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2009年3月

2009/03/31

年度末の不思議な感覚

 今日は3月31日、年度末の最終日。営業の仕事をやっているため、仕事の期間が4~9月の上期と10~3月の下期で区切られて、その期間での評価がされます。特に3月は年度末で、例年仕事が増える時期です。今年は不況のため、仕事も激減かなとも思ってましたが、予想外に忙しかったです。ほんとの影響はこれからでしょうか。
 NHKの朝ドラや語学講座は昨日から新番組に切り替わっています。テレビのニュースも新しい顔ぶれが登場してます(TBSには高橋尚子がでているんですね)。気分はすでに新年度です。毎年、この時期には「何かをはじめねば」と思い、テキストやら本やら買い込んでくるのですが、長続きなしません(苦笑)。
 仕事の区切り、子どもの新学期など、やはり4月はスタートの時期という感覚になります。大学の入学を、欧米のように9月入学にするという意見もあるようですが、やはり新学期は4月がいいな、と私としては思っています。

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2009/03/30

出版社PR誌、その充実度

 書店に立ちよっとき、最近気をつけているのが、カウンターあたりに置いてある小冊子です。広告のちらしに混じって、いわゆる出版社のPR誌がさりがなく置いてあります。こんなもの誰が持って行くのかなとも思うのですが、いつの間にか無くなっているので、結構人気なのでは。
 このところ、本屋に行くたびにもらってくるので、何冊も集まりました、いろいろあるんですね。「図書」(岩波書店)、「波」(講談社)などは歴史のある有名どころですが、「ウフ」(マガジンハウス)「ポプツーン」(幻冬舎)「asta」(ポプラ社)など、かなりの出版社が出してます(ちなみにこのWEBにまとめられています)。
 出版社のPR誌といえば、文芸誌系の出版社が出しているもの、という固定概念をもっていましたが、そうでもありません。例えばマガジンハウスの「ウフ」。執筆者には、宮崎あおい、ミムラなども起用し、かなり柔らかな作りです。無料ですが、かなりの読みごたえがあるPR誌が多い。ある意味で、編集者が自由に作っているからかもしません。しばらくははまりそうです。

Pr_shi


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2009/03/29

NHK、伝統芸能の新番組

 昨日、本屋のNHKテキストコーナーで興味をひくテキストを見つけました。「日本の伝統芸能」という一冊です。NHKで4月から伝統芸能をテーマにした番組が始まるんですね。内容は「歌舞伎入門」「文楽入門」「能・狂言入門」の3本立て。しかし、「日本の伝統芸能」とは、なんともストレートなタイトルですね。
 この番組、週1回30分の放送ですが、放送時間か平日の午後2時からと再放送は火曜の朝5時5分からと、どう考えてもシルバー世代向け。確かに、ハードディスクレコーダーなどで録画すればいいのですが、ふつうに仕事している世代はあまりみないと想定されているのか。
 でも、こんな伝統芸能の番組を提供してくれるのは、NHKだけでしょう。テキスト買ってきたので、今週から「録画」してみることにします。

Dentougeinou


☆「日本の伝統芸能」WEB(地味な構成ですが)

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2009/03/28

渋谷奥地の立ち飲み屋

 先日、渋谷で仕事を終え後、以前ネットで見つけた立ち飲み屋に赴いてみました。場所はNHKの前をとって更に進んだあたり、住所は宇田川町。渋谷の奥地といったロケーションにある「あばらや別館」という店です。別館、といっても本館はないらしいのですが、いかにも立ち飲み屋という風情が漂っています。

Abaraya

 店内はほどほど広いです。立ち飲み屋としては快適な空間です。料理も串焼き、揚げ物などが中心。酒はサワー、焼酎、地酒、ホッピーまで揃っています。店員さんも感じいいです。
 7時頃だったのですが、店内はほどほどの混みようです。満員かな、と思いつつ入ったので、ちょっと意外。おそらく渋谷の繁華街からちょっと離れているせいかも。でも、なかなかおすすめの店です。

