2009/09/30
今週号の『週刊 東洋経済』の特集は「東京の実力」。10月2日(明後日か)は2016年オリンピックの開催地が決まる運命の日。それに合わせた賭けのような特集です。メインは東京オリンピックが実現するか、が特集ですが、それ以外にも面白い記事がいくつかありました。
特に興味をひかれたのは、「ビジネスパーソンが知っておくべき東京建物 10選」です。武蔵野美術大学教授・松葉一清さんが選んだ東京10の建物とは。それは次の通りです。
1.根津美術館 2.三菱一号館広場 3.国立新美術館 4.東京国際フォーラム 5.Think Park 6.東急病院 7.神保町花月 8.都営大江戸線飯田橋駅 9.ふじようちえん 10.サンストリート
知っている建物が少ないです。また、ここはどうして入らないの、とかいろいろ不平不満などありそうですが、まあひとつの例とでも考えればいいのでしょうか。
本文によると、
「アニメや漫画よりずっと早い時期から、都市東京そのものが、逆説的ではあっても『クール』と目されてきたのである」
そうです。
東京の建物、グローバルスタンダードな観点ではどの程度の評価なんですかね。少なくとも、街並みの統一感のなさは世界でも上位には入りそうですが(笑)。
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2009/09/29
長年住んでいますが(もう50年以上)、東横線都立大学駅付近の風景は、あまり変わっていません。もちろん店とかの出入りはありますが、東横線のガード下にある商店街などは、ほとんど昔のままです。この都立大学駅の商店街は、沿線と比べてなぜか寂しげ。賑わっているという感じがありません。
さて、そのガード下にちょっと前(昨年くらいか)立ち飲み屋が開店しました。線路を挟む両側に2軒あり、どちらも小さな飲み屋です。恐らく10人は入れないだろうカウンターのみの店です。
以前から気になっていたのですが、その狭さゆえいつも満席(?)で、入りそびれていました。先日、やっとその一軒「ホームラン」という店に入れました。店内に入ると、ほんと狭い。多分、店員8人くらいです。でも、店の方は2名で、対応は素早いです。この店のメニューの主力と思えるのは、焼き鳥。注文を受けてから焼いてくれます。ちょっと待たされますが、いけます。
都立大学駅商店街は、少しだけディープです。立ち飲み屋も似合います。これからも、ふらふらと寄ってしまいそうです。
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2009/09/28
昨日、父の命日なので寿司をとろうと、何回か使っていた宅配寿司屋に電話をしました。すると「使われておりません」の声。どうしたんだろうと、WEBページを見てみると、うちのそばの店がなくなっていました。ポイントが1200円分くらい溜まっていたんですが、ちょっと悲しい。「日本橋 比良乃」 という店なんですが、日本橋と銘打っているのに、都内23区に店がないんですよ。
近所の寿司屋から出前をとる習慣がありません、酒を買うときは楽天デリバリー経由が多いです(ポイントがつくせいです)。WEBをみると、寿司のデリバリー、いくつも店舗がありますが、うちの地区で利用できるのは2店しかありません。以前は銀のさら、という店があったんですが、ここもなくなってしまいました。最近、宣伝してた出前館 (石田純一がCMにでているところですね)も同じ店舗しかないです。
宅配の寿司屋、需要が減っているんでしょう。確かに寿司の出前なんて、贅沢ですものね。
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2009/09/27
先日、外山滋比古さんのことを書いたとき、著書の『思考の整理学』を紹介しましたが、実はこの本まだ読んでいません。前から気になって、「そのうち買おう」と思っているうち、買いそびれ……。そこで、アマゾンに『新エディターシップ』(この本のこともいずれ紹介しなくてはいけません)とこの本を注文しました。
2冊とも在庫があり、すぐに到着。ちくま文庫版ですが、帯には「東大・京大で一番読まれた本」と大きく書かれています。恐らく最近重版されたものに違いないと、奥付を探してみると、「ない」?? 奥付がない本なんて、あるのか。たまに、発行日など奥付情報がカバーの折り込んだ部分にある本や、短冊(本に挟み込まれている書店が発注用に使う紙)に発行日が記載されている本があります。しかし、それはイレギュラー。ちくま文庫ともあろうものが、奥付がないなんて。
近所の書店にいって、同じ本を見てみると、「奥付がある!」。当たり前ですね。ということは、アマゾン本は、落丁ってことですね。大勢に影響がないとはいっても、奥付のない本は、なんか座りが悪いです。アマゾンに連絡して、取り替えてもらいました。
