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2010/03/08

次に来るメディアとは?

 ネットでさまよっていて見つけた本『次に来るメディアは何か』(ちくま新書)は1月にでた新刊ながら、書店でなかなか見つけられず、4軒目でやっと手に入れました。売れているのかもしれません、その内容は、今のメディアを問う一冊です。
 筆者は河内孝さん。長年毎日新聞で記者などをつとめた方。以前『新聞社-破綻したビジネスモデル』(新潮新書)という著書があります(これも興味がありましたが、読んでいません)。本書では、新聞、テレビの現状を分析して、このメディアのいく末を論じています。
 Tuginikuru_media 特に印象に残ったのは、アメリカの新聞の状況。一昨年のリーマンショック以来、広告収入が激減、どの新聞も苦境に陥っています。たとえば、アメリカの新聞は、クラシファイド広告(案内広告、三行広告)の収入がかなり多かったのですが、WEBのcraigslistなどに広告を奪われ、かなりの痛手を被っています。新聞事業をNPO化する議論まであり、その状況は深刻です。
 日本においても新聞の状況は同様です。読売、朝日、日経までは問題はありながらも深刻なものになってはいないと思われますが、毎日はどうなんでしょう。また、地方紙は大丈夫なのか。そして、日本では新聞とテレビの連携が深いのですが、筆者はこれを「老々介護」とまで表現します。
 新聞、テレビというマスメディアが、いつまでマスメディアであり続けられるのか。その答えが、意外と早くでるかもしれません。

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