ディープなるアルバム「レイジング・サンド」
最近ははやりの音楽などほとんど聴かないのですが、先日発表されたグラミー賞(第51回)で5部門の賞を取ったアルバム「Raising Sand」が気になり、手に入れました。このアルバム、レッド・ツェッペリンのヴォーカリスト、ロバート・プラントとブルーグラスシンガー、アリソン・クラウスの共同作品。アルバムに収められている全13曲は、完全なデュエットソングがあり、またどちらかがメインボーカルを取っている曲のありと、表現形式は様々です。
私はレッド・ツェッペリンのアルバムは一枚ももっていませんし、アリソン・クラウスというシンガーは初めて名前をききました。しかし、二人のシンガーの作り出すサウンドは、ディープで、シンプルな味わいを感じます。カントリーとブルースとロックンロールを混ぜ合わせて、土臭い香辛料を降りかけたような感じかな。
ロバート・プラントのヴォーカルも深いですが、アリソン・クラウスの高く透明感のある歌声は印象的であり、また彼女のフィドル演奏もパワフル。特に「レット・ユア・ロス・ビー・ユア・レッスン」は古いロックンロールを思い出させてくれ、何回も聴きました。
このアルバム、聴けば聴くほど、その魅力が分かってくる素敵な一枚です。
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