2009/05/31
大学院が始まって2ヶ月近く経ちました。前期課程の半分は過ぎました。今のところ脱落せずになんとかやってます。どの授業も幸い、刺激的です。授業からいろいろ広がって、更なる楽しい機会がふたつありました。
ひとつは昨日記事にした三菱一号館の見学。授業で「都市・建築文化論」という科目をとっています。その先生が建築史では有名な方で、この三菱一号館の復元に関わっていたことから、見学会が行われたもの。私などの大学院生はその恩恵にあずかったわけです。
また、「プロジェクトマネジメント論」という授業があります。私は履修していないのですが、内容はミュージアムのファンドレイジングをテーマにしています。その拡大版の授業として、履修していない院生も参加可能なイベントが企画されました。その内容は、企業からの賛助金として年間7千万円も集める実績を持ち、高い評価を受けている東京都写真美術館で、その仕事に長年関わってきた方の講演です。これもかなり有意義なものでした。
大学院に限らないことかもしれませんが、学問の場では、貪欲に求めていけば、それに応じたものを与えてくれます。こんなこと、最初の大学に通っていたときは気づきませんでした。きっとオジサンになった特権でしょうね。
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2009/05/30
大学院で履修している授業の先生のお誘いで、丸の内にある「三菱一号館」 を見学してきました。この建物は、明治27年(1894年)に竣工した丸の内で最初のオフィスビルを復元したものです。最初の三菱一号館の設計はイギリス人建築家のジョサイヤ・コンドル。コンドルは日本政府に雇われ、綱町三井倶楽部、三菱関東閣(旧岩崎弥之助高輪邸)などを設計しました。この三菱一号館は昭和43年(1968年)に取り壊されました。この建物の復元が進み、先月竣工しました。
建物は赤煉瓦作りの3階建て。高層ビルが建ち並ぶ丸の内には、ちょっと異質の存在です。三菱地所のかたが建物の建築過程を説明してくれたのですが、いくつか驚くことがありました。建物には230万個の煉瓦が使われているのですが、この煉瓦は日本では製造できるところがなく、中国で生産しました。また、建物に使われている石の装飾加工も、日本には職人がおらず、これも中国人の職人が加工を行いました。made in Chinaといえば良くないイメージを持ちがちですが、日本が失った技術が中国にはあります。ちょっと考えさせられる事実です。
ともあれ、明治27年の竣工当時をできうる限り復元しようとした建物は、魅力ある姿に仕上がっています。この建物、美術館として使われ、来年4月には三菱一号館美術館として誕生します。オフィスビルばかりの丸の内に、ミュージアムができます。一年後が楽しみです。
詳しくはここを
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2009/05/29
少子化で影響を少なくないのが大学と言われています。どこの大学も、お客さんつまり学生を増やそうと大変のようです。私が高校をでて大学に入った頃なんて、大学はほんと偉そうな態度でした(笑)。いまでは当たり前のオープンキャンパスなんて、まったくありませんでした。
さて、昨日の日経新聞の一面にあった「私大、資金運用で評価損」の記事。この記事によれば、私大では少子化による収入先細りを補うため株式運用に乗り出す増えているが、昨年秋以降の金融危機により、運用環境が一変。厳しい状況になっているとか。
記事によると、慶應義塾大は2月末での評価損が535億円、上智大は114億円にものぼっています。慶應大は1500億円程度の資金を運用し、そのうち約8割をを株式や投資信託に振り向けてきたのが、積極運用が裏目にでた、といいます。でも、1500億円の資産とはすごいな。大学って、うまく経営すると儲かるものなんですね。
この慶應に対して、日大は2800億円(!)の運用資産をもっていますが、運用先を日本国債や預金に限定しているため、評価損はでていません。
大学の経営も、難しい局面に差し掛かっているようです。
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2009/05/28
渋谷で相変わらず仕事をしています。仕事が何故か夕方終わることも多く、繁華街の誘惑に負けてしまう私です。とはいってもひとりなので得意の立ち飲み屋です。先日はセンター街を突き抜けたあたりにある「TASUICHI」 という店に入ってみました。渋谷の繁華街に近いせいか、なかなかの賑わいです。以前ここで書いた「あばらや」 とは、客の入りが違います。外人も多いし。
