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2009年8月

2009/08/31

横浜市長選もやっていました

 民主党、300議席越えましたね。事前にマスコミで報道されてはいましたが、そこまでいくとは少しばかり驚き。まさに選挙民が勝ち馬にのる状態でしょう。これ、バンドワゴン効果っていうらしい(最近知りました)。
 ところで、昨日横浜市長選もありました。予想通り、林文子さんが当選しました。この方、クルマのセールスとしてものすごく有名な方。昨年放映されたNHKドラマ「トップセールス」のモデルといわれています。ダイエーのCEOも勤めていました。
 中田前市長が、任期の途中で職を放り出したため、衆議院と同日の選挙となりました。林さんは素晴らしいかただろうと思いますが、前中田市長が37歳で当選したのにくらべ、林さんは63歳。年寄りが悪いということでは、決してないのですが、この年代差は激しいです。横浜市の職員は大変だろうな、と推測します。どうして林さんが選ばれたんだろう。若い市長は駄目ってことですか。
 それにしても中田さんはひどいです。どうして任期途中で辞めなくてはいけないんでしょう。自分の利益しか考えてないってことですか。この人、青学出身なんですよ。こまったな。

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2009/08/30

我が家のインターネット環境

 うちのインターネット回線は、7年ほど前に光に変えました。当時は確かUSENと東京電力がFTTHのサービスを始めたばかりで、新しもの好きとしては、即整備しました(笑)。工事費無料などのキャンペーンもなく、いま思えば安くない設備投資だったかもしれません。しかし、さすがに100MBは、速かった実感があります。
 しかし、時は経ち、その速さもなんか遅くなってきたような気がしてきました。同じ光ケーブルを共用するひとが増えると、回線速度の実行値は落ちろものなのでしょうか。最近は、ホームユースの回線も、1ギガ(1000MB)のものがあります。いろいろキャンペーンもあるようなので、乗り換えてみました。当初予定していた工事日から「光ケーブルを通す場所の地権者の合意が得られない」との事で、一月以上遅れました。
 やっと昨日、工事が完了。これにあわせて宅内の無線lLAN装置も最大300MBのものに変えました。肝心の速度はどうかな。確かに速くなっている感じはしますが、劇的な変化というわけではありません。宅内の配線のせいかな。パソコンが古いせい? 
 でも、技術の進歩はすごい。ほんの15年前は128kbでも速い、って喜んでいたんですから(古い)。

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2009/08/29

銀座のシシリア

 会社の方が辞められるので、ちょっとした送別会を催すことになり、さてどこへ行こうと思案の結果、昔行った銀座のイタリアンへ。銀座シシリアという店なのですが、もう10年以上も行っていなかったので、以前と場所も変わっていました。
 イタリアンといっても、リーズナブルな値段でピザ、パスタが食べられる店です。このシシリア、六本木にもあり、こちらはもう30年以上前から行っている店。六本木は地下の洞窟のようなスペースで、雰囲気がある店です。銀座のほうは、以前は狭い店でいつも満席状態だったのですが、新しい店舗もけっして広いとは言えず、昨晩は金曜ということもあってやはり満席でした。
 ここのおすすめはピザ。四角い形が特徴で、更にどのピザも一枚750円の安さ。また、もうひとつのおすすめはグリーンサラダ。キュウリとレタスの盛り合わせサラダなんですが、盛り合わせが面白い一品。
 銀座にありなから、価格はリーズナブル。10年前から価格変わっていないのでは、と思えるほどです。それにこの店、おそらくぐるなびみたいなサイトに登録されていないので、ちょっとした隠れ家的レストランでもあります。銀座方面でちょっとイタリアンを食べたくなったときにはおすすめ。
 
Green_salad


Pizza


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2009/08/28

マニフェストと文化

 昨晩、自由が丘駅前に民主党の候補(この方、小学校の後輩)と蓮舫さんが演説に来ていました。立派なマニフェストの冊子を配っていたので、いただいてきました。なんていっても表紙に大きく「政権交代」と書いてあります。そういえば昨日の朝日新聞には「民主320超 自民100前後」とかなり衝撃的な数字が予想されています。予測はあたるのでしょうか。
 さて、民主党のマニフェスト。このまま実現すれば、かなり暮らしやすい社会になりそう。でも「子育て、教育」がひとつの大きな柱で、例えばこども手当を一人年間31万2千円とか、公立高校の授業料無料化とか、すでに子どもが高三の我が家には関係がないのが、残念。
 教育も大事ですが文化はどうなんだろうと、マニフェストを見てみたのですが、一言も文化については触れられていません。唯一、寄付税制の拡充が記載されているくらい。文化振興については自民党の政策では触れていて、この点ではこちらのほうがマシです。民主党は「メディア芸術総合センター」を無駄遣いの典型的な例としてやり玉に挙げています。このメディア芸術総合センター、計画の進め方や構想面で確かに問題はあるかと思います。ただ、これを無駄というのなら、文化政策、振興のための対案を出すべきでしょう(このセンターの予算117億円を文化振興に使ってね)。
 ほんと、「文化省」くらい最低つくって欲しいですよ。この国の文化政策は、このまま遅れたままなのでしょうか。選挙、どうしようか迷います。

