サラーリマンと作家
電車の中吊り広告で気になって「文藝春秋」を久しぶりに買ってきました。「鳩山由紀夫 個人資産89億円のルーツ」も面白そうだけど、読みたいのは芥川賞受賞作品。今回の受賞は磯崎憲一郎さんの「終の住処」です。
興味をひかれたのは、磯崎さんが現役サラリーマンだということ。44歳、三井物産勤務。かつては2足の草鞋、とでもいうのでしょうか。サラリーマンで作家はいました。深田祐介さんを思い浮かべます。ミュージシャンですが、小椋佳さんは銀行マンでした。
久しぶりのサラリーマン作家の登場です。本人へのインタビュー記事があって、「いつ執筆していますか」との問いに、
「週末や早朝、帰宅後です。30分とか1時間だけのこともあります。一行、二行しか書けなくても、そういう時間を積み重ねていくことで、半年に一本、百枚くらいの小説は書けるものです」
といいます。
サラリーマンが時間を作ることは、働いている会社の環境にもよりますが、一般的には大変なことす。三井物産なんて、きっとハードワークだろうにな、と憶測してしまうのですが。
サラリーマンの2足の草鞋は、私の昔からの夢なのですが、なかなか叶いません。きっと、なまじっかな努力は駄目なんでしょうね。
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コメント
突然のコメント失礼致します。
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://sirube-note.com/writer/
もしよろしければ、こちらのページから相互リンク登録していただけましたら幸いです。
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今後ともよろしくお願い致します。
mw191ACj
投稿: sirube | 2009/08/13 09:30