ホームページもあります。

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2009/03/27

週休2日のラーメン屋「むらもと」

 うちから近いけれど、なかなかいく機会のなかったラーメン屋があります。大岡山の「むらもと」という店。先日、やっといけました。このむらもと、地元では有名なお店のようです。店に着いたのは日曜の1時半過ぎでしたが、満席で、5分ほど待ちました。
 ここのお品書きはラーメンとつけ麺のみ。当然、ビールもありません。お品書きには「ラーメン 1玉半 900円」なり。「少なめ(1玉)、中盛り(2玉)、大盛り(2玉半)」もあります。欲張って中盛りと煮卵トッピングでお願いしました。

Muramoto

 たっぷりのメンマと、ナルトが嬉しい。中太の縮れ麺に、煮干しをベースとしたような薄味の醤油スープ。美味しいです(しばらくいっていませんが、銀座の「共楽」のラーメンってこんな味ではなかったかな)。
 ただ、このむらもと、月、金の週休2日制。いまどき、なんともゆったりしたラーメン屋さんです。

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2009/03/26

ビール系飲料の缶パッケージ

 このところ、ビール系飲料の新製品が登場してますね。ビール好きとしては、買わずにはいられません。さて、新登場はアサヒの「クールドラフト」(発泡酒)とサッポロの「冷製SAPPRO」(第3のビール)です。ビール以外のジャンル、発泡酒、第3のビールに次々新製品がでて、この分野が成長しているのが感じらられますね。
 この新製品で気になったのは缶のパッケージデザイン。それぞれに意匠を凝らしています。クールドラフトは銀と白を基調にした力強いデザイン。一方、冷製SAPPROは青と黄のさっぱりしたデザインです。缶ビール(正しくは缶ビール系飲料)のデザインは、それぞれに工夫が凝らされていますね。ビールは季節商品(冬物語とか)を除けば、歴史ある商品がほとんどなので、パッケージもオーソドックスなものです。

Beers
 
 それに対し、発泡酒や第3のビールはどんどん商品が入れ替わっているので、パッケージもバラエティに富んでいます。たとえば「のどごし生」なんぞはなかなか大胆なデザインだと思いませんか。
 そんな中、クールドラフトのデザインは、かなり秀逸かと感じます。アサヒのスーパードライをイメージする銀色をうまく使っています。発泡酒でイメージされる安っぽさがない気がします。まあ、ビールなどを飲むとき、そのパッケージデザインはほとんど気にしてはいません。快適に酔えればいいわけです、飲んだくれとしては(苦笑)。

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2009/03/25

青山ブックセンターの閉店

 デザイン関係の本が充実している青山ブックセンターは独特のテイストをもった書店ですが、たびたびの経営危機に見舞われています。かつて全店で営業停止に追い込まれましたが、日本洋書販売の支援で営業を再開。しかし、その日本洋書販売が昨年夏に破産申請。その影響を受け、青山ブックセンターはブックオフの傘下になりました。その経営は順調なのでしょうか。というのも、自由が丘店が今月末で閉店となり、かなり心配になっています。
 自由が丘の初代青山ブックセンターは、最初に経営が行き詰まる前に開店しました。そしていったん閉店され、別な場所で再開されました。いまの場所は、かつて芳林堂書店がありました。そしてかつて青山ブックセンターがあった場所には、今はブックファーストが入っています。そして青山ブックセンター自由が丘店は閉店です。本屋の栄枯盛衰物語のようです。
 青山ブックセンターはデザイン、アートなどのある特定のジャンルに注力した書店です。この特徴付けはいいことなのですが、ある程度の店舗面積がないと欠点にもなってしまいます。自由が丘店のような広くない店舗では、一般的な本を置くスペースが犠牲になりがちです。例えばハードカバーの文芸書は、ほんの少ししか置いてありません。客足も伸びないだろうなと感じます。
 自由が丘から本屋が一軒消えてしまいます。不便になるし、寂しさも感じます。