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2009/08/27

Blue-spec CDとは

 CDショップで「Blue-spec CD」なるものを見つました。何だろう、コレは。公式WEBによれば
『Blu-spec CD™』は株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントがBlu-ray Disc™の素材と製造技術を応用して開発した高品質CDです。お手持ちのCDプレーヤーで再生可能です。
 とあります。要は高音質のCDということらしい。
 Blue_spec エルヴィスのCDがあったので、ちょっと無駄遣いかな、と思いつつ、買ってしまいました。「ELVIS 2ND TO NONE~エルヴィス・オンリー・ワン」というCDですが、聴いてみると、サウンドが柔らかい印象。しかし、劇的に音質がよくなっているとは感じません。
 高音質のCDといえば、スーパーオーディオCDがあります。これとの違いはどうなんでしょう。スーパーオーディオCDは聴いたことがないので音質の良さはわかりませんが、これもそんなに普及していると思えないのですが・・・・・・。
 昔のように大きなオーディオセットで音楽を聴くこともなくなってしまった今、音源CDの音質へのこだわりがあまりなくなってしまいました。Blue-spec CD、普及していくんでしょうか。

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2009/08/26

アマゾンの革命

 最近は本屋でじっくり本を探す、ということをしなくなりました。時間がない、というのが大きな理由ですが、買いたい本があっても本屋で見つからない、ということもあります。もっぱらアマゾンなどのネット書店で買うことが多くなります。
Amazon『週刊東洋経済』の今週号の特集は「アマゾンの正体 知られざる出版革命」です。アマゾンがここまで明らかになるのは、恐らく始めてではないでしょうか。特にアメリカでは電子ブック端末「キンドル」が急速に普及しており、その詳しいレポートも興味をひきます。
「キンドルが変える出版業界”旧秩序”」と題された記事では、キンドルの急激な普及状況がレポートされています。記事によれば、08年のインターネット経由でダウンロードされる電子書籍コンテンツの売上は約1億1300万ドルで、07年に比べて68%の成長とか。普及する要因は、アメリカならではの環境もあるようです。
 また、日本のアマゾンのレポートもあり、市川の物流センターが写真で詳しく紹介されています。ここがアマゾンの秘密のひとつでしょう。どうやって、本などの商品を短い時間で配達するか。ここにパワーをさいてることが、日本で成功した要因です。
 日本でも電子ブック端末・キンドルが普及する日も近いかもしれません。

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2009/08/25

坂倉準三:モダニズムを住む

 坂倉準三といえば、ル・コルビュジエに師事したモダニズム建築家。今、パナソニック電工汐留ミュージアムで「建築家 坂倉準三展 モダニズムを住む 住宅、家具、デザイン」が開催されています。実はこの展覧会、大学の先生から招待券をいたたもの。会場での展示は、個人住宅の写真や模型、倚子、机など坂倉デザインのものなどが展示されています。坂倉準三といえば公共施設など大きな建物の設計を頭に思い浮かべていたのですが、その思いとちょっと違った展示内容です。
 それもそのはず。この展覧会は神奈川県立近代美術館で開催中の「建築家 坂倉準三展 モダニズムを生きる 人間、都市、空間」の第2部で、まずは、神奈川県立近代美術館の展示を先にみたほうがよかったようです。
 展示された住宅、家具などを見ていると、坂倉準三の作り出す空間は優しさを感じます。坂倉は曲線にこだわったといいますが、まさに柔らかな線で構成された、心地よく、住まうことに適した設計がされています。こんな家なら住んでみたい(贅沢な希望ですが)と思いました。
 さて、神奈川県立近代美術館の企画展もみたいところですが、そんな時間あるかな。

Sakakura

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2009/08/24

地球の中心への旅:鴻池朋子展

「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」というミステリアスで、アトラクティブなタイトルにひかれて、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の鴻池朋子さんの個展を見てきました。鴻池さんの作品、拝見するのは初めてですが、なんとも不思議な作品世界が広がります。
 地球の中心へと旅をするという設定で展示が展開されます。「インタートラベラー」とは鴻池さんによる造語で「異なる世界相互に往復し、境界をまたぐ人」の意味。アクリル絵画、ミクストメディア、アニメーション映像、鉛筆画、インスタレーションと様々な表現形式の作品を見ながら、地球の中心である深度6400メートルへ到達します。
 特に<赤ん坊>と題された作品が印象的。暗闇の中に置かれたスパンコールで覆われた赤ん坊の頭。その頭に光があたり、回転します。きらきらと動く光の束を見ていると、自分が回っているような錯覚に陥ります。天井からは怪しげな物体が吊り下げられ、気になる音をあげ回っています。ほんとに地球の中心へとたどり着いたかのようです。
 