早速送ってきた本の奥付には「1986年4月24日 第一刷発行 2009年8月30日 第五十八刷発行」とあります。すごいですね、58刷。この本のすごさがわかります。
でも、奥付のない本も貴重品かもしれません。アマゾンに送り返さねばいけないのですが、ちょっと惜しくなりました。
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2009/09/26
小沢昭一さんのファンです。思い起こせば、高校の頃にNHKで趣味の番組をやっていました。お相手は相川アナウンサー。ウェブで調べてみると、「趣味とあなたと」というタイトルだったらしい。その小沢さんが『道楽三昧』 (岩波新書)なる本をだされました。
この本、民族学者の神崎宣武さんが聞き手になり、小沢さんが楽しんできた道楽を語り尽くすという一冊です。岩波のいわゆるPR誌『図書』に連載されていたのをまとめたもの。
小沢さんの「道楽」、たくさんありますね。目次を引用してみると、よく分かります。
<虫とり><べいごま・めんこ・ビー玉><相撲・野球><飲む・打つ・買う><落語><芝居><大道芸><映画><俳句><歌><競馬><食・釣り・写真など>
この中で、映画はお仕事だと思いますが、あとはほんと道楽。今でいえば、趣味となるのでしょうが、小沢さんには道楽といったほうがぴったりです。本を読ませていただくと、ほんと楽しそう。今の世の中で、これほどまでに楽しみをもてる人少ないでしょうね。
今年、80歳になられた小沢さん。まだまだ、楽しんで欲しいと思います。
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2009/09/25
昨日から大学院の後期(秋期)授業が始まりました。長かった夏休みも終わりです。もっとも社会人には、夏休みという感覚はあまりありませんが。夕刻、大学にいったら大学生(学部生)でキャンパスが賑わっていました。若者もちゃんと大学に来るようです。
さて、私たち院生は後期授業の履修科目を決めなければいけません。登録締め切りまで一週間くらいしかないので、取りたい科目は1回出席して、その可否を決ることになります。昨日出席した科目は、私一人でした。マンツーマンはきついなあ。でも、来週は履修登録締め切ったあとだから、これから出席者が増えるとも考えにくい。先生は、「授業が成立しなくても問題ありません」みたいなことおっしゃっているのですが、どうしたものか。かなり悩みます。
授業が終わったあと、久しぶりに立ち飲み屋へいってみたら……、「8月30日で閉店」の張り紙! ファイト酒場 という店ですが、店閉めたのです。お客さんで賑わっていたのに、景気悪いんですね。勉強のあとの楽しみがひとつ減りました。道草なんかしないで、さっさと帰りなさい、ということなんですね。わかりました(笑)。
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2009/09/24
昨日の日経新聞朝刊に載っていた広告には、ちょっと驚きました。アートマガジンの『季刊アートイット』の一面広告です。広告には大きくART IT。そして「 [特集]日本発、ヴェネチアへ!」のコピーがこれも大きく書かれています。その下には「雑誌『ART IT』新ウェブサイトへ完全移行」とあり、URLがこれも大きすぎるくらいにあります。
この『季刊ART IT』なる雑誌、本屋で見かけたことはありますが、買ったことはありません。でも新聞に一面広告を出すくらいですから、売れているんでしょうね。日経新聞の一面広告費は、正価では2000万円くらいのはず。
ウェブサイトはシンプルなデザインながら、いろいろなコンテンツが入っていて充実しているようです。「マガジン」「公式ブログ」「パートナーブース」「SNS」の4つに分かれていて、アートファンには役立つ情報がありそうです。
でも、アートってそんなに儲かるものなのでしょうか。少しばかり疑問です。
ART IT ウェブサイト
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2009/09/23
うちから近いため、時間がないときは白金の庭園美術館にいってしまいます。昨日も、夕方近くになって出かけました。前から気にはなっていた「ステッチ・バイ・ステッチ」を見てきました。展覧会のチラシを見てから、もうひとつ気がのらなかったのですが、予想以上に感銘をうけました。
「ステッチ」とは「針を運ぶこと」という意味。糸と針で作り出された作品は、新しく、刺激的です。8人の作家による表現は、様々です。糸を絵の具、針を絵筆のように使っているのでしょうか。糸と針、というと安易に刺繍を思い浮かべてしまいますが、展示された作品は、そのイメージを覆してくれます。
