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2009年7月

2009/07/31

夜7時前に売り切れの飲み屋

 昨日は仕事で国立へ。18時半過ぎに終わり、「そうだあそこへ行ってみよう」と向かったのが、ガード近くのとある店。空席を見つけ入ろうとしたら、「今日は終わってしまいました」と店の人の言葉。まだ、18時45分くいですよ。飲み屋なんです、この店。それが7時前に終わるとは。
「うなちゃん」という店。この辺にお住まいの方はご存じでしょう。国立の大学出身の会社の若者が「怖くて入ったことないんです」といいいます。以前、まだ17時半頃訪れたら、店外で3人ほど並んでいました。
 いったいこの店は、どんな店なんだ。小さな店構えの、古びた飲み屋なのに・・・・・・。ネットで調べてみると、うなぎの串焼きを食べさせてくれる店のようです。そして、開店の17時きっかりに入らなければいけない、って感じらしい。のこのこ6時半過ぎにいっていたのでは、駄目のようです。
 こんど、国立に行く機会があったら、17時前から待機してみようかな(その時間は勤務時間中だよ)。

Unacyan


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2009/07/30

改めてビジネススクールパワーに感心

 一昨日は大学院で前期の期末試験でした。科目は「ミクロ経済学」。以前も書きましたが、この科目青山ビジネススクール(正式には国際マネジメント研究科)で開講されているもの。受講しているほとんどの学生がMBA(経営学修士)を目指している中で、試験を受けてきました。
 私は文化創造マネジメントとはいいつつ、全然違うマネジメントで、その差は大きい。とにかく、若い、それゆえパワーに溢れています。顔つきもなんか違う。このオジサンみたいにのんびりしていません。先生によると試験を受けるべき人数は99人。大半がビジネススクールの学生でしょうから、これだけの人数が学んでいることに、改めて驚きます。
 試験のほうは、自分の予想通りかな(苦笑)。経済学の試験受けたの、おそらく30年数年ぶりでしょう。最初の大学は、一応経済学部出てるんですが、その当時と内容はかなり変わっています。経済学も進歩してますね(笑)。ともあれ、これで前期試験は終了。あとはレポート2つもあります。まだまだ、夏休みにはなりません。

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2009/07/29

青学からの保護者へのお知らせ

 昨日、大学から女房あてに郵便物(正確に言うと、メール便にあたるものでの配達ですが)が来ました。以前も来たのですが、大学から保護者へのお知らせです。保護者が配偶者っていうのもちょっと妙ですね。大学に入るときの提出書類に、「保証人」って欄があって、ここに女房の名前を書きました。社会人大学院生の保証人に、誰をするのか。悩ましい問題です(笑)。いまさら親というのもなんだか。
 Aogaku 本来の保証人の役割は、なにか大学で問題を起こしたときに、学生本人が責任能力がないので、その代わりに責任をとることではないかと思います。20歳くらいの若者には保証人はいるでしょうが、50過ぎのオヤジにはおそらく不要。自分で責任とれなくとどうするって感じです。
 とはいってもルールなので仕方がありません。大学から送ってきたのが、「AGU NEWS」という小冊子。これ、大学のあちこちに置いてあるので、新しい号がでるといつももらってきます。それを保護者に送ってくれたのですね。青学、親切です。最近の大学は、保護者にも気を遣って大変です。

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2009/07/28

仙台市長の結果

 一昨日のニュースですが、仙台市長選が行われ、元副市長の奥山恵美子が選ばれました。現職の梅原さんが、タクシーチケットの不適正使用問題などをめぐり直前に立候補を断念という事態で、予想されていなかった市長選になったようです。まああまり評判の芳しくなかった梅原市長ですが、2期目に挑まないとうのは、ちょっと驚きでした。
 奥山さんの名前は、以前から存じ上げていました。武蔵美の卒論でせんだいメディアテークをテーマにしたのですが、資料を調べている中で、奥山さんはその設立まで、そして設立後に重要な役割を果たしています。メディアテークの館長もつとめていました。
 前市長の藤井さんと同じく、教育長の職にあった奥山さん。教育問題ももちろん大切ですが、あまり恵まれているとは言い難い仙台のアート環境(例えば、市立美術館はありません)を、いい方向に持っていってくれれば、と思います(住民ではないので、心配することもないんですが)。