そのかわり、ちょっとメニューの値段も高め。生ビールは300円ですが、ホッピーは400円します(細かいですか)。料理もオニオンリングとか、唐揚げ系の揚げ物が多いですね。焼き鳥なく、洋風のメニューです。
オジサンにとっては、煮込み、焼き鳥、刺身などの和風なお品書きがある立ち飲みが落ち着きます。まあ、渋谷でそれを望むんだったら、富士屋本店にいくべし、ですね。でも、最近檄混みだし。立ち飲み屋の選択も意外と難しいものです。
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2009/05/27
仕事で立川にいったとき、JRの駅南口で見つけた「ラーメンスクェア」。そういえば、立川にラーメンのテーマパークがあったな、と(昼飯を食べた後なのですが)思いだし寄ってみました。モノレールの立川駅そば前のビル3階にあります。ざて、どんな店が入っているのか。全部で7軒のラーメン屋がはいっているのですが、私がラーメン屋に詳しくないせいか、ほとんどの店は知りません。唯一、熊本ラーメンの「桂花」が馴染みがあるだけです。 店は公式EB にありますが、それより混在していないことが、ちょっと驚き。12時半くらいにもかかわらず、行列していいる店はなく、どの店も空席があります。正直言ってあまりはやっていないのでは、と思いました。 ラーメンのテーマパーク、一時ほどパワーがないのか。かの有名な新横浜のラーメン博物館は、いまでも人気なんでしょうか。少なくともこのラーメンスクェアの行く末はちょっと不安。
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2009/05/26
この前渋谷に行った際、「大和田」を除いてみました。マークシティの並びにある果物屋です。かなり以前からここにあるのではないのしょうか。この店の特徴は、なんといっても新鮮な果物が安いこと。渋谷はやはり高級感のある街なので、生鮮食品は全般的に高めです。
そんなんか、この大和田は安いです。この日は、いちご2パック500円なり。それもよくあるちょっと鮮度が落ちかけたものの特売ではなく、新鮮ないちご。果物だけでなく、野菜もあります。広くない店内は、いつも混雑しています。常連さんが多いのでしょう。
渋谷には庶民的な商店街はほとんどないのですが、マークシティの周りには飲み屋を含め、昔ながらの店が何軒もあります。古い渋谷を残している一角なのでしょう。オジサンにとっては落ち着く空間です。
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2009/05/25
あと一週間で終わってしまう「上野伊三郎+リチ コレクション展」 (目黒区美術館)をやっとみてきました。上野伊三郎とリチ、はじめて知る人です。上野伊三郎は建築家、その妻リチはウィーン生まれで工芸家でありデザイナー。この展覧会は伊三郎、リチ夫妻の業績を、作品、資料で探ろうとするものです。
展示は伊三郎の建築家としての資料(設計図面など)と、リチのデザイナー、工芸家としての作品を並行して並べる形式です。リチの作品は、テキスタイルデザイン、壁紙、飾箱、飾りプレートなど様々な表現形式をとっています。
私は伊三郎の建築資料よりリチの作品にひかれました。リチの造形理念は「ファンタジー」というとおり、どの作品も爽やかで、明るく、楽しい気分にさせてくれるものです。また、不思議なのは、リチは欧州生まれでありながら、その表現は日本人がつくったと思わせる程、日本的な面をもっていることです。日生劇場にかつてあったレストラン「アクトレス」の壁画をリチが手掛けました。その修復されたものが展示されていたのですが、まさに屏風画のようです。
建築家の夫とともに素敵なデザインを生んだ上野リチ。これまでほとんど知られていなかった人ですが、作品はとても魅力的です。新たな出会いがあった展覧会でした。
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2009/05/24
先日、とあるイベントに出かけたときいただいたお土産。
ビクターのマークになっている犬です。名前は「ニッパー(NIPPER)」といいます。名前、初めて知りました。ビクターの公式WEBにはこんな由来が紹介されています 。失礼ながら、まだこのワンちゃんキャラクターとして生きていたんですね。
ビクターのショールーム「NIPPER'S GINZA」というのがあったのですが、2月に閉館してしまいました。このショールームで販売されていたNIPPERの置物は、今はWEBで販売 されています。さて、その人気度はどれほどなんでしょうね。