特に気になったのは、竹村京さんの作品。人物の後姿が写った大きな写真を、紡がれた糸が覆います。<A.市とW.市で上がっていく知っている人びとと知らない人びと>は、幻想的な中にも、現実感も感じさせる作品です。
チラシに大きく載っている清川あさみさん<Compex-voice>、実際に作品をみると、かなり違った印象を受けました。写真に直接ビーズ、スパンコールなどの刺繍をした作品で、美しい抽象画のよう。
会場にはやはり女性が多かったですが、若い男性も熱心にみいました。糸と針で作られる作品は、新たな感動を与えてくれました。おすすめです。
(会期は今週末27日までです)
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2009/09/22
国立新美術館で開催されている「光 松本陽子/野口里佳」展は、いくつかの点で興味深い企画展です。展示は松本陽子の絵画、野口里佳の写真と、異なった表現形式による二人展です。また、松本は1936年生まれ、野口は1971年生まれと、親子ほどの年齢差がある二人の組み合わせ。更に、絵画や写真といった芸術にとって重要なテーマで有る「光」をタイトルに据えるという、ある意味大胆な企画です。
松本陽子の表現は、アクリル絵具による抽象絵画。ピンク、白、薄紫といった淡い色で構成された作品は、穏やかさと激しさが混在して、心に鮮やかな印象が残ります。また、近年は緑色を基調にした作品を描いています。作家が年れを重ねるとともに、色表現が暗色へと変化していくのは、心のあり方が変わったためでしょうか。
野口里佳の写真は、その被写体が様々です。作品はいくつかの連作で構成されています。富士山、砂漠、天空の星、海中などへ向けられたカメラで撮られた写真は、それぞれの光を表現します。この人の写真は、単独でみる、というより連作でみたほうが、インパクトが有り、また作品の意味を感じやすいのでは、と思いました。
二人のアーティストの年齢差を感じさせない絵画と写真の組み合わせ。新鮮なものを感じました。
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2009/09/21
週刊文春に「家の履歴書」という連載があります。かなり前から連載されていますが、現在は「新 家の履歴書」となっていて、今週号で159回。様々な人が、かつて住んでた家から今住んでいる家まで、思い出や経験などを語ってくれます。家を通して、その人の半生を辿る内容となっている4ページの記事です。
いつもは家のイラスト(市川興一さんによるイラストは味があり、素敵です)をみるくらいで、記事をじっくり読むことは少ないのですが、今週号は目がとまりました。外山滋比古さんが登場されています。英文学者そしてエッセイストとして著名な方。大学のとき、著作『エディターシップ』を読み、編集者になろうと思い始めるほど影響を受けました。
外山さん、大正12年(1923年)生まれですから、ことし86歳。この記事は本人のインタビューで構成されていますから、まだお元気なんですね。記事には、いくつも素晴らしい言葉があります。思考することについて述べている中で、
「最近の若い人は本を読まないといわれますが、学校教育が普及した社会で育っていて、進学率も高く、実は知的感受性が豊か。昔よりも、ちょっと刺激を与えれば知的な問題に敏感に反応できる、良質な読者が多くなっています」
と、若者に期待しています。
外山さんの著書『思考の整理学』は発刊から20年ほどで15万部ほどしか売れていなかったのに、20,30代の若者の口コミで、ここ数年で販売が100万部になったそうです。
また、ご自身の最近の生活に触れていて、
「新しい本も書いていますし、毎日けっこう楽しい。年寄りは、もう少し惨めで、寂しくて、退屈なものだろうと思っていましたが、案外そうでもない。我が人生のうれしい発見でしたね」
これから老年に向かうものにとって、嬉しい言葉です。
まだまだ、元気に活躍していただきたいと思います。
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2009/09/20
ペンタックスから先日発表された一眼レフカメラにはちょっと驚きました。K-xと名付けられた新モデルは、そのボディーカラーが特徴的。「PENTAX K-x 100colors,100styles.」なるオーダーカラーシステムが設定され、ボディーカラー20色、グリップ5色が用意されていて、その組み合わせは自由。つまり20×5=100種類のカラーから選べるシステムです。