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2009/07/27

マックス・ラーベとバラストオーケストラ

 先週金曜日のイッセー尾形さんの公演の最後に登場、その演奏を聴かせてくれたマックス・ラーベとバラストオーケストラ。その本番の公演に行ってきました。このオーケストラは、イッセーさんが3年前、日本に呼び、初公演。今回は2回目です。
 Photo_2 マックス・ラーベとバラストオーケストラのことを説明するのは、ちょっと難しい。ボーカリストのマックス・ラーベと12人のバラストオーケストラの面々は、ベルリンから来ました。マックスが歌う曲は、1920年代から30年代にかけての歌謡曲。日本の年代で言えば、大正末期から昭和初頭。古き時代を感じさせる演奏は、何故か懐かしいものも感じるから不思議。
 このオーケストラの特徴は、まっとうに曲を演奏する合間に、オーケストラの面々がコミカルな演技を交えること。かつてのスパイク・ジョーンズのように徹底してはいないものの、いわゆる冗談音楽とされる演奏です。要はまじめなんだか、コミカルなのか、よく分からない。ここがちょっと奇妙。
 会場にはイッセーさんの姿もあり、最後の曲ではハンドベル演奏で参加。彼らを呼んできたイッセーさんの興味のありどころが、ちょっと垣間見えて、興味深く感じました。でも、13人もの音楽家を呼んで、東京で2回だけの公演。これで5000円では、赤字ではないのかな、と心配。イッセーさん、持ち出していないかな。でも、楽しかったのでまた呼んでくださいね。

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2009/07/26

撮影ができる展覧会

 昨日の日経新聞で知ったのですが、森美術館で開催されている「アイ・ウェイウェイ展」で、観客の写真撮影を許可する取り組みを始めました。記事によれば、
「撮った画像は加工せず、非営利目的で使うーなどの条件で誰でも撮影できる」 
 といいます。
 一般的に日本の美術館、博物館では写真撮影禁止がほとんど。国立西洋美術館、国立東京博物館などの国立系ミュージアムの常設展示で撮影が許されている程度です。この状況からみて、森美術館の試みは英断ともいえます。海外のミュージアム事情には詳しくないのですが、日本ほどは厳しくないようです。
 また、記事によればこの写真撮影許可は、著作権の柔軟な運用を目指す米国の運動「クリエイティブ・コモンズ」の仕組みを採用した、とあります(クリエイティブ・コモンズって、始めて知りました)。南條森美術館館長は、
「日本の美術館は少し厳しすぎる。知的財産をもっと創造的に使える条件を作りたい」
といいます。
 著作権とミュージアム展示、この問題が少しでも新たな方向に向かうことを期待したいです。

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2009/07/25

大手町でのイッセー尾形

 イッセー尾形さんの芝居と言えば、東京では原宿のクエストでの公演が多いですが、昨日は大手町で公演がありました。新しくできた日経ホールでの「わたしの大手町」です。クエストでの公演の時は、開演前にワインとか、軽食、スナックなどの振る舞いがあるのですが、ここではなく、ちょっと残念。
 Photo さて肝心の公演は、これまでイッセーが演じてきた500以上のネタから選りすぐった7本。大手町という場所柄、サラリーマンを主人公にしたネタも3本あります。イッセーさんのサラリーマン芝居は、一風変わった人物を演じてくれて、面白く、ちょっと怖い。
 また、既に拝見したネタもありましたが、それでも笑えます。特に「キャバレーのひとみちゃん」(仮題)のキャラには何回かお会いした記憶があります。
 それと、芝居の最後におまけがありました。イッセーさんが連れてきたドイツのオーケストラ、マックス・ラーベの公演が今日からあります。このオーケストラが芝居の終わった後、舞台に登場、3曲を演奏してくれました。昨日だけの特典?(今日の芝居後もあるかな)これも楽しい時間でした。 
 イッセーさん、あいかわらずの熱演でした。さて、来月はクエストで新ネタ、小松政夫さんとのびーめん生活と楽しみな公演が続きます。

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2009/07/24

チェーン店なのか、味の錦

 大学の前期授業は終わってしまいましたが、毎週火曜日は夜8時10分からの講義でした。夕飯抜きはさすがにつらく、始まる前に夕食を食べることにしてました。時間が無いときは、会社の売店でおにぎりとかカップヌードルですまし、余裕があるときは、渋谷で食事をしていました。
 先日、渋谷駅から大学に向かう途中にある中華料理の店に入りました。「味の店 錦」なる店。黄色い看板が目を引く中華の店です。この錦、不思議です。うちのそばに何軒かあります。緑が丘、奥沢、確か以前は九品仏にもあった(今はないかも)。WEBで調べると、雪が谷大塚、久が原にもあるらしい。そして、渋谷には2店舗あります。
 東京の城南地区に集中しているようですが、チェーン店なんでしょうか。公式WEBも見あたらないし。そば屋でいう更級みたいな感じでしょうか。かなり以前からしっかりやっているようだし。
 久し振りに入った錦で、たのんだのは「スタミナ麺」。内容は味噌バターラーメンです。ちょっと濃いめのスープと中細麺の個性的な一品。この麺も久し振りにいただきました。なんか懐かしい味わいでした。どの錦でも同じ味なんでしょうか。こんどは違う店で試してみます。

