キリンとサントリーの経営統合
昨日の日経新聞の一面のスクープで報じられたキリンとサントリーの経営統合のニュースには驚きました。今日の日経朝刊にか「強者連合」と表現されていましたが、まさに、業界ではトップ企業同士の経営統合です。
さらに驚くのは、その組み合わせ。財閥系で老舗の「麒麟麦酒」と、同族経営で非上場を貫いてきたサントリーが一緒になることができるのか、思います。また、テレビなどで報じられていますが、統合するとビールのシェアが50%ほどになり、寡占化が進み。独禁法への抵触も懸念されているようです。
しかし、時代は変わったなとつくづく感じます。私が新卒で会社に入った頃から大企業で、優良企業だった両社。ここが経営統合ですから、経営を巡る環境は厳しく、そして準備をしていかなければ勝ち残っていかないのでしょう。さて、5年後、ビール業界の地図はどう書きかわっているのでしょうか。
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コメント
デハポ1000さん
こと国内のマーケットに限って言えば、独禁法とか心配されますが、いまや競争相手は世界なのですね。
投稿: 自由なランナー | 2009/07/19 18:53
さっき、お知り合いのK社の方にあったら、「今週は仕事にならない」としゅんとしていました。
このところ強者連合を構築し、市場占有を狙った例が増えますねえ。独占禁止法も本邦だけの概念、海外では国境もなんのそのですな。
バッテリーの会社でもこのような合併があり、社員の不安はあったと聞きます。しかし合併というシステムや成り立ちもかわらされたのかもしれません。
投稿: デハボ1000 | 2009/07/17 01:59