カメラに限らず、カラーバリエーションというアプローチは、消費者にとっては楽しい選択肢です。しかし、生産する側からすれば、色によって販売量の差があるため、生産量の読みが難しく、やっかいな氏システムでもあります。カメラとは同列に論じられないかもしれませんが、黄色のボディーカラーのクルマが長続きしないで、販売中止になるケースも、やはり販売量が少ないせいでしょう。
ペンタックスのカラー100種を選べるシステムは、受注生産で納期は約2週間とのこと。オーダーにしては早いと思いますが、どのような生産工程でやっているのでしょう。
このK-x、一眼レフのエントリーモデルです。ペンタックスにはすでにK-mというエントリー機種がありますが、xはそれを発展させ、例えば画素数はCMOS1240万画素1(K-mはCCD1020万画素)もあるスペック。こんなカメラがレンズキットで69,800円。安くなりました。
しかし、カラーバリエーションというのはある種魔力です。こんなのを見ると 、思わず買いたくなってしまいます。危険。
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2009/09/19
雑誌の付録といえば、女性誌に豪華な付録がついて話題になったことがありました。最近はどうなんでしょう。広告減で、付録どころではないのかもしれません。「DIME」の最新号には、ソーラー電卓つきマウスパッドが付録です。
このマウスパッド、藤子・F・不二雄のキャラクターがついています。けっこうしっかりした作りで、安物には見えません。今号のDIMEは580円。通常は400円のようなので、かなり高めの価格設定ではあります。とはいっても、580円で本体と付録が買えるとは、それなりのお得感があります。この号だけでは、赤字ではないのか、とも思えます。
そもそも付録の目的は何なのでしょう。この号をきっかけに、次号以降の読者開拓でしょうか。それとも単純の広告なのか。このマウスパッドは、DIME発行元の小学館が最近発刊を始めた『藤子・F・不二雄大全集』の宣伝も兼ねているようです。付録がついているから、この号だけは買っても、次の号は買うとは限りません。DIME、久し振りに買いましたが、記事にかつての面白さはありません。私の感性が衰えたせいだとは思いますが、かつてはもっと刺激的だったはずですが。
雑誌も、政権交代しているのかもしれません。
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2009/09/18
来週、5連休明けから大学院の後期授業がはじまります。もう夏休みも終わりということで、ちょっとさびしい。さて、前期の授業の成績が分かりました。分かりましたというのは、大学の近くに用事があったので、大学によって学生用端末で「成績通知書」をチェックしたら、前期の成績が掲示されていたんです。
通信で学んだ武蔵美の評価は、A、B、C、Dの4段階(Dは不合格)でした。青山学院の場合は5段階です。AA、A、B、C、Dです。AAという評価があります。AAというのは鰻とか鮨でいえば、特上といったところでしょうか(笑)。
まじめに記すとAA=90~100点 A=80~89点 B=70~79点 C=60~69点と不合格の5段階。成績と言えば、優良可で評価されてきた世代にとっては、AAという評価はちょっと新鮮なもの。
結果をみると、時間をかけてレポートを書いた科目は、いい評価をいただいていました。努力をすれば、それなりの成果がでるのかもしれません。
それと成績通知書には「G.P.A.」と見慣れぬ記号(?)があります。このG.P.A.はGrade Point Averageの略で、要は成績を点数化した平均値です。こんなの知らなかったです。(ちなみにWikipedeiaにはこうあります )。
このG.P.A.は3.71428と記載されてます。この数値、どの程度悪いのか、それともいいのか。G.P.A.の最高スコアは4.0ですが、自分の値の評価がよくわからない。まあ、どうでもいいことでしょうね。
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2009/09/17
日経新聞が新たな商売を始めています。日経ストアというありふれたネーミングのWEBでのショッピングサイトです。ストアといっても、販売しているのは写真です。サイトにはこうあります。
日経ストアへようこそ。
当サイトでは、日本経済新聞社の報道カメラマンが撮影した写真を、「風景」「歴史」「世界を旅する」などのカテゴリーに選別し、取りそろえています。
写真はプリントのみでご購入いただく事も、箱から取り出してすぐに飾れる額装でご購入いただく事もできます。