Nishiki

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2009/07/23

慶應も大変みたい

 折からの金融危機、不況で大学が資金運用面で影響をうけていることは、新聞などで報じられていました。昨日、新聞で報じられたニュースは、それがかなり深刻になっていることを知るものです。昨日の朝日新聞で「慶應『第2の幼稚舎』延期」として、慶應義塾が計画していた小中一貫校の開設を延期することを発表したと報じられています。
 その理由として、08年度決算が269億円の支出超過(企業でいえば、赤字ということですか?)に陥り、事業見直しを進めている中での判断とのこと。学校法人としての慶應義塾の売上(収入)がどれほどの規模かはわかりませんが、269億円の支出超過とは小さくない金額。
 慶應の小中一貫校の話は、以前から聞いていました。さすがブランド校なんて、野次馬的に思っていたのですが、それどころではないようです。この一貫校のために、すでに土地は購入しているとか。でも、経済が急激に回復するとも思えないし、少子化のため、学校経営は構造的に厳しい現実があります。延期といっても、かなり先までの延期になるのでは、とも思います。

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2009/07/22

前期の授業終了と初レポート提出

 昨日の大学院「ミクロ経済学」の講義で、前期の授業がすべて終了しました。大学は前期、後期制ですが、7月の下旬でもう前期日程が終了です。正味3ヶ月10日くらい。これだけなんですね。これから夏休みで、後期は9月24日にスタート。学生は楽しいはずだよな。いくらでも時間があるものな。
 授業の評価は、学部生は試験でというのが多いのでしょうが、大学院の場合はレポートが主流。例外はビジネススクール(国際マネジメント)の授業のミクロ経済学は、来週試験です(これが大変)。レポート提出は学生に配慮いただいている科目もあり、8月中旬締め切りというのが多い。
 課せられたレポートは3つ。そのうち1つだけが明日提出締め切りで、昨日出してきました。提出先は大学院事務室(提出方法も先生によって違います)。武蔵美で勉強していたときは、レポート(課題)は、専用の原稿用紙に手書きということが多かったのですが、さすがに大学院では、ワープロ打ちでOK。
 この大学院で初めてのレポートですが、さて評価はどうでしょう。結果はまだ2ヶ月くらい先です。

Report


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2009/07/21

また折り込みチラシでドラマの宣伝

 今日は新聞休刊日で、朝刊はありませんね。当然、新聞のテレビ欄もみられません。あいかわらず、テレビを観ないので、今のドラマが何やっているかさっぱり分かりません。
 そういえば、昨日の朝日新聞の朝刊にこんなチラシが入ってきました。

Koishite_akuma

 フジテレビのドラマです。「恋して悪魔」なるドラマ存じ上げませんでした。チラシには「明日(今日のこと)よる10時 第3話いよいよ放送」とあります。出演者はというと、中山優馬、加藤ローサ、姜暢雄、桜庭ななみ、森本慎太郎、伊東四朗。
 伊東さんは存じ上げていますが、あとは知らない。加藤ローサは名前は聞いたことあるけど、顔はわかりません。オジサンには縁がないドラマのようです。チラシを見ると、男の子は、ジャニーズ系?
 新聞の折り込みチラシを若者、見ますか?チラシ作戦、余り意味がないように思えるのですが。前も、キムタクのドラマで折り込みチラシがありました。フジテレビには成算があるのでしょうね、きっと。 
 

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2009/07/20

大学院もオープンキャパス?

 大学が夏休みに入ると、どこでもオープンキャンパスが始まります。昨日は青学でも行われていました。このオープンキャンパス、いつの頃から始まったのでしょう。Wikipediaによれば、
「1990年代以前は、高校生を対象とした大学構内の積極的な公開は行われていなかったが、いわゆる少子化を背景に、受験生の確保を目的に1990年代後半頃から一部の大学で行われるようになり」
とあり、この記述を信じると、この10年くらい前から行われるようになったようです。
 WEBにはオープンキャンパスを検索するサイトがあり、ほんとどの大学で開催しているようです。大学の学部ではこのようなイベントは当たり前ですが、大学院の説明会も盛んです。青山学院では、学部のオープンキャンパスを行った昨日、同じく「社会人のための大学・大学院説明会」を開催していました(詳しくはここを)。内容をみれば分かりますが、この説明会の中心は大学院。親切ですね。去年はこんなことやってたかな。我が文化創造マネジメント専攻もありました。何人くらいきたのだろう。
 いまや、大学は選ばれる時代です。説明会に参加すると、大学は楽園だろうなんて思いがちですが、難関大学は、やはり入るの難しいし、入ってからもおそらく厳しい。この真実は変わっていないでしょう。

