大学院にいっていると、ちょっと広がる
大学院が始まって2ヶ月近く経ちました。前期課程の半分は過ぎました。今のところ脱落せずになんとかやってます。どの授業も幸い、刺激的です。授業からいろいろ広がって、更なる楽しい機会がふたつありました。
ひとつは昨日記事にした三菱一号館の見学。授業で「都市・建築文化論」という科目をとっています。その先生が建築史では有名な方で、この三菱一号館の復元に関わっていたことから、見学会が行われたもの。私などの大学院生はその恩恵にあずかったわけです。
また、「プロジェクトマネジメント論」という授業があります。私は履修していないのですが、内容はミュージアムのファンドレイジングをテーマにしています。その拡大版の授業として、履修していない院生も参加可能なイベントが企画されました。その内容は、企業からの賛助金として年間7千万円も集める実績を持ち、高い評価を受けている東京都写真美術館で、その仕事に長年関わってきた方の講演です。これもかなり有意義なものでした。
大学院に限らないことかもしれませんが、学問の場では、貪欲に求めていけば、それに応じたものを与えてくれます。こんなこと、最初の大学に通っていたときは気づきませんでした。きっとオジサンになった特権でしょうね。
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コメント
空子さん
コメント遅くなりました。
ファンドレイジング、写真美術館は地道な営業活動をされていました。恐らく、王道はないのでしょう。
投稿: 自由なランナー | 2009/06/03 21:26
まったくその通りですね。
目的を持ってことを始めると、門が開かれていくのですね。
かたや物事を否定的に考えていれば、自分のやらない言い訳にはなります。
わたしは、今頃気付いてきました。
しかし、企画してお金を集めるって、一体どこから手を付けていいのか?・・・とっても重要な講義内容ですね!
投稿: 空子 | 2009/05/31 15:49