要は日経の持っている写真を販売して儲けようという単純な魂胆なわけです。けなしてしまいましたが、早速ある写真を注文しました。実は特集でイッセー尾形さんの写真が、商品として用意されていて、ご祝儀として購入しました。特典として、イッセー尾形さんのサイン入り日経マガジン(首都圏の日経新聞に入ってくる広告媒体)がもらえるので、それが目当てです。申し込んで、10日ほどで商品が届きました。ホントに(?)イッセー尾形さんサイン入りの日経マガジンが同封されていました。
でも、イッセー尾形さんファンはともかく、このようなサイトで写真買う人どれほどいるのでしょうか。このビジネスが発展するか、私としてはちょっと疑問ではあります。でも日経新聞もなんらかの勝算があるに違いありません。どのような結果になるか、注目です。
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2009/09/16
オジサン世代に、時としてぴたっりのテーマを特集してくれる雑誌「サライ」。WEBサイトによれば、
「サライ」は、「わが国初、大人の生活誌」として、1989年9月に誕生しました。以来、シニア向け雑誌のパイオニアとして、高い支持を受け続けております。
対象読者は、時間も暮らしも経済的にも、ゆとりを持てるようになった熟年世代です。
とあり、50歳代より上の世代がターゲットでしょう。ただ、最近のシニアは「時間も暮らしも経済的にも、ゆとりを持てるようになった」かは、ちと疑問ですが。
このサライがこれまで月2回発行でした。確か500円くらいの価格で、ちょうど手軽な雑誌でした。このサライが、今月から月刊になってしまいました。どうしたんでしょうね。月2回の発行では、収支が合わなくなってしまったのでしょうか。ゆとりあるシニア世代を対象読者としていても、部数が落ち込んでいるのか、と推測してしまいます。
月2回の発行だからいい感じだったのですが、月刊ではどうなんだろう。ほんと、雑誌は厳しいです。気づかないうちに休刊になっている雑誌があったりします。サライには頑張って欲しいです。
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2009/09/15
昨日のニュース、「イチロー 9年連続200安打」。108年ぶりの大リーグ記録はまさに快挙です。さて、そんなニュースが達成されたことなど知らないで、昼頃渋谷のハチ公前を通りかかったら「号外です」と配られていました。
スポニチが出している号外です。号外なんて久し振りにもらいました、刷り込まれたイメージでは、号外はモノクロ印刷なのですが、このイチロー号外はフルカラー。写真も綺麗に印刷されています。カラー印刷は、時間がかかるもの、というのは既に古い感覚なのでしょう。
この号外、広告が入っています。表面の下には、キリンビール。そして裏面はNTT東日本の一面広告。どちらももちろんイチローを使っている広告です。号外なのですが、あらかじめ予定されていたのでしょう。イチローの新記録号外を出すので、広告を出してください、とスポンサーにお願いしていたのでしょうか。なかなかしっかり商売してます。さすが、マスコミはすごい。
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2009/09/14
今年の5月に、大学院の先生のお誘いで、丸の内の三菱一号館の見学をさせていただいた。これは、(そのときにも書きましたが )、明治27年(1894年)にジョサイア・コンドルの設計でつくられた建物を復元したものです。
この三菱一号館が今月オープンし、竣工記念として「一丁目倫敦と丸の内スタイル展」と題された展覧会が開催されています。昨日、この展覧会の関連イベントとしてシンポジウム「三菱一号館と丸の内の魅力」が有り、参加してきました。このシンポジウムでは、ジョサイア・コンドルが日本の建築に与えた影響を、専門家たちがそれぞれの視点で語ってくれました。
ジョサイヤ・コンドルという建築家は、日本では建築の専門家以外には知られていないでしょう。シンポジウムをきいていて分かったのは、設計のスタイル、デザイン面より、建築技法、工法の点で日本の建築に少なくない影響を与えたということです。また、家具のデザインも手がけていて、自身が設計した鹿鳴館の椅子、テーブルなどの家具のデザインもしていました。
115年前、コンドルによって三菱一号館がつくられた頃、東京の街はどんな表情をしていたか。およそ想像もつきませんが、当時の写真をみると、独特なスタイルを持っていたようにも感じます。新しい三菱一号館は、丸の内にどんな表情を加えるのでしょうか。
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2009/09/13
先週、月曜から昨日の土曜まで、大学院の授業がありました。外部の講師による授業の集中講義。大学の科目は基本的には。13コマ(90分授業)が13回で2単位となっています。通常はこれを3ヶ月余りでこなすのですが、私の大学院のは講師の都合もあり短期の日程で組まれている集中講義があります。