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2009/05/23
以前も書いたのですが、レーズンウィッチいうのが好きです。先日、地元のスーパーで「鎌倉小川軒」のレーズンウィッチを1日だけ販売していたので、買ってきました。パッケージは、たまに買いに行く目黒の小川軒と同じ感じです。肝心のレーズンウィッチは、クッキーでサンドされたクリームとレーズンというスタイルは変わりません。
この鎌倉軒のレーズンウィッチは1個105円と、いまどきの物価感では安いのでは。また、目黒の小川軒(新橋店も同じ経営)のは宅配はしないのですが、鎌倉は宅配OKです。ネットからも注文できます。このレーズンウィッチへのこだわりが目黒と鎌倉では違っていて、興味ふかいものがあります。
ちなみに、鎌倉軒のを食べ終わった後、女房が目黒のを買ってきてくれました。「やっぱり、目黒のほうが美味しい」というのです、私にはその差はあまりわかりませんでした。こんどは2軒、同時に買ってみましょうか(笑)。
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2009/05/22
久しぶりにワクワクしましたよ。PENTAXのWEBで予告が掲載されていた新しいデジタル一眼レフが、昨日発表されました。K-7、がその型名。K10D、K20Dときて、次はK30Dか、なんて噂されていましたが、K-7ときました。
WEB には「プレミアム・スモール」とキャッチコピーがあり、
「小型化」と「ハイスペック」を両立させたデジタル一眼レフカメラ
とあります。撮像素子は1470万画素のCMOSセンサーで、ライブビュー、動画撮影機能も搭載。それ意外にもいろんな機能があるようです。シンプルなデザイン仕上げで、K10D、20Dに比べて変わっています。
最近、音沙汰がなかったPENTAXですが、久々の新型登場ですね。K20Dのときは何とか踏みとどまったけど、これは欲しいな。困りました(公式WEBから引用して、写真を貼らせてもらいます)。
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2009/05/21
大学院の授業が始まって、もう1か月以上が経ちました自分自身の「なんとかなる」体質で多くの授業を履修してしまい、ここのところ勉強がまさしく自転車操業状態です。どんな感じか言えば、毎週の授業でやるべき課題を、帰宅後やらないと当然間に合いません。これが思った以上に大変。
そもそも、私が学んでいる大学院の授業は、どの科目も人が少ないです。3〜5人の授業です。この人数だと、先生の講義をきいているだけ、なんていうわけにはいきません。英語のすごく難しい文献を順番に訳したり、難しい哲学書(ヘーゲルです)の内容をレジメにまとめて、発表したり。予習にかなりの時間が必要です。ありきたりの感想ですが、大学院って厳しいです。
そんな中、以前も書きましたがビジネススクールの授業をひとつだけとっています。この「ミクロ経済学」は、参加している学生は50人はいます。当然、発表したりすることはなく、ひたすら講義をきくのみです。まあ、参加する方ほうは楽ですが、これだったらふつうの大学(学部)とあまり大差ないかも、なんて思ってしまいます。
昨日あった「都市・建築文化論」なんて、欠席者がいたので学生は2名でした。90分の授業、緊張しますよ。でもこれだからこそ勉強し甲斐があるんだと思います。大学院にもいろいろなスタイルがあるようです。
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2009/05/20
ちょっと前にはつけ麺がブームだったようですが、最近はどうなんでしょうか。つけ麺に限らず、一時ほど行列のできるラーメン屋が減ってきたような気もします。さて、昨日jなぜかつけ麺を食べたくなって、渋谷で食べることにしました。
以前、渋谷に会社がある人に教えてもらった店にいってみました。「大臣」というセンター街にあるつけ麺専門店です。この店、つけ麺のスープが3種類あり、これも面白いのですが、注目は麺の量です。小、普通、大盛り、特盛りと麺の量が変わっても、値段は変わりません。特盛りは、麺3玉とか。なかなかですが、なんとそれを頼んでしましました。
