慶應も大変みたい
折からの金融危機、不況で大学が資金運用面で影響をうけていることは、新聞などで報じられていました。昨日、新聞で報じられたニュースは、それがかなり深刻になっていることを知るものです。昨日の朝日新聞で「慶應『第2の幼稚舎』延期」として、慶應義塾が計画していた小中一貫校の開設を延期することを発表したと報じられています。
その理由として、08年度決算が269億円の支出超過(企業でいえば、赤字ということですか?)に陥り、事業見直しを進めている中での判断とのこと。学校法人としての慶應義塾の売上(収入)がどれほどの規模かはわかりませんが、269億円の支出超過とは小さくない金額。
慶應の小中一貫校の話は、以前から聞いていました。さすがブランド校なんて、野次馬的に思っていたのですが、それどころではないようです。この一貫校のために、すでに土地は購入しているとか。でも、経済が急激に回復するとも思えないし、少子化のため、学校経営は構造的に厳しい現実があります。延期といっても、かなり先までの延期になるのでは、とも思います。
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