早く行ったほうがいいですよ
東京の博物館、美術館で開催される展覧会で、企画展と呼ばれる特別な展示は、企画によってはものすごく混雑します。ちょっと前、上野の東京国立博物館でやっていた「阿修羅展」は、平日でも何十分待ちでした。東京はやっぱり人が多いんだな、とつまらんことを思ったりします。
一般的に、企画展は始まってから日が経つにつれて、人手が増えてきます。いろんな評判が広がって、人が集まってきたり、「そのうち行こう」という人が行き始めたりして、展覧会の終盤近くになりと大変な混雑になることも少なくありません。
昨日、国立近代美術館で先週末から始まっている「ゴーギャン展」に行ってきました。この展覧会、ゴーギャンの代表作である「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」(ボストン美術館蔵)が、日本では公開されています。19世紀末に描かれたこの作品は、武蔵美で履修した「西洋美術史」の教科書にも載っていました。
この作品をみるだけでも十分に行く価値がある「ゴーギャン展」ですが、まだ混み合ってはいませんでした。夜6時半過ぎに美術館に着いたのですが、チケット売り場には列はありません。並んでいる人の日よけ用にテントがありました。混雑を予想しての措置でしょう。
いづれ混雑するでしょう。話題になりそうな展覧会は始まったらすぐいくことですね。「阿修羅展」では早い時期に行きそびれ、ひどい目にあいました。興味があるかたには、早くいくことをおすすめします(肝心のゴーギャン展については後ほど)。
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