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2009/07/19

そろそろ夏休み、でもないんです

 昨日も大学でした。本来は、一昨日で前期の授業が終わる日程なのですが、先生の都合で休講があった科目は補講があり、昨日は2科目ありました。休講したのにもかかわらず、補講しない先生もいらっしゃいますが。
 学部ももう授業はほとんどない様子で、キャンパスは学生が少なかったです。すっかり夏休みモードです。とはいっても、大学院の場合、レポートを課せられる科目も多く、これから3つの課題を仕上げなければいけません。また、来週には試験もあります。先生の採点提出締め切りが8月28日とかで、レポート締めは8月中旬が多いのです。旧盆のころまで、熱い戦いは続きます。
 とはいっても、こんど土曜日にキャンパスにくるのは、こんどは9月の下旬。久し振りに学食に寄ってみました。定食の「表参道」をチョイス。しゃれたネーミングですね(苦笑)。

Omotesandou

 ハヤシライス+ハンバーグ、コロッケ。ボリュームはありますね。400円也。ふつうの味でした。

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2009/07/18

カラフルなビタミンウォーター

 渋谷の街を歩いていたら、カラフルな自販機に気付きました。赤、黄色、透明の色をしたペットボトルが売られています。

Vitamin

 これ、新種のドリンク? どこのメーカなんだろう。販売機をみてもよくわかりません。試しの1本買ってみました。赤いやつです。200円とちと高い。VITAMINWATERとボトルにあります。販売元はコカ・コーラです。意外。
WEBで調べてみると、正式にはグラソービタミンウォーターという商品名です。
「欧米で海外セレブを中心に大ヒット中、NY生まれのスタイリッシュでファッショナブルな「glaceau vitaminwater®(グラソー ビタミンウォーター)」が2009年7月、いよいよ東京デビュー!」とあり、海外製(アメリカ?)のビタミンドリンクです。色といい、ボトルのデザインといい、いかにも輸入品という感じです。渋谷の自販機以外には、どこでっているのでしょう。なにか、こっそり売っている感じ。
 飲んでみると、あっさりして、あまり後に引かない味です。これで、200円は高いか安いか、微妙ですね。でも、同じようなドリンクは、国内ではないでしょう。オリジナルな商品です。これから、広がっていくのか、興味深いものがあります。

Vitamin_2

グラソー ビタミンウォーター


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2009/07/17

大学生と電子辞書

 大学の講義中にまわりの学生さんをみていると、ほとんどの人が電子辞書を持っています。図書館でもこれを使って勉強している人をよく見かけます。もはや大学生にとっては、電子辞書は必携なのかもしれません。これさえ持っていけば、重い英語の辞書を持ち歩くことも必要がなく、便利ですから。最近は高校生向け電子辞書もあります。
 私もこの春大学で勉強を始めることになったので、電子辞書を買い換えました。4年ほど使っていたカシオのものからセイコーインスツルに乗り換えました(お古は息子へ)。SR-G10001という機種ですが、ちょっと高めの電子辞書で、迷ったあげく、意を決して買ったものです。
 電子辞書は、市場ではカシオとシャープがメインメーカーのようです。それにセイコーインスツルとキヤノンが続いているようです。この機種の特徴のひとつにパソコンと接続して、パソコン画面から検索ができる機能「PASORAMA」があります。これ、予想外に使えます。英文訳すときなど、パソコン上で入力しながら、和文を書いていくときなど、効率的です。また、検索が漢字でできるのも便利。
 また、画面が高精細なのもいいです。セイコーの電子辞書は、手書き入力とかカラー画面とか、あまり必要のない機能に走らず、基本が大事にされています。勉強好きな大学生にはおすすめです。
 
G10001

 

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2009/07/16

レストラン併設のスタンディングバー

 昨日の授業は、予定より30分ほど早く終わってしまったので、とある先生から教えていただいた立ち飲み屋にいってみました。青学から渋谷駅に向かう途中のあるのですが、レストランと立ち飲みコーナーがあるちょっと珍しい店です(そういえば、以前日本橋の有名レストラン「たいめいけん」に立ち食いのラーメンコーナーがあったのですが、今も健在でしょうか?)。
 bongout noh (ボングウ ノウ)という店なのですが、レストランの方はメニューを見る限り、イタリアン、それともフレンチ?という感じですが、ワインリストが豊富です。立ち飲みのほうは、お酒もビール、サワー、ワイン、カクテル、スピリッツなどいろいろあります。料理も、レストラン併設で、厨房は共通でしょうから、なかなかしっかりしたメニューが揃っています。
 大学の帰りに寄るのは、もっぱらファイト酒場ですが、bongout nohはここの向かい側にあります。ガラス張りの店舗は2階にあり、店内は気持ちのいいスペースです。ちょいとオサレに飲みたくなったときには、おすすめ。

