ブックオフと出版社
数日前のニュースですが、中古本販売のブックオフの株式を講談社などの出版社や大日本印刷は取得するという報道は、出版業界の構造が変化しているとの印象を受けました。ネットのニュースでは、
大日本印刷グループと、講談社、小学館、集英社の大手出版3社は13日、中古本販売大手のブックオフコーポレーションの株式計約31%(議決権ベース)を取得すると発表した。筆頭株主の日本政策投資銀行系のファンドなどから買い取る。出版不況の中で、敵対していた出版社・新刊書店と新古書店が提携することになった。(産経新聞)大手出版社が中古本販売マーケットをコントロールしようという意図が明らかです。出版社の意志もさることながら、大日本印刷の動きがある意味不気味。この印刷会社、既に
大日本印刷は書籍販売の丸善、ジュンク堂を相次ぎ傘下に収めたほか、今月8日には主婦の友社とも資本・業務提携を締結。流通を含む出版業界でグループ化を進めている。(毎日新聞)という動きをしていて、書店、出版社を手中に収めつつあります。 二昔ほど前の時代には、この出版業界は、出版社と書店が力を持っていて、印刷会社はここまで勢力がなかったのですが、いまや勢力図は変わっているようです。出版社も書店も青息吐息の状態。さて、出版産業はこれからどうなっていくのか。私には予測がつきません。
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コメント
サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
tUmrjw2B
投稿: hikaku | 2009/05/16 07:34