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2009/06/06

花菱アチャコ、を知る

 大学院の授業で「大衆芸能論」という科目を取っています。この科目の内容は、漫才についてその歴史を追いながら、「笑い」についての研究となっています。ここ何回かは漫才作者・秋田實をテーマにすすめられており、先週と今週は漫才師、エンタツ・アチャコの漫才を学問的にアプローチしています。
 エンタツ・アチャコという名前はきいたことがあったのですが、授業では実際の漫才を録音したレコードを聴かせていただきました。エンタツ・アチャコとは横山エンタツ、花菱アチャコの2人です。話芸だけで行う「しゃべくり漫才」を始めたコンビとして知られています。
 教育テレビの「知る楽」の「こだわり人物伝」で今月、アチャコが取り上げられてます。落語家の桂三枝が進行役で、アチャコの歴史をたどるものです。今週、第1回が放映されたのですが、残っている当時の映像も多くなく、その魅力が伝わりにくいところが、ちょっと難しいところです。
 でも、なぜ今、アチャコなのかな。その人物像が再評価されているのでしょうか。なにか理由があるんでしょうね。まあ、授業の参考資料としても最適なので、見続けようと思ってます。

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