書籍・雑誌市場が2兆円割れ
以前も報じられていましたが、昨日の日経新聞(電子版)に、「書籍・雑誌市場、2兆円割れ」が載っていました。その記事によれば、2009年の書籍と雑誌の販売額は
「出版科学研究所(東京・新宿)の推定によると、販売額は前年比4.1%減の1兆9356億円」
と21年ぶりに2兆円を割り込みました。
「2巻合わせて200万部以上売れた村上春樹氏の小説「1Q84」の大ヒットはあったが、全般にヒット作に恵まれなかった」
村上さんの小説以外、ベストセラーなかったわけですね。世の中の人、本買わなくなっているのかな。
書籍、雑誌の単価でみると、
「書籍の新刊価格は前年比2.1%減の平均1146円。一方、雑誌は3.3%増の同495円で、ここ10年で最大の上昇率だった」
豪華な付録付きの女性誌が増え、1冊あたりの単価が上昇したようです。豪華付録をつける戦略、いつまで続くのでしょう。これ、本質的な解決策ではないと思うのですが。
書籍、雑誌の販売額はどこまで落ちこむのでしょう。出版社と流通側が抜本的な改革をしない限り、回復しないでしょう。
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コメント
bubu@さん
書籍、雑誌とも作る側、読む側とも変化しますね。ある意味、レベルが低下しているともいえるのかな。
抜本的に改革しないと、いづれはとんでもないことになると思います。
投稿: 自由なランナー | 2010/04/25 23:06
電子書籍って後に残んないし、転売も出来合いしね。私はやっぱり紙の書物の方が好きですね(^^;
でも本の価格って高いなあって感じます。
昔なんか文庫本、290円とかで売ってた時期も有ったし。紙ももっと薄くしっかりしてた(目の詰まった紙)と思う。
おまけ付って対処法でしかないので、いつかは破綻しますね。中身で勝負しないとっていっても、読者がそれについて行ってないて感じますね。本を読む人のレベルも下がったっかなて言う感じもあるし(^^;
投稿: bubu@ | 2010/04/24 03:41