「マリ・クレール」が休刊
遂に、と思いました。女性誌の「マリ・クレール」が7月28日発売の9月号で休刊です。この「マリ・クレール」は1982年の創刊で、フランスで発行された雑誌の日本版です。ファション誌の老舗という印象がありました。休刊の理由は、「昨年以降の不況の深刻化に伴う広告収入 減や事業収支の悪化が理由」(asahi.com)と、予想通りです。
広告収入が一定量はいってくることを想定して制作されている高級志向の女性誌は、この不況でどこも苦しいはずです。それに加えて、出版界は長期低落傾向。「マリ・クレール」を発行しているのはアシェット婦人画報社という出版社。かつての婦人誌系の老舗出版社が、いつのまにかフランス企業と合併してできた会社です。
この不況で、苦しい状況の女性誌は少なくないはず。アシェット婦人画報社でもヴァンサンカン、エル・ジャポンを出していますが、こちらは安泰なのでしょうか。ほんと、厳しい時代になりました。
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