 全編、鴻池さんによって語られる地球神話の世界。会場にあった鴻池さんの言葉。
「絵を描いていると、美しいものが分かるようになると思っていたら、それもつかの間、美しいか美しくないか、まったく分からなくなってしまった」
 確かに、展示された作品は美しさを越えて、恐ろしさをも感じさせてくれます。これからの創作の展開が期待できる展示だと感じました。

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☆チラシは2種類あって、並べると作品が完成です。

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2009/08/23

サントリーミュージアム天保山、閉館へ

 昨日、新聞などで報じられた「サントリーミュージアム天保山」休館のニュースには、ちょっと驚かされました。サントリーといえば文化事業には積極的な企業の代表格で、大阪のサントリーミュージアム天保山、東京のサントリーホール、サントリー美術館を運営。一般企業人からみるとなんとも贅沢なアート環境を持っていました。
 しかし、サントリーミュージアム天保山もその運営は苦しかったようです。ピーク時年間101万人だった入場者数は、65万人まで減少、毎年数億円の赤字だったとか。ミュージアムの運営を経営面だけでみれば、黒字にすることは難しいでしょう。特にサントリーミュージアム天保山は、美術館ゾーンに加え、IMAXシアターもやっていたので(いまどき、IMAXシアターはあまり魅力がないのでは)、トータルな赤字が大きくなったのでは、と推測します。
 サントリーミュージアム天保山の建物は、昨日記事にした安藤忠雄さんの設計。1994年の完成ですから、まだ15年しか経っていません。建物、どうするのでしょうか。気になります。休館は来年の12月とのことですので、それまでには是非建物を見学に行かねばいけませんね。
 サントリーは、キリンとの経営統合交渉との関係は否定していますが、ほんとかな。非上場、同族経営で、独自の文化事業を行ってきたサントリーですが、それが変わっていく可能性を感じさせるサントリーミュージアム天保山休館のニュースです。

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2009/08/22

安藤忠雄の建築

 いま、日本の文化で世界標準に達していると思われるのが建築です。アニメの殿堂よりアーキテクトの殿堂をつくったほうがいいのではと思います(笑)。世界的に知られる建築家のひとり、安藤忠雄さん。今月号のCasa BRUTUS安藤忠雄さんの総力特集です。別冊とかではなくて通常の号なのに、ほんと全ページ安藤特集。それに加えて30分の映像が収録されているDVDまでついています。
 建築領域について博学な私は、安藤作品のよさがいまだよく理解できないところがあります。安藤さんの半生や現在の活動は極めてエネルギッシュで、尊敬していますが、建築そのものの魅力がまだ分かっていません。しかし、Casa BRUTUSを読んでいて、ひとつ気づかされたことがありました。「外国人はなぜANDOが好きなのか」という記事があります。そうなんだ、きっと安藤作品は外国人により受けるのではないか。曖昧な言い方ですが、外国人向けなスタイルを持った建築家なのではないか、と思いました(驚いたんですが、U2のボノは自宅の設計を安藤さんに依頼しているのですね)。
 ともあれ、このCasa BRUTUSはお買い得。980円で安藤さんのいまがわかり、DVDも他では見られない映像だとか(4泊6日の強行軍欧州同行取材です)。おすすめ。

詳しくはここを。

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2009/08/21

早稲田のメルシー

 昨日は仕事で早稲田大学方面へ。この辺り、めったに来ません。三田方面とか青山方面の大学しか行ったことがないので、早稲田方面はまず足を踏み入れません。この辺りは学生街というのでしょうか、独特の雰囲気がある一角です。
 さて、ちょうど昼前だったので、とある店で昼食。「メルシー」という店です。古風な店構えで、昔はこんな店あったよな、と思わせてくれます。お品書きは壁に貼ってあります。ラーメン、もやしそば、タンメン、チャーハンなどオーソドックスなメニューです。
 その中でいちばん高い「五目そば」(660円)を注文。五目そばなんて、久し振りだなあ。供されたのは、予想通りとでも言うのか、シンプルな五目そばです。美味しいです。早稲田らしいな、と思いつついただきました。

