呼べば応えるイッセー尾形
先日、イッセー尾形さんの写真が入った郵便物がきました。その名も「イッセー尾形からの手紙」。イッセーさんの近況やニュースが掲載されたものです。後援会員の私だけでなく、女房にもきていたので、多く人に送ったのではないでしょうか。
ちょっと前、大学院の「アートマネジメント論」という授業で発表課題があり、イッセー尾形さんについてまとめてみました。芸術団体のマーケティング活動をまとめる、というのが課せられたお題でした。実はイッセー尾形さんの活動についてマーケティング的視点でみると、ちょっと面白い発見がありました。
イッセー尾形さん公演のチケットは、基本は公式WEBからの予約です。特に後援会会員には先行予約枠が設けられています。このWEBからのチケット予約の特徴は、チケット決済機能を設けていないことです。つまり、公演チケットの料金は当日、会場で現金払い。一般予約については、チケットぴあとかでも買えますが、公式WEBからも購入できます(これも会場現金払い)。
イッセー尾形公演では、公式WEBからのチケット販売が多いと推測されます。そうであれば、顧客データをしっかりイッセー尾形側が持つことになります。チケットぴあ経由の販売だと、そこまで顧客データを持てるでしょうか。また、イッセー尾形さんの公演では必ずアンケートが配られます。このアンケートに名前とか住所を記入すると。次回公演のお知らせが届く仕組みです。
顧客に対ししっかりとしたマーケティング活動が行われているようにみえます。イッセー尾形さんやスタッフはひょっとするとマーケティングという意識はないかもしれませんが、イッセー尾形という商品を訴求するために、なかなかしっかりとした方法がとられていると思います。
さて、来月には久しぶりの原宿クエスト公演です。どんな新ネタを披露してくれるのか、今から楽しみです。
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