« これも写真なんですね。やなぎみわの世界 | トップページ | そろそろ覚悟を決めなければ »

2009/03/11

東京郵便局を残すには

 最近、巷を賑わせているニュースで、ちょっと気になっているのは東京中央郵便局の保存問題。ちょっと前、鳩山文部科学大臣が、「工事で(局舎の)重要文化財としての価値がなくなったら国家的な損失になる」(2月27日 asahi.com)と発言して以来、この建物の建て替え問題が顕在化しています。それ以来、日本郵政の西川社長は「私どもは別に(国の重要文化財や)登録有形文化財の指定を望んでいるわけではない」と発言。また石原都知事は、郵便局舎のある地域に都市開発計画があることを受け、「総務大臣の個人的心情うんぬんはあるだろうが、この段階では大きい計画そのものが毀損されかねない」と言っています(いずれの発言もasahi.comより引用)。
 昨日のasahi.comの記事では「東京中央郵便局、保存部分拡大へ 文化財登録めざす」とあり、

 日本郵政は9日、東京中央郵便局の再開発計画を見直す方針を固めた。登録有形文化財としての登録をめざし、局舎の保存部分を拡大する方向で文化庁と協議する。大半を取り壊す現状の再開発案では、建物の文化的価値を理由に保存を求めている鳩山総務相らの理解が得られないと判断した。

 とも報じられています。
 しかし、これまでの経緯を理解ししているとは思えない鳩山大臣の発言を、そのまま受け入れるのはどうなんでしょう。少なくとも今、文化財に指定されていない建物を、なにがなんでも残せ、というのはある意味暴論でしょう。東京中央郵便局の建物としての価値は高いとは感じますが、古い建物を残すのはそれなりの理論と理屈とエネルギーがいると思います。どうして登録有形文化財に指定されなかったかを問い直すことが重要でしょう。
 歴史ある建物を残すのは大変な作業です。そのまま残せればいいのですが、最近は新旧折衷型もあります。

Tky200903070085

 東京中央郵便局もこんな案が作られてます。

Post

 こんな建物、どうなんでしょうね。私は好きではありせん。どっちつかず、って感じ。建築で、古きを伝えるのは難しいことです。


 

|

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東京郵便局を残すには:

コメント

デハポ1000さん
新旧折衷の建物をすんなり受け入れる感覚は、私にはないですね。もっと反対すべきかもしれません。
鳩山さんも「政治家」ですから、いろいろお考えがあるのでしょう。

投稿: 自由なランナー | 2009/03/25 07:53

>最近は新旧折衷型もあります。
お堀傍を歩くと目に付きますね。私もさっき用事で歩いていて、ちょっとねえ・・・と思いました。で、そのあとこれを見て、やっぱり同じ事を思う人いるんだ・・・と安堵。まあ御茶ノ水近傍にも同様なものがありますが、このものはそれ以上に落ち着きが悪いですな。
>これまでの経緯を理解ししているとは思えない鳩山大臣の発言
私は、理解してるかもしれないが言いがかりをつけてると見えます。理由は(以下自粛)

投稿: デハボ1000 | 2009/03/23 23:33

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。