つけ麺だと食べられてしまう不思議。ほんとに3玉もあるのでしょうか(疑うな)。この店は特にすごいですが、つけ麺やでは麺の量が増えても、料金は変わらず、という店が結構多くないですか。きっとこのシステム、どこかの店が始めたのでしょうが、利益率とかどうなんでしょうか。儲かっているのでしょうか。まあ、つけ麺はラーメンに比べて手がかからないような気もするし。採算はあっているのかもしれません。
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2009/05/19
スポーツクラブに定期的に通い出して、1年がすぎた。いまのところ、月に10回はいっているので、なんとか元はとっているか、どうか(?)。筋トレがメインなのですが、その効果はどれほどのものなんでしょう。
うちにある体脂肪計(正確には体組成計というらしいが)で、いろいろな数値が計れます。体重、筋肉量、BMI、基礎代謝量など。まあ、いちばん気になるのは、体重と体脂肪率です。でも、その体脂肪率、あまり変化がないような気がします。うちの体脂肪計、6ヶ月前の数値までメモリーできるのですが、その数値10%台後半で、あまり変わらない。筋トレの効果、ないってことでしょうかね。
また、「体内年齢」っていうのも表示されます。これ、「体組成と基礎代謝の年齢傾向からタニタ独自の研究により、体内年齢を1才単位で表示します」なんだそうですが、ここ2年ずっと実年齢マイナス25歳で変わらない。これっていくら努力してももっと若くはならないのでしょうか。オジサンの抵抗では無駄なのかもしれません。
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2009/05/18
我が家のそばにある昔からある商店街に、最近小さなスーパーが出来ました。店名は「まいばすけっと」。昨日散歩がてらいってみたのですが、店の外観は至って地味。数ヶ月前に新聞の折り込みで、パートの募集があり、この店がイオンがやっている新形態であると知りました。それを知らないと、なんとも地味な店で、見逃してしまいそうです(看板にはイオンのマークもはいってますが)。
店舗はコンビニ、それも中規模の店舗くらいの広さです。店内には野菜、肉などの生鮮食品、飲み物、お菓子、弁当、惣菜そして米まであります。そしてお酒類もコンビニと同じくらいありますが、驚くのはその値段。スーパードライ、サッポロ黒ラベル、キリンラガー、350mlがどれも180円(もちろん税抜き)。酒の量販店で24ケース買っても、一本当たりこんな金額になるかどうか。コンビニだと215円くらいでしょうか。恐るべしです。
酒飲みには優しい「まいばすけっと」。ジャスコという会社の底力を感じました。
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2009/05/17
今時の音楽の聴き方って、どのようにしているのでしょう。ひょっとして、若者はCDは買わないで、ネットからのダウンロードするのでしょうか。いまや、音楽はCDなどのメディアを通さないで手にすることができます。
私が若い頃は(笑)、音楽聴くのはレコードでした。LPとドーナツ盤です。LP33回転、ドーナツ盤=EP盤45回転でしたね。このLP盤の前にSPレコードがあったのですね。さすがに、私もこの世代ではありません。
でも、昨日の大学での授業でこのSPレコードを。先生が聴かせてくれました。大衆芸能論の授業で、昔の漫才が収録されたSPレコードです。この先生、私より若く(恐らく)40代前半。どうして、こんなSPなんか気に入っているんでしょうね。ちょいと不思議。ちなみにレコードプレーヤーはこんなんです。
Yahoo!オークションで一万円しない金額で落としたとか。ちなみに、このレコードプレーヤーの針は1回しか使えない(いわゆる使い捨て)ですが、まだ買えるところがあるそうです。SPレコード、とてつもなく深い世界のようです。
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2009/05/16
数日前のニュースですが、中古本販売のブックオフの株式を講談社などの出版社や大日本印刷は取得するという報道は、出版業界の構造が変化しているとの印象を受けました。ネットのニュースでは、
大日本印刷グループと、講談社、小学館、集英社の大手出版3社は13日、中古本販売大手のブックオフコーポレーションの株式計約31%(議決権ベース)を取得すると発表した。筆頭株主の日本政策投資銀行系のファンドなどから買い取る。出版不況の中で、敵対していた出版社・新刊書店と新古書店が提携することになった。(産経新聞)
大手出版社が中古本販売マーケットをコントロールしようという意図が明らかです。出版社の意志もさることながら、大日本印刷の動きがある意味不気味。この印刷会社、既に