Bongout_noh


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2009/07/15

昼間は弁当屋の、立ち飲み

 先日、近代美術館で「ゴーギャン展」をみた帰り道、竹橋のパレスサイドビルでちょっと立ち寄り。前、時々このビルに仕事で来たとき、このビルの飲食街の充実度が気になっていました。この日は、ニュートーキョーかライオンで一杯と思ったのですが、ちょっと不思議な店を見つけました。
 立ち飲み屋なんですが、ちょっと風情が変。でも、サワー100円という看板につられて、ふらふらと入ってしまいました。店内はテーブルが一見無造作に置かれ、あまり立ち飲み屋らしくありません。飲みものはほどほどあるのですが、食べ物はあまり種類が多くありません。枝豆、串揚げが数種類、きゅうりキムチみたいなもの(?)、スパゲッティーサラダ、それと柿の種とか。あまり、というかほとんど手がかかっていない。
 実はこの店、昼は弁当屋。弁当屋といっても、「屋台DELi」という弁当屋がいくつも入った店なんです。そこが、夜は立ち飲み屋をやっているというわけ。だから、食べ物が充実していない訳ですか? もう少し、いろんな食べ物欲しいな。
 この景気ですから、とても混雑していました。立ち飲み屋もいろいろな形態がありますね。

Bento_deli


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2009/07/14

キリンとサントリーの経営統合

 昨日の日経新聞の一面のスクープで報じられたキリンとサントリーの経営統合のニュースには驚きました。今日の日経朝刊にか「強者連合」と表現されていましたが、まさに、業界ではトップ企業同士の経営統合です。
 さらに驚くのは、その組み合わせ。財閥系で老舗の「麒麟麦酒」と、同族経営で非上場を貫いてきたサントリーが一緒になることができるのか、思います。また、テレビなどで報じられていますが、統合するとビールのシェアが50%ほどになり、寡占化が進み。独禁法への抵触も懸念されているようです。
 しかし、時代は変わったなとつくづく感じます。私が新卒で会社に入った頃から大企業で、優良企業だった両社。ここが経営統合ですから、経営を巡る環境は厳しく、そして準備をしていかなければ勝ち残っていかないのでしょう。さて、5年後、ビール業界の地図はどう書きかわっているのでしょうか。

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2009/07/13

ゴーギャンの表現

 ゴーギャンの作品は国内のミュージアムでもいくつか所蔵していて、なじみのある画家ですが、「ゴーギャン展」ではまとめてみることができ、その魅力に触れることができました。展示されている作品のなかでも、注目は日本初公開の「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」です。武蔵美で使った西洋美術史の教科書に載っていたので、近代美術史においても重要な意味をもっているのでしょう。
 会場では、作品専用の部屋がつくられ、じっくりみることができました。作品に描かれたいくつかのモティーフからは宗教的なものを感じました。ほかのゴーギャンの作品からはあまり受けないイメージです。画面の中央に描かれた果実を取ろうとする女性に、まず目がいき、そのあと様々なポーズをとる女性、赤ん坊、動物、偶像が見えてきます。絵の前で、しばらくゴーギャンの世界を楽しみました。
 この作品が描かれたのは1897年、ピカソの「アビニョンの娘たち」が描かれる10年前。この19世紀から20世紀になっていく時代は、面白いですね。既に研究し尽くされているでしょうが、調べてみたくなる対象ですね。
 ゴーギャンが描いたのは、原色の自然と女。ちょっと決めつけですが、会場にある作品をみていると、そんな印象が頭を支配します。ゴーギャンスタイルともいうのか、ある意味定型化された表現ですが、強いインパクトを与えてくれる作品が多いです。
 ちょっと、残念なのは展示されている作品が版画作品を含んで50枚ほとど少ないこと。「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」があるので、納得しましょうか。前の記事でも書きましたが、いづれ混みます。はやめにいかれることをおすすめします。

Gaugun


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2009/07/12

サイモン&ガーファンクルへ

 東京ドームは、中年の観客で埋まっていました。昨日のサイモン&ガーファンクルのコンサート、日本では16年ぶりとなる公演に行ってきました。希代のソングライター、ポール・サイモンと「天使の歌声」アート・ガーファンクル、ともに1941年生まれですから今年67歳。決して若いとはいえませんが、ステージはエネルギッシュに約2時間も歌ってくれました。
 オープニング「旧友」から始まって古くからのファンにはなじみのある曲を次々と演奏してくれます。「スカボロ・フェア」「ミセス・ロビンソン」「コンドルは飛んでいく」。コンサート中盤ではポールとアートのソロパートがそれぞれ3曲ありました。ポールが「グレイスランド」を歌ってくれたのは嬉しい。アートには「Scissors Cut」をやって欲しかった。
 終盤では「明日に架ける橋」「サウンド・オブ「・サイレンス」「ボクサー」を歌い、ラストは「セシリア」。ほんと、いい曲がたくさんあったんだな、と再認識。ポールの味のあるボーカルも、アートの(ちょっとは衰えたけど)美しく高い声も、それぞれ素敵です。
 思い出せば、サイモン&ガーファンクルとの出会いは、確か「コンドルは飛んでいく」、中学2年の頃。それから40年近くが経って、初めてのサイモン&ガーファンクル、生ステージでした。楽しい一夜を過ごしました。