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2009/03/24

幻冬舎の新雑誌:GINGER

 今朝の新聞に全面広告がでていて気づいた新雑誌「GIGER」。幻冬舎から発刊された女性誌です。世の中に月刊の女性誌はどれほどあるのでしょう。大きな本屋へいくと雑誌コーナーにいつも平積みしてあって、ほんとたくさんあるんだな、と感心します。
 女性誌はターゲット、すなわち対象とする年齢層が明確にされ、雑誌がそれぞれの層に分かれて作られています。これまで、女性誌と言えば、講談社、小学館、集英社、マガジンハウスあたりが「大手」でしょうか(こんなWEBがありました)。ここに文芸誌のイメージが強かった幻冬舎が参入したわけですが、勝算のほどはどうなんでしょう。
 このGINGER、ターゲットは20代後半から30代前半らしいのですが、この層にもライバル誌は多いはずです。女性誌は雑誌の中でも広告収入に依存する割合が大きいと思われますが、この大不況の時に充分な広告は確保できるのか。恐らく、不況が来る前に企画され、不況になっても創刊は見直されず、現在の創刊に至ったのではと推測します。
 企業が広告を絞っていくと、当然ながら運営が厳しくなる雑誌が増えてくるでしょう。出版社の中では、いわば勝ち組に入っている幻冬舎。この新雑誌GIGERの結果に興味がわきます。

Giger

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2009/03/23

お手上げの展覧会:祝祭の衣装展

 ミュージアムでの展覧会というものは、そのテーマに興味があり鑑賞に赴きます。これは当然。でも、昨日みにいった「祝祭の衣装展」@目黒美術館は、結果としてまったく私の興味と接点がない企画展でした。なんでみにいったのか? この美術館の友の会に入っていて、企画展が無料で見られるからです(苦笑)。
 この「祝祭の衣装展」は祝祭の衣装を究極の幸福への祈りの表現として捉え、ロココ時代のフランス宮廷衣装を中心に展示するものです。衣装は神戸ファッション美術館(神戸市の設立した美術館)のコレクションで構成され、それが特別の作られたマネキンに着せられて展示されています。
 ロココ、宮廷衣装、ファッションなどどれも苦手科目です。会場はファッションの興味がありそう女性で、目黒区美術館にしては賑わっていました。驚いたのは、その賑わい具合に加え、この展覧会がが目黒区美術館の企画であることです。見にいく前は、神戸ファッション美術館からの巡回かと想像していました。図録の奥付をみる限り、ファッション美術館のコレクションは使ってはいますが、目黒区美術館の独自企画のようです。このミュージアムのキュレーターの興味、関心のありようが面白いろいですね。
 ともあれ、アートの範囲の広さと、自身の好奇心の貧弱さを思い知った企画展でした。

Syukusai


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2009/03/22

「ニューコンパクト」という提案

 昨日の日経新聞の文化欄コラムに紹介されていた企業メセナ協議会の提案「ニューコンパクト」はとても興味をひかれる内容です。企業メセナ協議会のWEBによれば
企業メセナ協議会は、地域コミュニティー再生のための新たな政策ビジョン「ニュー・コンパクト」(COMPACT:Community Policy for Action) を提案します。
 とあります。
 現在の厳しい経済不況に対して、企業メセナ協議会は検討を重ねた結果
経済の疲弊で衰退した地域が、文化への集中投資によって経済再建を含む再生を果たした地域創造の事例が、内外に数多く存在することから、多様な社会的課題の解決に寄与する文化の力や創造性が、社会再生の鍵であることに着目しました」
と言います。そのため
「社会の再生と創造のために、文化への集中投資を政策的優先事項として、緊急提言とするものです」
 と宣言しています。この宣言に基づき、「ニュー・コンパクト」(=地域再生政策ビジョン) 5つの原則を提示し、更にアクションプランも提案されています。アクションプランも5つ。


 1. 「地域資源の活用とコミュニティー経済の確立」
 2. 「文化への集中投資」
 3. 「地域の市民セクターの強化」
 4. 「領域横断的な地域文化振興策の強化」
 5. 「クリエイティブ・コミュニティー・ネットワークの構築」