大日本印刷は書籍販売の丸善、ジュンク堂を相次ぎ傘下に収めたほか、今月8日には主婦の友社とも資本・業務提携を締結。流通を含む出版業界でグループ化を進めている。(毎日新聞)
という動きをしていて、書店、出版社を手中に収めつつあります。
二昔ほど前の時代には、この出版業界は、出版社と書店が力を持っていて、印刷会社はここまで勢力がなかったのですが、いまや勢力図は変わっているようです。出版社も書店も青息吐息の状態。さて、出版産業はこれからどうなっていくのか。私には予測がつきません。
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2009/05/15
大学の学食は、とにかく安い。ただ、安かろう、まずかろう、ではないです。青学の学食で最近のお気に入りはこれ。「てんぷらそば」です。
見た目だけでも、かまぼこが効いてませんか。厚くはないんですが、いいアクセントになってます。これで280円とリーズナブルです。そばもこの値段にしてはしっかりした歯ごたえがあります。
これ食べちゃうと、立ち食いそばとか食べるのがもったいなくなります。
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2009/05/14
大学の参考資料として探しているのは、この2冊:『上方まんざい八百年史』(前田勇・1975年)と『まんざい風雲録』(吉田留三郎・1978年)。アマゾン、公立の図書館では見あたらなかったので、古書を探してみることにしました。
古本と言えば、東京人にとっては神田の古本街が思い浮かびます。しかし、古書もネットで買えるんです。「日本の古本屋」というWEBがあり、ここで古書の検索ができます。検索にヒットした古本屋にWEBから入って、簡単に注文ができる仕組みです。
探していた2冊の本を注文しました。青梅と八王子のネット古本屋に頼みましたが。注文して3日ほどで本が到着し、購入した本の状態も良好です。同封されていた郵便振替で支払うシステムで、2つの書店とも送料はサービスでした。
古本屋をネットで利用するのも、有効ですね。これから、もっと活用してみます。
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2009/05/13
大学での勉強で、ひとつの重要なことが「資料」をどうやって集めるかにあります。いまどきの学生さんはWEBでの情報収集が一般的かもしれませんが、それ以上に重要視しなければいけないのが参考図書をどうやって手に入れるかです。
武蔵美の通信で学んでいた頃は、先生の指定した参考文献は、割と簡単に手に入りました。まずはアマゾンなどのネット書店。私はアマゾンのマーケットプレイス(古書です)で買うことが多かったです。ただ金銭的な負担もありますが、それ以上に買った本の保存場所の問題が大変。課題とかが終わったら、ほとんど読み返さないし。
それで、次の手として使ったのが図書館。目黒区立図書館とか仙台市立図書館とかの大きな自治体の図書館は、かなりの蔵書が揃っています。使わない手はありません。散々使わせていただきました。
さて、大学院にきてとある科目の参考図書をこれまでの方法で調べてみると……、全然見つからない。東京都内の公立図書館は全滅。先生も「この本、本学の図書館にはありませんが、明治と法政の図書館にはあります」と。明治、法政、立教などとと「山手線沿線私立大学図書館コンソーシアム」 という仕組みを作っていて、それぞれの図書館で、図書の貸し出しを含めた利用ができます。それを使ったら、とおしゃる。
とはいってもネットで調べてみたら貸出期間2週間だし。どうしたものか。借りるのはいいけど、きっと返すときが大変そう。で、行き着いたのが古書の購入です。長くなったので、続きは次回です(すみません)。
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2009/05/12
お洒落な街と言われている自由が丘で、昔からの風情を残している一角があります。美観街と呼ばれるゾーンなのですが、熟成した飲み屋が何軒かあります。その代表格は名店「金田」なんですが、その金田の並びに「ほさか」という店があります。
この店、なんといえばいいのか、いわばうなぎ串焼きの専門店。お品書きはうなぎの串焼きと酒(ビール、清酒、焼酎)が基本メニュー。うなぎの「からくり焼」、「きも焼」、「ひれ焼」、「白焼」などが一串250円から300円。あと蒲焼きもあります。うなぎの専門飲み屋です。店内はカウンターのみで、20人くらいは座れるでしょうか。