Sg

ここにサイモン&ガーファンクル名古屋公演の曲目リストがあります(公式版)。

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2009/07/11

早く行ったほうがいいですよ

 東京の博物館、美術館で開催される展覧会で、企画展と呼ばれる特別な展示は、企画によってはものすごく混雑します。ちょっと前、上野の東京国立博物館でやっていた「阿修羅展」は、平日でも何十分待ちでした。東京はやっぱり人が多いんだな、とつまらんことを思ったりします。
 一般的に、企画展は始まってから日が経つにつれて、人手が増えてきます。いろんな評判が広がって、人が集まってきたり、「そのうち行こう」という人が行き始めたりして、展覧会の終盤近くになりと大変な混雑になることも少なくありません。
 昨日、国立近代美術館で先週末から始まっている「ゴーギャン展」に行ってきました。この展覧会、ゴーギャンの代表作である「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」(ボストン美術館蔵)が、日本では公開されています。19世紀末に描かれたこの作品は、武蔵美で履修した「西洋美術史」の教科書にも載っていました。
 この作品をみるだけでも十分に行く価値がある「ゴーギャン展」ですが、まだ混み合ってはいませんでした。夜6時半過ぎに美術館に着いたのですが、チケット売り場には列はありません。並んでいる人の日よけ用にテントがありました。混雑を予想しての措置でしょう。

Kinbi

 いづれ混雑するでしょう。話題になりそうな展覧会は始まったらすぐいくことですね。「阿修羅展」では早い時期に行きそびれ、ひどい目にあいました。興味があるかたには、早くいくことをおすすめします(肝心のゴーギャン展については後ほど)。

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2009/07/10

ギネスビールがキリンへ

 昨日の日経新聞夕刊にギネスビールの全面広告が掲載されていました。「250周年を迎えたギネスから地球サイズのプレゼントを贈ります!」と派手なコピー。世界で1名に宇宙への旅、世界で1名に深海への冒険、世界で1名様にブラック・アンド・ピース<プライベートライブ>。なかなかそそられる広告です。
 それよりも、驚いたのはこのギネスの発売元がキリンビールになっていること。以前、ニュースで長年このビールを扱ってきたサッポロビールからキリンビールへ、販売元が移ると報じられました。それが既に現実のものになっていたのですね。ギネスといえば、サッポロビールというイメージがあったのですが、それも今は昔。
 最近のビール業界はいろいろ激変しています。先日、サントリーがイオンとセブン&アイ・ホールディングス向けにプライベートブランドの第3のビールをプライベートブランドとして供給すると発表しました。今月下旬から350ml缶を100円で販売するといいます。この業界大変ですね(ビール業界に限りませんが)。暑い夏に向けて、ビール戦争は、熱いようです。

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2009/07/09

大学図書館の利用度

 図書館を日常的に使う、という人は多くはないのでは、と推測しています。学生は、課題などのために使わざるを得ませんが、社会人で図書館にいつもいっている人って、どれほどなのか、などと思ったりします。
 というのも、学生やっていると図書館は欠かせない施設です。青山の大学に通い始めてからは、大学の図書館を利用することも頻繁です。大学の図書館のいいところは、貸出期間の長さ。大学院生の場合、期間は2ヶ月、20冊まで借りることができます。公立図書館の待遇と比べると、雲泥の差です。ちなみに学部の学生は、期間はもっと短いです。
 蔵書の質、という点ではテーマによって、公立図書館(目黒区や世田谷区)の方が充実していたり、青山の方がたくさんあったりまちまちです。ただ、青山の図書館で借りたい本が貸し出し中、ってことはほとんどありませんでした。これも推測ですが、貸出の数は、公立図書館に比べて多くはないようです、
 自分の子どものような世代に混じって、図書館空間に浸るのも、社会人学生ならではの貴重な体験かな、と思いながら、時々大学の図書館に行っています。