先週受けた授業は月曜から金曜の6、7時限と土曜の3~5時限の日程。平日は夜の6時30分から9時40分までの授業時間です。おまけにこの授業、場所が大学でなく赤坂での行われました。
職業学生としては、夜6時半に赤坂に行くことはかなりハード。それに授業が終わるのが10時近くですから、開始前に夕飯を済ませねば、とても気力が持ちません。かくて(?)、この一週間はほとんど立ち食いそば類のディナーになりました。富士そば、本家しぶそば、なか卯、はなまるうどん・・・・・・・(苦笑)。 いやいや疲れました。とりあえず、これで秋期の2単位が取れそうです。
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2009/09/12
いつも前は通るのですが、いまだ入ったことがない店があります。渋谷の「麗郷」もそのひとつ。道玄坂からちょっと入ったところにある台湾料理の店ですが、混んでいるだろうというイメージがあって、これまでずっと素通りでした。
先日、昼間に前を通ったので、入ってみました。昼飯時ではありますが、そんなに混んでいません。着席してから気づいたのですが、このお店、昼だからとランチメニューを用意しているわけではないんです。だからそんな混んでいないのか。
腸づめが特に有名みたいですが、一人でそれもアルコール抜きでそんなもの食べても仕方がありません。五目そばをたのんでみました。たくさん具が入った五目そばです。麺が極太なのが特徴的。シンプルでナチュラルな味わいの一品です。
こんどは是非夜に訪れたいものです。
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2009/09/11
地下鉄の中吊り広告で知ったキリンの新しいビール(飲料)「ホップの真実」。つぎつぎと新しいものがでてきますが、特にこの「ホップの真実」って、面白い商品名です。キャッチコピーをそのまま商品にしてしまったかのようなネーミング。サッポロの「麦とホップ」のストレートな商品名でしたが、それを上回る発想。
中吊り広告では、誰だか分かりませんでしたが、ちなみにこのホップの真実で、広告のキャラクターをつとめるのは桃井かおり。なんだか、とてもお若くみえる(私より年上のはず)。ちょっと驚き。
肝心の味わいですが、ビール飲料にしては、まろやかな感じでちょっとビールに近い。広告には「ホップ2倍でコク、キレ、香りすべてが豊かに(当社比)」とあります。このコピーもあながち嘘ではないようです。
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2009/09/10
昨日の朝日新聞に一面広告がのっていたに気付いた方もいると思いますが、倉木麻衣のベストアルバム『ALL MAY BEST』が発売されました。事前にアマゾンに予約しといたので、発売日に届いたのですが、これは初回限定「2CD+DVD」。ちょっと高いけど、ファンならDVDは欲しい、という心理にこたえたものでしょう。
新聞広告をみて驚いたのは、そのパッケージフォーマット。新聞広告にのっているのを列挙してみます。
①2CD+DVD(初回限定)②2CD(通常盤)③microSDメモリーカード④USBメモリー⑤MiniDisc(2枚組)⑤カセットテープ(2巻組)⑥アナログ・レコードLP盤(4枚組)⑦10周年記念オリジナルフレーム切手シート付:2CD
倉木麻衣ファンで、このファーマットを利用したことのある人、多くないのでは。ちなみに私はあります(苦笑)でもどうしてこんなこと思いついたんだろう。ちょっと不思議です。
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2009/09/09
先日仕事で早稲田大学に行きました。待ち合わせ時間までちょっと時間があったので、大隈講堂のそばにある建物に入ってみたら、そこはお洒落なカフェ。青学にはこんなとこないなあ、と思いながら店内に入ってみると、カフェの隣に大学グッズのコーナーがあります。そこにはいろいろなグッズがあります。文房具、タオル、カップなどに加え、ストラップ、ネクタイ、バッグなどいろいろ。調べてみるとWEB で販売していました。
一方青学はというと、その充実度はいまみっつ、という感じです。文房具が中心で、種類も少ない。それに、グッズのデザインが洗練されていません。青学の英字ロゴを単に付けただけ、という感じのグッズが多いです。
青山、というブランドを売り物にしている大学なんだから、もうちょっとグッズにも力をいれたほうがいいのでは、と思います。持ちたくなるグッズの開発をお願いします。