飲み屋なんですが、夜9時で閉店です。ちょっと前までは、いつも満席でしたが、最近ちょっと空いているようです。前は確かなかったランチもやってますし、休みだった日曜も夜営業をしているようです。老舗といえども、なかなか状況は楽ではないのかもしれません。
しかし、オジサン、オバサンは落ち着ける店です。お近くの方はぜひどうぞ。
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2009/05/11
日本でポピュラーな画家のひとりであろうマティス。この人の作品をいくつも所蔵しているブリヂストン美術館でいま、「マティスの時代」と題された企画展が開催されています。このミュージアムにたびたび足を運んでいる者にとっては、見慣れたマティス作品で構成された展覧会と思いがちですが、なかなかしっかりした展示になっています。
展示は4つの章立てになっていて、マティス作品と、あわせて同時代に活躍したアーティストの作品も展示の文脈に沿って置く構成になっています。この企画の英語名は「MATISSE AND His Circles」(マティスと彼の仲間)となっていて、マティスを軸に、20世紀前半の絵画をみせようとするものです。
展示作品はこの美術館が所蔵する作品が中心ですが、生前のマティス、ルオーなどとと交友のあった福島繁太郎氏のコレクション(寄託作品)も展示されています。福島氏のコレクションは初めて拝見しました。良質の作品が揃っています。
マティスの絵、何度みても飽きません。やはり天才でしょう。展示室に掲示されていたマティスの言葉。
「私は一枚の絵をみるとき、何が描かれているかは忘れてしまう。大切なのは線と形と色だけである」
この「マティスの時代」は7月5日までです。
コネタマ参加中: あなたのアート体験教えて!
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2009/05/10
昨日、青山学院大学で授業が終わった午後3時頃、父の墓に寄りました。歩いて10分足らずでいけるところにあるので、時々いくことがあります。歩いて10分足らずのルートは、246から根津美術館のある交差点までいって、そこを曲がる道筋です。根津美術館の前の交差点までくると、すごい人の列です。どこまで続いているんだろう。礼服に黒いネクタイの人も多く、これは青山斎場に参列する人たちだろうな、と思いました。私と同年齢の人やもっと若い人もいます。ひょっとしたら……。
家に帰ってネットで検索してみたら、先日なくなった忌野清志郎さんの告別式であったことがわかりました。忌野さん、そしてRCサクセションの曲は、なぜかほとんど聴いていません。世代的には5歳ほど上なので、音楽の世代としてはそれほどずれていません。なのにアルバムは一枚も買ったことがありません。まったく関わりを持たなかったアーティストです。どうしてなんだろう。
ファンにとって大きな存在であった忌野清志郎、その魅力はどこにあったのでしょう。いまさらですが、すこしずつ聴いてみようと思います。
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2009/05/09
土曜日に大学の授業は朝から、午後まで。時間割が結構タイトに組まれていて、昼休みは40分です。いまのところ、大学にきている学生も多く、昼飯時は学食も混み合います。そこで、ちょっと贅沢に大学の外の青山で、食事をしたいところですが、残念ながらあまり時間はありません。
大学の西門のそばに中華料理店「青山一品」があり、ここにいつのころからか入るようになりました。土曜日はすいていて、料理を頼んで5分ほどででてきます。短い昼休みでもOK。それにもうひとつの特徴は、料理のボリューム。例えば、五目そば(850円)はこんなのです。
ふつうのサイズの1.5倍の量はあります。完食はちと大変。さすが、大学のそばの店です。でも、なんとなく病みつきになってしまいました。今日もいってしまうかもしれません。
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2009/05/08
昨日、珍しくも淡路町あたりで仕事。その帰りにそば屋の「まつや」の前を通りかかり、懐かしくなって思わず入ってしまいました(昼飯食べたのにね)。何年ぶりだろう。この辺りにくることほとんどないですからね。
午後も3時近くでしたが、ほとほど賑わっています。お酒やビールを飲みながら、談笑しているお客さんもいます。羨ましい。仕事途中の身としては、もりそば一枚だけをいただきました。この「まつや」、以前は神田やぶそばのそばにある、隠れた名店として知られていたように記憶しています。今や、すっかり有名な店になっているようです。
