埼玉県立近代美術館の個性は
都道府県で所有している美術館は、当然ですがそれぞれの個性があります。初めて訪れた埼玉県立美術館は、美術館らしい印象が残らない建物でした。黒川紀章の設計ですが、特徴的なのはその外観。格子状の柱が建物の外側を取り囲んでいる独特なデザインです。
この柱の中に曲線状の建物があります。
同じ黒川紀章設計の国立新美術館外観に似ている感じ。
建物に入ったときに、空間が広がっていて、「美術館にきた」と感じられる建物が好きなで、たとえば世田谷美術館とか、宮城県美術館、岩手県立美術館などがそうです。しかし、ここはそんな感覚に、残念ながらなりません。入り口から入ったロビースペースは狭くはないんですが、どうしてだろう。
この美術館の常設展示は「MOMASコレクション」(MOMASはThe Museum of Modern Art, Saitamaの略称
と呼ばれていて、テーマを設定し、定期的に展示替えされています。1982年に開館したため、予算が潤沢な時期があったのでしょう。コレクションは、モネ、ルノワール、ピサロ、ピカソなどいわゆる有名画家の作品も所蔵しています。典型的な自治体型の近代美術館といってもいいでしょう。
場所は、地方の美術館にありがちな、クルマでしか行けないということはなく、北浦和駅から歩いて5分ほどのところにあり、便利です。建物はいまひとつな感じですが、中身はしっかりとした展示がされていて、機会があればまた訪れたいミュージアムです。
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