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2009/09/08
家からちょっと離れたスーパーで買い物した際、酒のコーナーに安いビールがありました。正確には第3のビールですが、サントリーのBREWという銘柄品で、350ml缶が103円。激安ではないですか。缶コーラより安いのでは。
このBREW缶にはCGC GROUPと書いてあります。これを買ったのはトップスというスーパーなのですが、ここがスーパーの協業組織であるCGC に入っているんですね。
サントリーはここ向けに安いBREWを投入しているんです。
このBREWは、確かジャスコなどに向けてサントリーが提供しているものですが、中堅スーパーもの出しているんですね。サントリーの強力な戦法で、シェアが伸びるのか、注目です。
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2009/09/07
越後妻有アートトリエンナーレには、若者が多く見に来ていました。私のようなオジサンはほとんど見かけず、せいぜい30代くらいまでです。年齢層は予想どおりではあったのですが、これほどまでにと思える人数が、どの展示スペースに来ていました。クルマのナンバープレートをみても、東京、長野、金沢など各地からこのトリエンナーレを訪れていました。
広大なスペースに置かれたアートを見るためには、最低2日はいるでしょう。ゆっくりとしたスケジュールで見られたらと、少しばかり後悔しています。まあ、素敵なアートスペースを楽しめたのですから、よしとしましょう。
撮ってきた写真をいくつかご紹介します。
「石の魚たち」(荻野弘一)
「バタフライパビリオン」(ドミニク・ペロー)
「棚田」(イリア&エミニア・カバコフ)
「花咲ける妻有」(草間彌生)
「最後の教室」(クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン):廃校になった校舎で「人間の不在」を表現。
「福武ハウス2009」
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2009/09/06
2000年には始まった「越後妻有トリエンナーレ」、正式には「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が今年開催されています。ちょっと遠方ではありますが、今年を逃すと3年後。思い切って出かけて来ました。新潟県十日町を中心とする760k㎡に370点あまりのアート作品が展示さている大きなアートフェスティバルです。
そもそも一日で見終えることは出来ないだろうと予測していたにもかかわらず、日帰りの日程です。ほんとに広い。移動だけでもかなりの時間がかかります。現地でレンタカーを借りたのですが、朝10時から6時過ぎまでで、走行距離は120㎞。歩いた歩数は2万歩近く。昼飯は時間が惜しいのでコンビニおにぎりとおでん。日帰りなんで計画が無理なんです(苦笑)。ほんの一部しか作品、みていません。
それでも、楽しんできました。緑豊かな自然に囲まれてアートを楽しむのは、この上なく気持ちがいい。東京に戻ってからは、接することのなかった雄大な大地を感じ、素敵なアート空間を味わってきました。写真をいくつか撮ってきたのですが、まだ整理できていないので、明日以降、ご紹介しようと思っています。
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2009/09/05
大学の図書館で本を借りるため、青山へ。渋谷駅から大学に向かう道の途中に、ちょっと前に開店した「富士宮焼きそば」の店があり、腹ごしらえに入ってみました。富士宮焼きそばというのは以前からB級グルメのひとつとして、その名前はきいていましたが、実際食べるのは始めてです。
富士宮やきそばとは、そもそもどんなものなのか。Wikipediaによれば、
富士宮やきそばは、通常のやきそばとは製法や使う食品が大きく異なる。普通の焼きそばとの違いは大きく3つの点が挙げられる。
・麺のコシの強さ(麺が指定されている)
・肉かす(ラードを絞った後の豚の脂身)の使用
・仕上げに削り粉をふりかける
そうなんですね。かなりこだわりのある焼きそばのようですね。店のメニューは焼きそばとイカ焼きそばの2種類。それに九条ネギ、マヨネーズ、温玉、マヨネギなどのトッピング。お店の一押しというマヨネギをたのんでみました。
すこしばかり期待していたのですが、そんなに印象的なお味ではありません。全体的に味がちょっとしつこい感じ。肉かすのせいでしょうか。同じ焼きそばなら、横手焼きそば のほうが好きです。焼きそばといえど、いろんな味があるものです。
☆ちなみに店は「こころ」 です。