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2009/08/20

成城石井のチーズケーキ

 会社帰り、駅にあるのでつい寄ってしまう成城石井です。ここのスイーツ、デザート類が新しいものがいつもあり、お土産として買うこともしばしば。
 最近は、ここのチーズケーキに凝ってます。このチーズケーキもいくつか種類があって、いま店頭にならんでいるのは「ダークチェリーと豆腐のふんわりプレミアムチーズケーキ」というのが、ちょっと変わってますが、美味。チーズケーキに豆腐が入っているという、珍しい一品です。
 成城石井のスイーツは、このチーズケーキに限らず、プリントかゼリーもいろいろあって、充実しています。オリジナルでこれだけのものをつくるのは、たいしたもの。他のスーパーにはちょっとまねができそうにありません。

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2009/08/19

イッセー尾形、どうして女になるのか

 昨日初日の『イッセー尾形のとまらない生活2009 in 夏!』を原宿クエストで見てきました。この時期、8月には恒例の新ネタを披露してくれるイッセーさんですが、私もここ最近は必ず初日の舞台をみることにしています。まだ、できたて、時にはできあがっていなさそうな演技をみるのが楽しみだからです。
 今回は、小松政夫さんとのびーめん生活を3日演じてからの一人芝居で、これもちょっと珍しい並びです。やはり一人芝居は、考えに考え抜いたイッセー尾形の真剣勝負なところが、その魅力でしょう。笑いながらも、考えさせられる場面がある演技です。
 この芝居、全部で7つのネタを演じてくれたのですが、そのうち「女性」を演じたのは3つのネタ。女装してのネタはイッセー尾形さんの定番ですが、女性ネタってどうして考えつくんでしょうね。女心をどうしてあそこまでうまく表現できるのか。やはり日常の人間観察から生まれているのでしょうか。どうやってネタができあがるのか知りたいところです。
 ところで、小松さんとの芝居でもそうだったのですが、入り口でイッセーさんのイラストに森田清子さんの文章が入ったチラシをくれます。前は無かったのですが、これがいいです。その日演じるネタがすべてイラストになっています。それぞれにネタ名も付いています。これを紹介しておきます。
「相変わらずのバーテン」
「デジャヴおばさんのトランジット」
「試着室の恐怖」
「城跡青年の東京就職」
「ペットショップ店長代行」(私はこれがいちばん好き)
「地下100メートルでおこっていること」
「常連ファンが次々と亡くなっていくのよ」

公演は23日まで続きます。ほんと精力的なイッセー尾形さんです。

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2009/08/18

やっと夏休み

 世間的にはお盆休みが終わって、仕事が再開って方が多いのに、「やっと夏休み」とは何事か? もちろんうちの会社も先週後半は夏休みでした。これから夏休みに入るのは、私事の大学院での勉強のことです。
 昨日で夏期集中講義が終わりました。12日から4日間の「文化政策特論」という講義があり、会社の休みにプラスして休暇をとって参加してきました。ちなみにこの講義の先生は、前文化庁長官の青木さんで、いろんな意味でとても勉強になりました。
 また今日WEBで、前期科目で残っていた最後のレポートを提出。まあ、結果はどうなるかわかりませんが、とりあえずは終わりました。これで、やっと大学院生としての夏休みに入れます。少しは積ん読になっていた本も読めるかもしれません。
 大学の後期スタートは9月の下旬ですが、これまた集中講義から始まります。このための宿題が、既に
大学から送られてきています。勤労学生には「休み」というのはないのかもしれません。

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2009/08/17

線の迷宮<ラビリンス>番外編:版画の魅力

 私にとって、芸術作品としての版画をみる機会は多くはありません。でも、版画を見始めると、しばらく見入ってしまう魅力があるのが、不思議です。
 目黒区美術館では『響きあい、連鎖するイメージの詩情ー70年代の版画集を中心に』が開催されています。この美術館では「線の迷宮<ラビリンス>」と題して、線の魅力に迫る企画を、過去2回開催してきました。今回はこの美術館で所蔵している詩画集、版画集を展示するものです。
 版画には、いくつもの技法があります。木版画、銅版画、リトグラフ、エッチングなどなど。それぞれの技法についていつも覚えようとするのですが、すぐ忘れてしまいます(笑)。それだけ多彩な表現芸術であるということなのでしょう。展示されている作品をみていると、繊細な表現にはほんと感心します。おそらく、日本人に向いている芸術ではないかと思います。
 版画に対する知識が浅いので、展示されている作家さんの名前はほとんど存じ上げません。でも、草間弥生さんの版画もあり、これはやはり草間ワールドな魅力。李禹煥 『点より、線より』は、李さんの絵画がそのまま小さな版画世界に凝縮された印象です。また、以前神奈川県立近代美術館で拝見した柄澤齊さんの木口木版は、その細かな表現に魅せられます。
 おりしも、柄澤さんがワークショップで木口版画を教えていらっしゃいました。これ、有料ですが、贅沢な講座ですね(私ももう少し器用なら参加したいところですが)。
 版画は、一見地味なものではありますが、その魅力は奥深いです。響きあい、連鎖するイメージの詩情ー70年代の版画集を中心に』は、意欲的な企画だと思います。

