ブリヂストン美術館の安井曾太郎展
新年休みの4日に行こうと思っていたら、月曜日でいきそびれたブリヂストン美術館に出掛けました。今、「安井曾太郎の肖像画」展が開催されています。安井曾太郎の作品をまとまってみたのは、2005年の5月、宮城県美術館での「安井曾太郎」展以来です。
この「安井曾太郎の肖像画」展は、安井が描いた肖像画を取り上げ、作品と、描かれた人物のプロフィール、描かれた背景などを交えて紹介しています。安井の肖像画といえば、「金蓉」が記憶に残っていますが、この展覧会ではその作品を含め、様々なモデルを描いた肖像画が展示されています。
女性モデルを描いた作品も魅力的ですが、あわせて著名な研究者、教育者、文学者のほか、政財界人を描いた作品も存在感があります。安井の肖像画は、すごくストレートな感じがあり、人物の人柄が伝わってくるように思います。
この展覧会では、ブリヂストン美術館の所蔵品に加え、他の美術館からの借用作品、そしていくつかの個人所蔵品もあり、充実した内容となっています。安井曾太郎の新たな魅力を知る企画です。会期は今週末(17日)までです。興味のある方はお早めにどうぞ。
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