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2009/07/08

餃子の王将、その満足度

 最近の不況感のおかげか、いつも行列状態の「餃子の王将」。先日、夕刻渋谷の店の前を通りかかったら、まだちょっと早い時間だったせいか、行列がありません。これから大学の授業だったので、夕飯をここで済ますことにしました。
 店内はほぼ満席。なんかすごい熱気を感じます。店員さんもすぐに席に案内してくれて、お冷やも持ってきてくれます。オーダーもカウンター内にいる調理のお兄さんに伝えて、受けてくれました。心地いいスピード感です。王将入ったの久しぶりですが、前からこんなテンポのいい対応だったかな。おそらく、ずっと変わらないのでしょうね。こんなスピード感が、王将の好調の秘密かもしれません。
 さて、肝心の料理です。中華そばのセット(中華そば、餃子、半チャーハン)をたのんだのですが、さすがボリューム感はたっぷり。これで900円ですから、まあ安いかな。味のほうは、餃子はまあ美味しいのですが、ラーメン、チャーハンは普通でしょうか。王将繁盛の理由は、スピード感とボリューム感でしょう。

Ousyo


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2009/07/07

静岡県知事選挙と静岡芸術文化大学

 一昨日結果の出た静岡県知事選挙。民主党の推薦した川勝平太氏が当選しました。やっぱり麻生くんは駄目かなどと思いながら、昨日の新聞を見ていたら、興味深いことに気がつきました。まあ、個人的なアンテナにひっかかっただけですが、川勝氏って、前静岡文化芸術大学の学長だったのですね。「芸術文化」を大学名にしてるところは珍しいでのは。ちゃんと調べていないのですが、ここだけかもしれません。
 前からこの大学の存在は知ってはいましたが、中身はまだ理解していません。この大学には文化政策学部が設置されています。青山学院大には総合文化政策学部があり、私はここの研究科であるところの総合文化政策学研究科で学んでいます。今のところ、国内に「文化政策学部」はこの2つだけなのでは。以前、京都橘大学に文化政策学部がありましたが、2008年に現代ビジネス学部に改称しています。
 文化政策というのは学問としては成り立つのは難しいのでしょうか。日本文化政策学会もあり、学問として確立されていると思うのですが。静岡芸術文化大学は2000年開学とまだ新しい大学です。卒業生はどのような実績を残しつつあるのでしょうか。
 静岡県知事とは、全然関係のない話題になってしました。新知事、静岡県で大胆な芸術文化振興をやってくれるといいのですが。やはり、難しいかな。

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2009/07/06

イッセー尾形の後援会特典DVD

 Issei_dvd イッセー尾形さんの後援会を継続したら、森田オフィス(演出家・森田さんの事務所ですが、後援会の事務局もやっているところ)からメール便が届きました。何かな?と開封してみると、後援会会員へのスペシャルなDVDです。2008年の公演の選りすぐりバージョンで、ネタが5つ入っています。そのネタは「映画館」(08年5月)「テレビが来た日」(08年8月)「セールス」(08年10月)「小学生」(08年10月)「ムームー」(08年8月)。
 まだこのDVD全部みてませんが、この中で「セールス」だけは実際の舞台みてなさそう。面白いな、と思うのはそのタイトル。公演の際には、タイトルは発表されておらず、私なぞは例えば「映画館のおっちゃん」なんて勝手にタイトルつけてました。タイトル、イッセー尾形さん本人がつけているのでしょうか。意外とシンプルなものです。
 確か去年から会員の特典が変わって、1年にDVD2、3枚がもらえるはずだったのですが、結局1枚しか来ませんでした(苦笑)。さて、今年はどうでしょう。ちょっと期待しています。

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2009/07/05

昔からあるちゃんぽん屋

 昨日、渋谷の並木橋付近を歩きました。大学の授業でこの辺りの調査をしなくてはいけなくなり、2限の授業が休講だったので、キャンパスからぶらぶらと歩いていきました。金王神社を右手にみて、並木橋へ向かって歩いていくと、懐かしい店を見つけました。かなり前にきたことのあるちゃんぽん屋です。
「長崎」なる店名は、なんとストレート、長崎ちゃんぽん、皿うどんの専門店です。もう、20年以上もきていないでしょう。いまだ営業していることが、ちょっと驚き。ちょうど、12時前だったので、入ってみました。店内は古い感じで、記憶はまったくありませんが、おそらく昔のままでしょう。
 席についてお品書きをちゃんぽん、皿うどん、それにぎょうざ、しゅうまいなんかもあります。ビールでぎょうざを食べたかったのですが、午後から授業があるので、断念。チャーシューちゃんぽんをたのみました。