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2009/08/16

エルヴィスの銅像が神戸に

 今日はエルヴィス・プレスリーの命日。ファンでない方にはどうでもいいことですが、ちょっとエルヴィスの話題。今年の1月、東京は原宿にある「LOVE ME-TENDER」なるエルヴィス専門店が閉店しました(その時にも記事かいてました)。店の前にエルヴィスの銅像があったのですが、当時そのいき場所が決まらず、ファンは心配していました。それがこの度、神戸で設置され、今月の10日に除幕式がありました。
 場所はハーバーランドにある 神戸情報文化ビル前。除幕式には小泉元首相の参加して、盛り上がったおうです。もともとこの銅像はエルヴィス没後10周年を記念して小泉さんや、平尾昌晃氏、 和田アキ子らが寄付をして設置されたもの。小泉さんのエルヴィス好きも長い歴史があるんですね。神戸では気軽に行けなくなってしまいましたが、ともあれエルヴィス銅像の住まいができて、嬉しいです。

asahi.comの記事

You Tube映像

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2009/08/15

小松政夫さんのすごさを再認識しました

 原宿クエストで『小松政夫とイッセー尾形のびーめん生活2009』を拝見してまいりました。すごく楽しみにしていた舞台です。小松さんとの共演で、イッセーさんはいつものひとり芝居では見られない顔を見せてくれるし、また小松さんの生演技も見られる貴重な機会ですから。
 いやー、小松さんすごいです。涙ながしてわらいました。イッセーさんとの共演で、小松さんの魅力が引き出された感じです。ネタは全部で6本。お二人の年代に合わせてか、昭和30年代に時代設定されたネタがいくつかありました。6本のネタのうち、4本は昨日の舞台2日前からネタ作りを始めた、とアンケートにイッセーさんが書いてました。その通り、アドリブというか、その場でネタをつくってような生な演技です。
 ちなみにネタは(命名は私)、
・自動車セールスマン(オリンピック前年)
・女の子とおばあさん
・じいさんとばあさん夫婦(女の子出演・昭和33年代初め)
・クリスマスケーキとサラリーマン
・楽器弾きと少年(小松さんの演技堪能)

 

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 終演後、久し振りにサインをいただきました。小松さんもしてくれました。素敵な夜を過ごしました。

 

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2009/08/14

選挙はもうすぐ

 衆議院選挙の告示がまもなくで、いよいよ街では候補者が慌ただしいです。うちは、小泉チルドレンのゆかりタンが立候補予定の選挙区です。一昨日は都立大学の駅前で、宣伝活動をやっていました。最近は自由が丘の駅前でも、ときどき演説しています。必死な様子がちょっと伝わってきます。
 週刊誌とかでは、もう民主党が勝ったみたいな報道が目立ちます。文藝春秋でも「自民党政治はいつ終わったのか」と題した記事を、中曽根康弘と渡辺恒男の対談でやっているくらいです。
 佐藤ゆかり候補も、頑張っています。来週、17日には小泉元首相の応援を得て、講演会をやります。精力的ですね、小泉さん。目黒までやってくるなんて。
 一方、昨日のニュースでは、幸福実現党が選挙への対応を検討している(選挙から身を引く)と発表。この党も不思議です。先日、渋谷で宣伝カーに出くわしましたが、かの「ドクター中松」の応援演説が流れていました。ドクター中松、この党の支持者だったのでしょうか。この党から立候補するとの話しもあるようです。
 今度の衆議院選挙、いろいろな意味で興味深いものがあります。

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2009/08/13

サラーリマンと作家

 電車の中吊り広告で気になって「文藝春秋」を久しぶりに買ってきました。「鳩山由紀夫 個人資産89億円のルーツ」も面白そうだけど、読みたいのは芥川賞受賞作品。今回の受賞は磯崎憲一郎さんの「終の住処」です。
 興味をひかれたのは、磯崎さんが現役サラリーマンだということ。44歳、三井物産勤務。かつては2足の草鞋、とでもいうのでしょうか。サラリーマンで作家はいました。深田祐介さんを思い浮かべます。ミュージシャンですが、小椋佳さんは銀行マンでした。
 久しぶりのサラリーマン作家の登場です。本人へのインタビュー記事があって、「いつ執筆していますか」との問いに、
「週末や早朝、帰宅後です。30分とか1時間だけのこともあります。一行、二行しか書けなくても、そういう時間を積み重ねていくことで、半年に一本、百枚くらいの小説は書けるものです」
 といいます。
 サラリーマンが時間を作ることは、働いている会社の環境にもよりますが、一般的には大変なことす。三井物産なんて、きっとハードワークだろうにな、と憶測してしまうのですが。
 サラリーマンの2足の草鞋は、私の昔からの夢なのですが、なかなか叶いません。きっと、なまじっかな努力は駄目なんでしょうね。

