さくらやの閉店
渋谷のセンター街を歩いていたら、「さくらや」が閉店セールをやっていました。そういえば、少し前のニュースで報じられていた「さくらや 精算」は本当だったんですね。さくらやは、いつの間にかベスト電器の子会社になっていて、ベスト電器が業績不振でリストラ。さくらやは精算されることになってしまったのです。
今日、会社の人と話していて「昔、自由が丘の電器屋があって、よくひやかしにいったんですよ」。その店、今はありません。ほんと、家電店は店舗の規模競争になってしまいました。東京で暮らしていると私にとって、家電製品などを買うのは、ヨドバシ、ビック、ヤマダ電機のどれかです。それはやはりポイントが付くから。
20年ほど前くらいまでは、秋葉原へいって、いくつかの店で値段をきいて、そして値切ってかったものです。値切った結果でも、おそらく店は充分儲かっていたでしょう。お客にとっては、値切って買った、という行為が大切だった気がします。
高校生の頃、新宿の淀橋写真商会、小さな店舗でカメラを買ったことが信じられないくらいヨドバシカメラは大きくなりました。体力勝負とも思える家電量販店。その戦いに、サクラヤは勝てなかったのです。まだまだ、この戦いは続くのでしょうか……。
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