キリンが導入した最長3年休職制
社会人になって大学院で学ぼうとしても、会社から派遣される以外だと、社会人向けのコース(平日夜間と土曜に開講)の大学院にいくしかありません。一般の大学院で学ぼうとすると、会社を辞めるしかありません。昨日の日経新聞の一面に載っていた記事「キリン 休職制、最長3年」は、新たな学びの機会をつくる制度です。
記事によれば、キリンでは配偶者の転勤、留学などの自己啓発、ボランティア活動の目的で、最長3年の休職できる制度を導入しました。自己啓発では国内の大学院や学ぶ場合も認められます。休職中は無給ですが、社会保険料は会社が負担し、勤続年数に加算されます。
羨ましい制度です。会社以外での活動を、支援してくれるという懐の広さ。かつては企業でも研修に大いに力が入っていました。しかし、現在ではどうでしょう。自己啓発は、自分で、なんて会社も少なくないのでは。キリンの英断、大いに評価したいと思います。
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コメント
さいのめさん
そうなんですね、復帰したときちゃんと仕事が与えられるかが最大の心配事です。
投稿: 自由なランナー | 2009/03/05 22:29
ayakaさん
そうですよね。やめろという会社が増えている中、珍しい決断かもしれません。
投稿: 自由なランナー | 2009/03/05 22:28
キリンの社風を知っていると、ほんとうかなあと思ってみたり。帰ってきたら席はなかったりして:)
投稿: さいのめ | 2009/03/04 23:32
この不況で、リストラが横行するなか、
なんと懐の広い
投稿: ayaka | 2009/03/04 22:42