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2009/08/12

肉屋さんの総菜

 ふつう、肉屋でコロッケとか、とんかつとか総菜売ってます。うちの近所にはあまりなくて、自由が丘方面に1軒と、八雲方面にい軒。昔(このオジサンが子どものころ)にはもっとあったような気がしますが、いまはスーパーに総菜専門店まではいっているので、その総菜の多彩さにはかないませんね。
 しかし、八雲の商店街にある「栃木屋」っていう肉屋さんは、揚げ物注文してから揚げてくれる。これは嬉しいものです。このオーダー方式のお総菜、とんと見かけなくなりました。
 この店の昨日いったら改装中。妙にこ綺麗にならなければいいな、といらぬ心配をしてます。また、揚げたてのコロッケを頂きたいものです。

Nikuyasan


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2009/08/11

アートコレクションは広がるか

 絵画などのアートを「買う」ということをしたことがある人は、どれくらいいるのでしょう。漠然としていますが、多くはない気がします。昨日の日経新聞夕刊に「美術家収集、コレクターが指南 独自の鑑賞眼 作家と真剣勝負」という記事がありました。
 リードを引用すると
「ごく普通のサラリーマンが、美術品収集について美術館で講義したり、本を出したり。近ごろ、個人コレクターのパワーが増幅している」
 とあります。例えば横浜美術館では「アート・コレクションの楽しみ方 1日サマースクール」というのを開催。サラリーマンコレクターの宮津大輔氏が講師として、アートコレクションにまつわる様々な話題をレクチャーしてくれる内容だといいます。
 実際、個人コレクターって増えているんでしょうか。「骨董収集の趣味」という視点で見れば、かなりの昔から我が国には、アートのコレクターがいました。『開運!なんでも鑑定団』が今でも人気なのをみれば、骨董コレクターが少なくないのがわかります。ただ、日経で取り上げているのは、主として現代美術のコレクション。東京のギャラリーを中心とする展示スペースで見ることのできるアートを買って、コレクションするという行為です。
 前から感じていることなのですが、鑑賞という観点で分けるとアートファンには2種類いるのではないか。美術館、博物館に定期的に足を運ぶ人、それとギャラリー巡りをするひと。両者は不思議と重なり合わないのではないか、と感じるのです。どうしてなんだろう。
 美術館などにいく人も、長期的にみると減ってきているようですが、ギャラリーにいく人はどうなんでしょう。若い層では増えているともいいますが、たまにギャラリーにいっても、そんな感じはしないのですが。
 日経の記事のとおり、個人コレクターのパワーが増しているのなら、今後アートコレクターは増えていくことでしょう。すこしだけ期待します。

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2009/08/10

おつまみと家呑み

 いつのころからか、晩酌のおつまみ本が増えてきました.。本屋によったらコーナーなんぞが出来ていて、いろんな本が並んでいます。ワインに合うおつまみ、居酒屋のおつまみレシピ、野菜のおつまみ、ふぃたりのおつまみ……などバラエティに富んでます。
 不況のせいか、家呑みが増えているのでしょうか。居酒屋で呑むなら、そのメニューを家でつくって呑みましょう、というのは至極あたりまえのことではあります。まあ、出版界ではひとつヒット作がでると、同じような企画本がでるのはいつものことです。そんな多くの人がおつまみ本、欲しがっているとは思えないんですが。
 Otumami さて、流行に乗り遅れてはいけない(笑)と、一冊かってました。『おつまみ横丁』。この本、どこの本屋にもあって、人気なのでしょうか。料理の内容は基本的なものが多い。ポテトサラダ、焼きなすまぐろの山かけ、肉豆腐など、主婦なら簡単にできそうなものばかり。この本のターゲットは、独身男性かも。
 冷静に考えてみれば、居酒屋のメニューの多くは自作は出来ます。そうはいっても、外で呑むからこそ、そこに幸福があるんですが、最近は私ももっぱら家で済ますことが多いです。さて、お盆休みはおつまみをつくって、しこたま晩酌といきますか。

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2009/08/09

夕刊が薄い

 昨日の日経新聞夕刊を読もうと手に取ると、「薄い」。8ページしかありません。これはないでしょう。以前、仙台にいた頃、出張で青森とか岩手とかにいって地元紙の夕刊をホテルでもらいました、これも薄かった。だいたい八ページ。これと日経は同じです。ちなみに朝日新聞の夕刊は12ページで、これも薄くなってます。
Nikkei 夕刊を取りにポストにいったら、新聞勧誘のチラシが入っていました。東京新聞と日経新聞。チラシといってもほんと小さなもので、日経なんて名刺大です。こんなの目にとめる人いるのかな、という存在感.。
 新聞の部数減っているでしょうね。また広告も減少してるのでしょう。新聞のこのボリューム感だと、費用対効果から考えて、継続を検討しなくてはいけないかも。そもそも日経でさえも、最近斜め読みだし。考えどころです。

