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2009/09/20

100種類のカラーが選べる一眼レフ

 ペンタックスから先日発表された一眼レフカメラにはちょっと驚きました。K-xと名付けられた新モデルは、そのボディーカラーが特徴的。「PENTAX K-x 100colors,100styles.」なるオーダーカラーシステムが設定され、ボディーカラー20色、グリップ5色が用意されていて、その組み合わせは自由。つまり20×5=100種類のカラーから選べるシステムです。
 カメラに限らず、カラーバリエーションというアプローチは、消費者にとっては楽しい選択肢です。しかし、生産する側からすれば、色によって販売量の差があるため、生産量の読みが難しく、やっかいな氏システムでもあります。カメラとは同列に論じられないかもしれませんが、黄色のボディーカラーのクルマが長続きしないで、販売中止になるケースも、やはり販売量が少ないせいでしょう。
 ペンタックスのカラー100種を選べるシステムは、受注生産で納期は約2週間とのこと。オーダーにしては早いと思いますが、どのような生産工程でやっているのでしょう。
 このK-x、一眼レフのエントリーモデルです。ペンタックスにはすでにK-mというエントリー機種がありますが、xはそれを発展させ、例えば画素数はCMOS1240万画素1(K-mはCCD1020万画素)もあるスペック。こんなカメラがレンズキットで69,800円。安くなりました。
 しかし、カラーバリエーションというのはある種魔力です。こんなのを見ると、思わず買いたくなってしまいます。危険。

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