もりそばは、オーソドックスなおそばです。ちょっと濃いめそばつゆも東京らしさを感じます。こんどは、是非仕事帰りに寄りたいものですが。そうもいかないだろうなあ。
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2009/05/07
先々月アメリカのAmazonから仕入れたアルバムですが、この連休にまとめて聴くことができたエルヴィス・プレスリーの『I Believe THE GOSPEL MASTERS』。なにせ4枚組、全68曲。このCDセットはエルヴィスが生涯に録音したゴスペルソングをほとんど(すべて?)網羅したものです。
未発表のテイクはありませんが、かなりの範囲まで広げて収録しています。正式にリリースされた賛美歌を中心とする聖歌(sacred song)のアルバムを3枚つくっています。ここに収められた曲に加え、ライブ録音、映画で歌われた曲、ドキュメンタリー映画「エルビス・オン・ツアー」でバックステージで歌われた曲、ホームレコーディングまで、"gospel song"をかなり柔軟に解釈して、4枚のアルバムを構成しています。
アルバムのライナーノーツにこんな一文があります。
「おざなりな評者はエルヴィス・プレスリーが驚くべき音楽キャリアの中でたった3回しかグラミー賞を受けていないことに驚くだろう。そしてさらに道理にあわないことは、その3回のグラミー賞がどれも革命的なロックンロールのビッグヒットに与えられたのではなく、すべて教会音楽に与えられたことである」
エルヴィスは膨大なヒット曲をもちながら、グラミー賞を取ったのはゴスペル部門だけでした。このアルバムは、そんな彼の全軌跡を辿ることができるアンソロジーです。
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2009/05/06
連休ながら、その前半は学校へいったり、勉強したりで過ごしました。さすがにちょっと飽きてきて、昨日午後から上野へ出かけてきました。私の場合、学生証をみせると、東京国立博物館の平常展と国立西洋美術館の常設展は無料です。この2つのミュージアムにいったの、久しぶりです。
西洋美術館新館は改修中で、常設展は本館のみの展示です。20世紀のアーティスト作品(例えばポロックとか)は見られないのが、ちょっと残念。特別展の「ルーヴル美術館展」は50分待ちでしたが、常設展も賑わっていました。
そのあと、東博へ。特別展「国宝 阿修羅展」も混雑してます(なんとか、平日に見たいと思いながらはや5月。見られるのか?)。久しく来ていなかったら、本館がリニューアルされていました。2階の「日本美術の流れ」はわかりやすい展示になっています。時間がないので駆け足になってしまいました。本格的にみようとすると本館だけでもたっぷり3、4時間はかかりますね。
目立たないのですが、本館で「平成21年新指定国宝・重要文化財」が展示されています。これは平成21年(2009)に新たに国宝・重要文化財に指定される美術工芸品のうち、39件を展示したもの。特に興味をひいたのは、青森県八戸市風張1遺跡から出土した国宝の「土偶」です。
この土偶、座って合掌しています。不思議な姿勢です。顔の表現もちょっと奇怪なものです。どうしてこんな表現になるんでしょう。紀元前15~紀元前10世紀の縄文時代の作品ですが、遙かな時空をこえてなお、確かな存在感があります。
この「平成21年新指定国宝・重要文化財」、5月10日までの開催です。阿修羅展を見にいかれる際にはぜひ寄ってみてください。不思議な土偶くんにあえますよ。
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2009/05/05
たわいもない話題ですが……。昨日、女房が栃木方面で仕入れてきたお菓子です。
「とまと大福」なる代物。いちご大福はこの時期、どこでもみかけますが、いちごのかわりにプチトマトが入ってます。大福ですから、餡(白あん)も入ってます。餡の甘さ+プチトマトの酸っぱさ=?、なんていうか、無理矢理マッチさせた感があります。
ちなみに写真のあるいちご大福はよもぎバージョンらしい。まあ、B級グルメお菓子版といったところでしょうか。小山の祥栄庵小林製菓製。お近くの方は、ぜひお試しください。
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2009/05/04