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2009/08/08

dancyuの居酒屋特集

 dancyという雑誌は、毎号そそられるタイトルで、つい買いたくなるんですが、手に入れても結局ながめるだけで、実際の店に足を運ぶことがないので、我慢してます。でも、今月号は久し振りに買ってきました。「使える居酒屋 旨い立ち飲み」が特集ですもの。
 じつは、ぱらぱらと立ち読みしていて、記事のひとつに「大人の風格。良心の『老舗』を巡る」というのがあったからです。そこには、自由が丘の「金田」が紹介されていて、これは買わねばいけないと。この記事、かの居酒屋の大家、太田和彦さんの選択.した店5軒を紹介しています。金田の他は、門前仲町の「浅七」、秋葉原の「赤津加」、神楽坂の「伊勢藤」、大阪天王寺の「明治屋」。
 神楽坂の伊勢藤は、もう30年近く前に1回だけ行きました。当時の若者にとっては、なんともわがままな(客ではなく、店のほう)だったと記憶しています。まだ、やっていたのですね。
 読んで満足してるだけでいけません。居酒屋にでかけたくなリました。

Dancyu0909


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2009/08/07

国会図書館の本をネット配信へ

 本をデジタル化して、有料で配信するサービスは、アメリカに比べて遅れているようです。未だ、電子書籍端末が普及の気配すらない状況。そんな中、昨日の日経新聞に「国会図書館の本 有料でネット配信」という記事が載っていました。
 記事によれば、国立国会図書館は日本文芸家協会日本書籍出版協会と共同で、デジタル化した図書館の蔵書をインターネットで有料配信するサービスを始めるとの事。国会図書館が保有する400万冊の書籍を対象にして、2011年にも開始するといいます。
 書籍の電子化に際して、日本では特に著作権が大きな問題です。この配信サービスでは日本文芸家協会、日本書籍出版協会と協力することのよって、著者からの許諾を取りやすくしようとの目論見です。果たして、そううまくいくでしょうか。
 また、配信サービスそのものは民間の事業会社に任せるとのことです。果たしてビジネスとして成り立つのでしょうか。今、図書館まで行けば、閲覧だけは無料。それをネットだと有料になって、どれ程の利用があるのか。
 いくつかの課題は考えられますが、この国会図書館のネット配信が実現するなら、一般の電子書籍の配信ビジネスへの道が開けるかも知れません。とても興味深いニュースです。

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2009/08/06

都立大学のとある立ち食いそば

 渋谷でしこたま飲んだ帰りに、都立大学駅に降り立ち、「ラーメンでなくてそばならいいだろう」(ほとんど同じです)と、立ち食いそばに寄ってしまいました。駅から歩いて2分ほど、目黒通りにある立ち食いそば。この店、いつからあるんだろう。ひょっとしたら物心ついたころからあったかも。そんな昔からあったような、古ささえ感じさせてくれる店構えです.。

Sakaeya

 どうやら「さかえや」という屋号らしい。地元の店ながら、過去1回だけ入って記憶があります。確かオジサンがやっていたと思う……。店内(とはいっても、5人も入れば満員御礼な広さ)に入ると、シェフ(?)は若いおにいさん。券売機など当然無く、「天ぷらそばください」と注文。その天ぷらそば、300円という安さ.。不況のいま、うれしい価格です。
 立ち食いそばはチェーン店が多く、この店のような独立系は少なくなりました。それにしても、いつからあったのか、このそば屋。こんどお店の人に聴いてみようかな、なんてことを考えながら帰路につきました。

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2009/08/05

国宝の週刊百科

『国宝の美』とタイトルされた週刊百科がでましたね。朝日新聞からの発刊です。国宝を扱った週刊百科、以前でてたような気がしますが、まあ定番なテーマなので、一定のファンがいるのでしょうね。
 そのそも国宝はいくつくらいあるのか。Wikipediaによれば、2009年までに指定されたもので2000件をこえています。そんなにあったんだ、とちょっと驚き。この『国宝の美』は全50冊ですから、とても全部の国宝を収めるのは無理。全刊揃えても、すべての国宝が見られないなら、読者としては、興味のあるテーマや国宝が載っている号だけ買うのは良さそう。
 創刊号は、「興福寺 阿修羅像」。いま、いちばん人気(?)のある国宝でしょう。ただ、写真で仏像をたくさん見ていると、ちょっと単調に感じてしまうのは私だけでしょうか。仏像に限らず、建物、工芸などもそうですが、地味になりがちな誌面をどうみせるか、ポイントかもしれません。
 重い美術書ではなくて、週刊百科で気軽に美術品が楽しめるのは、ある意味お得で、便利です。