Cyanpon

 ちゃんぽんにたっぷりのチャーシューがのってます。ちゃんぽんは、もやしがはいっているのが特徴。古風な味わいです。こんどは、夜ゆっくりと訪れたい店です。

長崎

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2009/07/04

いつの間にか、5年

 今日は何の日? アメリカの独立記念日です。233年前、1776年に独立宣言が公布されました。歴史のことはさておき、このブログが今日で満5年です。あっという間、それとも、やっとかな。2004年7月4日に始めて、5年が経ちました。
 始めた当時は仙台にいて、別なタイトルでやっていました。単身赴任をテーマにしていたんですね、その頃。「単身赴任 杜の都STYLE」。よもや。こんなに続くとはね。自分でも驚きです。これまでに書いた記事は1846。よくもこれだけのたわいもないこと書いたな、っていう感じですね。
 最近は日々の忙しさにかまけて、そのたわいもなさも拍車がかっています。ここまで続いてしまうと、ほんとブログやめられなくなってしまいます。どうしましょう、って思います。まあ、やれるとこまで続けるしかないのかな。こんなブログにお越しいただいている方には、心よりお礼申し上げます。これからもよろしくお願いします。

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2009/07/03

「東洋経済」の鉄道特集

 東洋経済という週刊誌があります。まあ、ビジネス最前線に立つ人たち御用達の雑誌でしょうか。でも、週刊誌なのに600円以上もするので、毎週日経新聞の広告をみるだけですましてます。ところが、今週号は「鉄道進化論」が特集。面白そう。買ってしまいました。
 Touyokeizai 表紙にあるサブタイトルには「JR、私鉄、ローカル線・・・鉄道ビジネス大研究」とあります。あくまで、ビジネス視点の鉄道特集なのですね。記事も「新幹線を世界に!鉄道輸出マップ」、「『駅力』ランキング&格付け427駅」「東京メトロがなんと今年度上場」など、ビジネス価値からの見た記事が多いですね。
 でも、「きらめく女性運転士」とか、「Nゲージが生まれる場所」(トミーテックの工場レポ)などの記事は、鉄道マニア、それも男性の視線を感じてしまいます。ビジネス誌までもが鉄道の特集。こんなこと、過去あったでしょうか。ちょっと驚きでもあります。どうやら、鉄道ブームは、本格的なようです。

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2009/07/02

ちょいとでました、あきれたぼういず

「あきれたぼういず」なるグループご存じですか。知っている方は、相当の芸能通です。このあきれたぼういず、大学の授業で取り上げられて、初めて知りました(こんなこと、大学院でやっているんですよ)。
 最初、川田義雄、坊屋三郎、芝利英、益田喜頓の4人からなるグループ(その後、メンバーが替わって第2期となります)で、いわゆるヴォードビルのグループです。舞台で、歌って、踊って、喋って、観客を楽しませるエンターティナーと言えばいいのでしょうか。坊屋三郎、益田喜頓の2人は名前を知っていますが、残りの2人は知りませんでした。活躍したのは昭和10年代前半。したがって、当時の映像は少なく、音源もSP盤をCD化したものがあるだけです。
 ちょっと興味があったので、中古で『ぼういず伝説』というCDを手に入れました。「チョイと出ましたあきれたぼういず、暑さ寒さもちょいと吹き飛ばし、春夏秋冬明けても暮れても、歌いまくるぞあきれたぼういず」と冒頭に歌い、出し物が始まります。ジャズ、オペラ、シャンソン、アルゼンチン・タンゴ、キューバン・ルンバ、日本からは軍歌、謡曲、童謡、浪曲などの音楽を演じながら、ポパイ、東北弁、弁士など様々な語り口で、パワフルに演じる4人組。現代ではちょっと見あたらないパワフルなパフォーマンスです。リーダー格の川田義雄の歌はプロ級です。
 平成の今では、昭和初期の大衆芸能は、ほとんど知るすべがないのが現状です。あきれたぼういず、を楽しむことは、ちょっとマニアックではありますが、でも楽しいものです。
 
Akireta

 
 

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2009/07/01

「マリ・クレール」が休刊

 遂に、と思いました。女性誌の「マリ・クレール」が7月28日発売の9月号で休刊です。この「マリ・クレール」は1982年の創刊で、フランスで発行された雑誌の日本版です。ファション誌の老舗という印象がありました。休刊の理由は、「昨年以降の不況の深刻化に伴う広告収入 減や事業収支の悪化が理由」(asahi.com)と、予想通りです。
 広告収入が一定量はいってくることを想定して制作されている高級志向の女性誌は、この不況でどこも苦しいはずです。それに加えて、出版界は長期低落傾向。「マリ・クレール」を発行しているのはアシェット婦人画報社という出版社。かつての婦人誌系の老舗出版社が、いつのまにかフランス企業と合併してできた会社です。
 この不況で、苦しい状況の女性誌は少なくないはず。アシェット婦人画報社でもヴァンサンカン、エル・ジャポンを出していますが、こちらは安泰なのでしょうか。ほんと、厳しい時代になりました。

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