昨日は女房に実家に。車ででかけたので酒は飲めず、かわりにいただいたのが「KIRIN FREE」。キリンからでた世界初のアルコール0.00%の飲料ですね。アルコール度数が0%なので、当然ビールではありません。キリンでは「ノンアルコール・ビールテイスト飲料」と表現してます。
東京では電車の車内広告で見かけ、けっこう宣伝に力をいれてます。これまでのノンアルコールビールと言われていた(いまはビール系飲料というらしい)は、少しだけアルコールが含まれていました。感覚的には薄いビールって感じです。これに対して、キリンフリーはまったくのアルコールフリーですから画期的。
さて、肝心の味わいですが、意外といけます。冷やして飲めば、発泡酒というよりビールのテイストに近い。悪くないです。ただ、いくら飲んでもほろ酔いにもなりません(当たり前)。一本、お土産にいただいてきましたので、今朝、朝食と一緒にいただきました。朝からビール、という究極の時間(?)が体験できます。これは、いいかもしれません。
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2009/05/03
青山学院大のある場所は、もちろん青山。住所は渋谷区渋谷ではありますが、地下鉄の表参道駅から徒歩5分ほどですから、イメージとしては青山ですね。お洒落な街のあるわけですが、そのため所謂「学生街」が存在しません。
学生街といえば、かつては雀荘、安い飲み屋などが思い浮かびましたが、いまはマージャン打つ学生いるのでしょうか。そうはいっても、都内の大きな大学のまわりは、学生街らしい雰囲気がただよっているところがまだ残ってます。お茶の水、三田、高田馬場などには、例えば安くてボリュームのある飯屋がありそうです(三田にはラーメン二郎、健在ですし)。
それに対して、青学付近にはこぎれいな店ばかりで、気軽に入れる店が少ない。例えば立ち食いの「冨士そば」なんかないし。まあ、渋谷の街が近いから、飲み会などの遊びは学生諸君はそちらへいくのでしょう。でも学生街に変な愛着があるオジサンにとっては、ちょっと物足りないです。まあ、勉強しに大学にいっているので、そう贅沢もいえませんが。
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2009/05/02
昨晩、渋谷で入った焼鳥屋はなかなかの店でした。ちょっと事情があって写真はないのですが(実はお客さんといったので)、とても味わい深い店です。場所はマークシティのそば、その店は「森本」 という店です。渋谷近辺で飲んだくれている輩は、きっとご存じでしょう。
店に入ったのが18時をちょっとまわった頃(そんな早くから飲むなよ)ですが、既に店内はほとんど埋まってます。全部で20人も入れるでしょうか。私を含めて3人だったのですが、たまたま直前に帰ったお客さん(何時から飲んでたの?)のテーブルが空いていたので、すぐ座れました。
でも、この店どんどんお客さんがきます。座ったのは4人座りキャパシティのテーブルです。そこで、店の人は一人分あいている席に、カウンター空き待ちお客さんを、どんどん私たちのテーブルに相席で案内します。少しの空きスペースも許さない、といった感じです。
肝心の焼き鳥は、オーソドックスな味わい。焼き鳥に加え、鳥の刺身も新鮮で美味です。焼き鳥マニアにはお勧めの店です。
店の情報はここを。
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2009/05/01
もう10日ほど前だったでしょうか、地下鉄銀座線の車内で女性が読んでいたのを見て知った「Casa BRUTUS」の丹下健三特集。買ってはいたのですが、まだ斜め読みの状態です。日本の建築家は、いま旬な存在であり、建築の歴史を振り返るときに丹下は外せない存在です。
丹下の作品といえば、代々木の国立屋内競技場が思い浮かびます。建物に対しての形容詞としては適切ではないかもしれませんが、この競技場は「何回見ても、見飽きない」建築だと思います。これに対して新宿の東京都都庁舎の重厚さはどうでしょう。同じ建築家が設計したとは思えないほどの作風の違いを感じます。青山学院大の向かい側のある国際連合大学の本部ビル、これも都庁と同様なイメージがありますが、これも丹下の設計です。
しかし丹下の作品は多様です。この雑誌にはBEST100のリストが掲載されていて、今はなき建物も含め紹介されています。日本を代表する建築家、丹下健三の知るためには格好の資料です。1500円とちょっと高いけど、それだけの価値はある一冊です。
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