには堪えられない店です。一度、店頭で立ち飲みしたいのですが、その機会がありません。もう少し我が家に近ければ。残念だなあ。

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2010/06/06
金曜の夜、銀座中央通りに行列ができています。何に並んでいるのかとみてみると、「エクストラゴールドBAR」なる店です。

30人は並んでいるでしょうか。アサヒスーパードライの店のようです。ネットで調べてみたら、ぐるなびにこう紹介されています。
「徹底した温度管理により、凍結した専用のドラフトタワーから-2℃~0℃のスーパードライをご提供。氷点下に冷やすことによって際立つ「キレ」と「洗練されたクリアな味」を五感のすべてで味わっていただけます」
なんか、美味しそうだなあ。これは行列になるのもわかります。梅雨、そして夏本番とビールが美味しくなる季節。更に行列は長くなりそうです。
ぐるなび
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2010/06/05
昨日、夕刻銀座に。遊びならいいのですが、あいにく仕事。終わったのが19時頃、会社に戻らねばいけないので、腹ごしらえをしなければと。ラーメン屋の共楽でワンタンメンを食べようと、行ってみたらすでに閉店。それではと思いついたのが、「萬福」。
このラーメン屋、以前(30年ほど前)にいったのですが、いつの間にか建て直され、きれいな店になっていました。確か、かなりの老舗だと思います。オヤジさんがやっていた記憶があります、
店内でお品書きをみると、ラーメン屋というより、中華料理屋。たくさんメニューがあります。共楽で食べたかったワンタンメンもあり、それを注文。

ここのラーメンの特徴は具です。なると、メンマに加えて三角に切った玉子焼き、ほうれん草がのってます。醤油がかなり濃いめのラーメンですが、意外とあっさりしています。美味しくいただきました。
銀座に、老舗のラーメン屋が残っているのが嬉しいです。
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2010/06/04
武蔵美から郵便物が届きました。「msb! magazine」というもので、武蔵野美術大学校友会の会報です。校友会というのは、大学など学校の同窓会ですね。武蔵美では、通信教育課程の卒業ながら、卒業時に優秀賞をいただいたため、その年度の代表幹事を仰せつかりました(ほぼ強制的に指名されました)。そのこともあって、校友会の入会金(金3万円也)を支払っておりまして、会報が定期的に送られてきます。
いま、3つめの大学に通っていますが、最初に入った三田の学校には校友会はありません。そのかわりいろんな場所や組織内に「○○三田会」なり組織が作られています(これも勝手には作れないらしい)。全体を包括する校友会は、たぶん無い(愛校心が皆無のため、わからないのです)。
故に「校友会」という言葉には新鮮な響きがあります。なにか、愛校心を呼び起こさせられるなにかがある言葉です。送られてきた会報は美大らしく、さりげないセンスの良さを感じさせるもの。やっぱり、美大っていいな、と自己満足に浸れます(笑)。
青山学院にも当然校友会はあって、WEBもあります(ペギー葉山や木佐彩子は青学出身だったのね)。ここの学校でも校友会活動は活発のようです。かつて通った学校のほとんど愛校心のない私ですが、武蔵美だけはなぜか愛着があります。どうしてだろう。勉強がすごく大変だったせいかもしれません。さて、青学には愛校心は和久野でしょうか。

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2010/06/03
渋谷の駅前で配っていた号外で知った「鳩山首相辞任」のニュース。ほんと、無責任ですね。この国どうなってしまうのか。管直人が首相になっても、何か変わるのでしょうか。
さて、昨晩大学で授業を終え、渋谷駅でいつも寄っている売店に。ここ以前書きましたが、週刊誌が発売日の前日に買える店です。木曜日発売の週刊文春とモーニングが水曜夜に手に入ります。さて、今日も買ってかえろうとすると、なぜか週刊文春がありません。モーニングはあるし、同じ木曜日発売の週刊新潮もあるのですが、文春だけがない。
ひょっとしたら、鳩山退陣を受けて記事を差し替えるのか。それで配本が遅れているのではと思ったりしました。今朝、ジョギングの帰りにコンビニで週刊文春を買ってきて、記事をみてみましたが、特に差し替えられたようなものはありません。鳩山退陣が間近、という論調の記事が目立ちますが、退陣したとは、書かれていません。
単に、この売店に週刊文春が入荷しなかったのか。それともフライングで売っているのがばれて、止まられたのか。どうでもいいことですが、ちょっと不思議ではありました。
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2010/06/02
JR東日本の大人の休日倶楽部のサービスが低下しているのでは、という指摘をしましたが、会員に送られてくる会報誌は、ほんの小冊子ながらよくできています。JR東日本の新幹線(東北新幹線、長野新幹線など)の車内に置かれている「トランヴェール」も興味深い内容の冊子ですが、この「大人の休日倶楽部ミドル」会報も、JR東日本エリアの風土が、独自の視点で紹介されています。
最近届いた6月号の特集は「会津 故郷で巡り会う異郷のスロウフード」。会津は、ほんの1,2回しか訪れたことはないのですが、奥深さを感じる土地でした。その会津のレストランが紹介されていて、それもベトナム料理などのエスニックもあります。行ってみたくなります。
会報誌、4月号は御柱祭、5月号は山形・花回廊の特集でした。単なる小冊子ですが、読ませる記事が載っています。また、5月号から「美術館のポリフォニー」と題された連載記事も始まっていて、これも面白い。
JR東日本、この会報誌にはちょっよお金を使っているようです。

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2010/06/01
今週号「アエラ」の『現代の肖像』に社会言語学者の鈴木孝夫さんが登場しています。記事を読むと、、83歳の今も元気に活躍されいる姿に、嬉しい気持ちになりました、昨年出された「日本語教のすすめ」(新潮新書)は重版を重ね、4万部に迫る勢いだとか。鈴木孝夫さんのオリジナルな思想が多くの人に受け入れられているのですね。
記事の中に引用されている「新潮45」でのビートたけしとの対談が、とても面白い。孫引きですが、引用させていただきます。
「先生の本を読み出すと、面白くて仕方がありませんでしたよ。先生は言語学者ですけれど、書かれている内容は民俗学や文化人類学の分野だったりするでしょう」(「新潮45 2007年5月号)
ビートたけしと鈴木孝夫さんが対談なんて、ちょっと思いつかないことですが、たけしの感想も鋭いなと感心します。鈴木先生は、言語学者ではなく、言語社会学者なんです。そもそも言語社会学を専門にしている学者、どれほどいるのでしょう。この学問が日本では鈴木先生が開拓したオリジナルなものではないかと思っているのですが(ご存じの方、教えてください)。
記事では鈴木さんの学者としての半生が紹介されています。独自の鈴木理論に辿り着くまでの道は、簡単ではなかったことがわかります。戦いとも思える学問への取り組みは凄いものがあります。
私にとって鈴木孝夫さんは、学問としての言語を教えていただいた先生です。これからも更に活躍をしていただくことを願っています。
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