 日経新聞の記事ではこのニューコンパクト提言をうけて、1930年代、アメリカのニューディール政策における文化施策について言及しています。例えば連邦劇場計画により、2500万人が作品を鑑賞、1万3000人の俳優と技術者が雇用され、130本もの作品がうまれたといいます。ニューディール政策が文化施策を含んでいたなど、全く知りませんでした。
 企業メセナ協議会の提言が、文化政策についての新たな論議に展開し、地域活性化の動きへと展開していくことを期待したいです。

企業メセナ協議会:「ニュー・コンパクト」提言

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2009/03/21

変化するNHK英語講座

 本屋にいったら4月からのNHK語学講座のテキストが並んでます。毎年、この時期になると「何かやらねば」と思ったりするのですが、1ヶ月坊主になることも少なくありません。本屋の店頭に並んでいるテキストをみているといろんな種類があって、よく分からない。英語だけでも、例えば「英会話上級」なんてのはないんですね。以前は半年とか1年単位の講座がほとんどだったのですが、最近は3ヶ月単位の講座もあって、飽きっぽい現代人に対応しているようです(?)。
 NHKのWEBをみていて気づいたのですが、新年度からほとんどのラジオ講座がインターネットでもきけるようになるとのこと。これはいいですね。これまでは、復習するためのはエアチェック(古い)するか、これまでは別に売っているCDを買うしかなったのですが、PCに取り込んで活用できます。
 どの講座をやろうか迷うところですが、本屋で「英語テキストナビ2009」というのを見つけました。英語力測定テスト付きです。これ、以前は販売していたものですが、さすが売れなかったのか無料配布されています。さすがに人気なのか渋谷のBOOOK FIRSTで最後の一冊をゲットしてきました。
 さて今年こそは語学をマスター、と今のところ意気込みだけは充分。「どの講座をやろう」と悩んでいるときが、いちばん幸せなのでしょう(笑)。

Dsc00823


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2009/03/20

米で進化する電子書籍端末の状況

 今日の日経新聞の囲みで「ソニーの電子書籍端末 グーグル、50万冊提供」という記事がありました。記事によれば、

ソニーは18日、米グーグルがインターネットで提供する書籍50万冊について、自社の電子書籍端末「レーダー」で読めるようにしたと発表した。

 とあります。この50万冊の書籍はパブリックドメインの書籍、すなわち無料で読める書籍です。50万冊とはすごい数です。東京都内の区立図書館でも50万冊の蔵書を持っているところは少ないはずです。
 電子書籍端末ビジネスは、アメリカでは広がっています。先日取り上げたAmazonのキンドル2に対抗して、米ソニーもリーダー(Reader)の販売に力を入れていて、1月末までに累計40万台を出荷したといいます。WEBをみるとソニーの力のいれ具合がわかります。
 それに比べ、日本では携帯電話での読書だけは盛んのようですが、専用端末は期待できないでしょう。日米の書籍事情の違いを実感します。

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2009/03/19

焼き鳥だけの焼鳥屋

 昨日は大学時代の悪友たちと新橋で飲み会。最初はイタメシ屋にいって、当然そこで終わらず二軒目へ。新橋に詳しい友人が連れていってくれたのは、新橋らしい店。「三政(みつまさ)」というオジサンたちが集う焼鳥屋です。この店の素晴らしいところは、お品書きに焼き鳥しかないところです。タン、ハツ、レバ、ハラミなど焼き鳥の定番が揃っていますが、それ以外のメニューは、鳥の刺身(これも鳥)とお新香くらいです。

Dsc00821
 
 見事な焼き鳥専門店です。店内のオジサンたちは、ただ焼き鳥とお酒を楽しみながら、楽しそうです。残念なことに、一軒目でしこたまワインを飲んだせいで、肝心の焼き鳥の味をちゃんと覚えていません(苦笑)。こんどは、一軒目に訪れたいと思います。

