私立大学、資産運用で評価損
少子化で影響を少なくないのが大学と言われています。どこの大学も、お客さんつまり学生を増やそうと大変のようです。私が高校をでて大学に入った頃なんて、大学はほんと偉そうな態度でした(笑)。いまでは当たり前のオープンキャンパスなんて、まったくありませんでした。
さて、昨日の日経新聞の一面にあった「私大、資金運用で評価損」の記事。この記事によれば、私大では少子化による収入先細りを補うため株式運用に乗り出す増えているが、昨年秋以降の金融危機により、運用環境が一変。厳しい状況になっているとか。
記事によると、慶應義塾大は2月末での評価損が535億円、上智大は114億円にものぼっています。慶應大は1500億円程度の資金を運用し、そのうち約8割をを株式や投資信託に振り向けてきたのが、積極運用が裏目にでた、といいます。でも、1500億円の資産とはすごいな。大学って、うまく経営すると儲かるものなんですね。
この慶應に対して、日大は2800億円(!)の運用資産をもっていますが、運用先を日本国債や預金に限定しているため、評価損はでていません。
大学の経営も、難しい局面に差し掛かっているようです。
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