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2009/09/04
昨日、新聞では報道されていましたが東京マラソンの倍率が発表されています。フルマラソンの部は店員3万2000人に対して申込みはなんと27万2134人。その倍率8.5倍です。昨年が確か7倍くらいだった記憶があるので、更に狭き門になっています。
とりあえずフルマラソンに申し込みましたが、くじ運弱い身としては多分駄目だろうな、と思っております。最近、ほんとジョガー増えました。朝のジョギングでも、ランナーに何人も行き会います。ランニングブームを実感します。この不況の世の中ですから、お金のあまりかからないランニングは流行るのも納得できます。
本屋で「マラソンMAP東京」という本を見つけて買ってきました。コンパクトな本ですが、5キロ、10キロのコースが計30掲載されています。銭湯、ロッカーなどの情報載っていて便利。これなら見知らぬ土地へ、遠征ランも可能です。
肝心の東京マラソンは出走は無理そうなので、久しぶりに青梅マラソンに挑戦してみようか、と少しだけ心が動いております(笑)。
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2009/09/03
『イッセー尾形のひとり芝居 07-08 THE BEST VOL.1』を買いました。イッセー尾形さんのひとり芝居を収録したDVDです。イッセーさんの舞台DVDはたくさんありすぎます。実演をみられるので、DVDはすごく欲しいというわけではありません。いつか買えばいいや、という感じです。
でも、このDVDはローソン限定販売で、さらに数量限定ということで、手に入れました。2006年12月から2008年5月まで原宿クエストホールで収録された7つのネタが収められています。2006年、2007年はクエストに見に行っていないので、見たことのないネタの方が多いです。
更にこのDVDには特典映像としてイッセーさんと演出家の森田雄三さんの対談「どうしてつくったっけ」とイッセーさんコメントつきの「着替えシーン」が収録されています。対談はお二人の考えがわかってとても興味深いものがあります。
これだけいっぱい内容が詰まったDVDが、1500円。これはほんとお得です。おまけに、イッセー尾形キーホルダーまで付いています。おすすめですよ。
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2009/09/02
最近はCDの紙ジャケットがいろいろでていて、うまくユーザーを誘い込んでるなと思う企画があります。この紙ジャケット、レコードを聴いていたオールド世代がターゲットではないでしょうか。先日、HMVによった際、いいものを見つけました。カーペンターズの紙ジャケシリーズです。
「初回限定生産」とあるので、思わず一枚買ってしまいました。「ライブ・イン・ジャパン」、1974年に大阪で行われたライブ盤です。懐かしいです。確か、レコード持っていたはず。収録されているのは耳に馴染みのあるヒット曲ばかりです。「トップ・オブ・ザ・ワールド」「イエスタデイ・ワンス・モア」「愛のプレリュード」、どれも素敵なカレンの歌声です。
このアルバム、日本だけの発売だったようで、アメリカのAMAZON でIMPORTものが60ドル近くで売られています。CDにはおまけがついてます。
ピンナップっていうやつですね。カーペンターズの和服姿。昔のレコードは、こんなサービスを凝らしていたんです。よき時代、という感じです。
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2009/09/01
昨日、自由が丘の駅で朝、タブロイド版の冊子を配っていました。「3TIMES PRESS」なる16ページのフリーペーパーです。発光はリクルート。また、新しいこと始めましたね。
この「3TIMES PRESS」は、
沿線に住む忙しいビジネスパーソンの充実した日常生活を3つの時間<仕事、週末、アフター5>で構成した、毎月隔週の月曜日に駅構内の特設ラックで配布する沿線生活密着型のビジネスフリーペーパーです。 とWEBにはあります。沿線とは「東急沿線」とのことで、東急の主要な駅に設置されたラックで配布される限定フリーペーパー。隔週の月曜日に発行とのこと。
もらったのをぱらぱらめくってみたのですが、あまり面白くないなあ。目新しい情報が載っているようでもないし、レイアウトも垢抜けないし。そういえば、今年の初めころに「EX:JAPON」 という媒体がやはりリクルートから「東急沿線」向けに出ていたのですが。あれはどうしたんでしょう。
リクルートも試行錯誤、って言うことですね。
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