Kokuhou


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2009/08/04

ベジタリアンのすすめ

 今日は暑かったですね。渋谷で仕事を終え、会社に戻ろうとスクランブルをわたったところに奇妙な光景が。

Animal_lights

 3人の外人のお姉さん。暑いからこんな格好ですか? 手には「SaveThe Planet Go Vegetaian」のプラカード。なんなんですしょう。そばでビラを配っていて、それをもらったら事情がちょっとだけわかりました。
 アニマルライツセンターというNPO法人のパフォーマンスのようです。チラシには「肉食と環境保護は両立しない・・」「地球のことを思うなら、ベジタリアン」とあります。
 1WEBをみる限り、しっかりした活動を行っているように感じます。しかし、その活動とこのお姉さんたちの関係は? 世の中にはいろんな主張の方法があるものだな、と思いました。


 

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2009/08/03

コピペを見破るソフト発売

 大学のレポートもがまだ2つ残っています。締め切りは8月中旬で、いままさしく格闘中です。一昨日、昨日とほとんどパソコンに向かっていました。締め切りが早いほうから手をつけているのですが、それが400字×30枚ほどとかなりの分量で、書けども書けども終わりませぬ。
 AERAの今週号(8月10日号)に興味深い記事がありました。「学生よ、コピペるな!」というタイトル。この記事によると、コピペを見破るソフトが発売されます。その名も「コピペルナ!」。金沢工業大学の杉光教授とソフト会社のANA。簡単にコピペがチェックでき、ネタ元のURLも表示します。
 記事を読んでいて驚いたのは、大学ではコピペだらけのレポートが横行している事実。知らなかったな。記事には
「ネットの検索力や自作風に装うコピペセンスが問われるようになった」
 とあります。どうしてこんなことになっているのでしょうか。ひどいね。
 うちの大学もそんな状況なんでしょうかね。
 コピペなんて考えたことなかったですね。武蔵美の課題、手書きが多かったのもその理由ですか(冗談ですが)。いま取り組んでいるレポートはどれもワープロ打ちでいいので、コピペOKです。いやいや危険な誘惑です(笑)。
 レポートって、頭を使って書くから楽しいのに、その楽しみを放棄している学生ってどうなんでしょう。学生の資格がないってことでしょうね。

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2009/08/02

いまどきの車検

 うちのクルマが今月車検で、昨日ディーラーに持っていきました。このクルマ、もう17年ものっている代物、コロナという既に無くなっているブランドです。いい加減買い換えたいところですが、ほとんど乗らないに等しいし。
 車検も、ユーザー車検にすれば安く済むでしょうが、前の車検からの2年間、まったく点検していないので、この機会にチェックしてもらおうと最近はディーラーに出しています。
 車検の予約をとるとき、ちょっと驚いたのが、仕上がり時間の短さ。朝10時に持っていくと、その日の夕方にはできあがるとか。確か2年前は丸2日はかかっていた記憶があります。早くなりました。サービスの質、こんなところで向上しているようです。ただ、店の営業時間は10時から18時まで。以前は、朝は9時からやっていたはず。
 仕上がり時間が短縮すれば、ユーザー側のメリットがあるのは当然ですが、サービスを提供するがわも、工数(作業に必要な仕事量)が減るわけで、これもメリットがあります。ビジネスという視点からはちょっと興味深いポイントです。

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2009/08/01

ホールで落語

 最近は落語ブームでしょうか。本屋でもCDマガジンなど落語関係のものを見かけます。江戸っ子(?)としては、寄席に出かけたいところですが、そんな暇もないのが実情。しかし、昨日うちの近くのパーシモンホール(目黒区立のホール)で落語会があり、聴いてきました。「三遊亭小遊三・春風亭昇太 納涼寄席」です。
 笑点でお馴染みのお二人の落語会です。前座を春風亭昇太師匠の弟子春風亭昇也がつとめ、それに続き昇太師匠の古典落語。面白いですね。以前、下北沢の本多劇場での新作落語公演もすぐに売り切れていました。笑点でみる顔とは全然違っています。
 休憩をはさんで、鏡味正二郎の曲芸。お手玉、扇子、茶碗、傘などを使った芸は、見事なもの。この芸正式には太神楽曲芸というのですね。
 そして、三遊亭小遊三師匠の登場。出囃子がなんとも洒落てます。落語も笑点でみせてくれる話芸そのものって感じで、うまいなあ。さすがベテランの味です。
 ホールは1000人以上が入る大きなスペースですが、三遊亭小遊三、春風亭昇太両師匠ともその大観衆をものともせず、大爆笑させていました。さすがです。生の落語もいいものです。

ちなみに落語芸術協会WEBは、なかなか充実しています。

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