三政の情報はここらあたりを

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2009/03/18

品川の立ち飲み屋

 どうも最近は立ち飲み屋の話題が多いですが、今回は品川の巻。品川の港南口は、ここ10年ほどで大きくかわり、高層ビルが立ち並ぶ光景をみていると、無機質な人工都市のようです。そんな場所ではありますが、飲み屋は健在。立ち飲み屋も何軒かあります。
 この前、仕事帰りにふと思いつき、立ち飲み屋を探してみました。昼間はそば屋をやっている立ち飲み屋は、ちょっと入る隙間がないほど混んでます。そこで、もう一軒、以前行ったことのある店に。ここではやっと一人分のスペースを確保できました。どこも混んでますね。

 さっそく、ビールと煮込み。

Hyuga1

 ここ「串揚げ 日向食堂」と看板が上がっています。看板どおり、串揚げが売りのよう。そのほかおでんもあり、メニューは豊富。でも、以前来たとき、こんな店だったかな。このブログに書いてました。店、変わったんですね。この日向食堂、新宿にも店があるようです。チェーン店なのかな。
 不況に立ち飲み屋は、よく似合います。

Hyuga2

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2009/03/17

KIHACHIの広がり度

 会社の帰りにたまにはお土産をと、品川駅前の店に。「そういえば、KIHACHIのショップがあったな」と思い出しました。有名なKIHACHIさんのカフェがあり、そこにマフィンのお店があります。会社帰る頃には、だいたいほとんど売れてしまっているのですが、この日はなぜか残っていました。6個を好きに選べるボックスを買ってきました。

Kihachi

 さて、このKIHACHI、かつては無国籍料理のパイオニアみたいな店でしたが、いつの間にか事業が拡大しています。WEBをみるとレストラン、パティスリー、そしてウエディングまで幅広い。レストラン部門では、無国籍料理はもちろんイタリアン、カフェ、チャイナダイニングバーまでやってます。また、パティスリーではソフトクリーム屋が多いです。ものすごい店舗数ですね。これ、全部直営なんでしょうか。喜八さん、商売上手です。
 肝心のマフィンは、どれも美味しかったです。価格も1個200円前後で、リーズナブルかな。でも、KIHACHIブランドでイメージする高級感は、ちょっと感じにくいかも。KIHACHIの最近の業績はどうなんでしょうか。ひょっとしたら、厳しいものがあるのかもしれません。

KIHACHI WEB

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2009/03/16

日本のモダン建築家を整理すると

 先日、東京中央郵便局の保存問題に決着がつきました。高層ビルの建築計画で保存部分を倍増し、完成後に登録有形文化財の登録を目指すとのことです。一件落着といったところですが、こんな意見もあります。

 山内俊夫文科副大臣は13日午後、「昭和初期のシンボリックな存在である東京中央郵便局を解体し、あのような変な形にしては、全国の建造物保存に影響が出る」と述べた。(3月13日 YAHOO! ニュース 産経新聞配信)

 そうですよね。ほんと「変な形」です。
 2009031300000025jijpsociview000
 
 この東京中央郵便局もそうですが、最近いくつものモダニズム建築が存亡の危機に瀕しています。モダニズム建築の保存を主張している『Casa BRUTUS』の今月号は「日本のモダン建築と7人の巨匠たち。」が特集。日本のモダニズム建築を代表する7人の建築家:吉田五十八、堀口捨己、村野藤吾、前川國男、坂倉準三、吉坂隆正、白井晟一 を取り上げています。吉田、堀口、村野はモダン数寄屋建築を設計、前川、坂倉、吉坂はコルビュジエの薫陶を受けたという切り口で記事が構成されています。また、白井晟一は孤高の建築家として紹介されています(東京・飯倉にあるノアビルが白井の設計)。
 7人の建築家が設計した建物の写真をみているだけで、なんか楽しいです。記事の中で面白かったのは藤森照信先生へのインタビュー。
「モダニズム建築の定義とは?」
との質問に、
「『科学技術を根拠にした建築』です。(中略)要するに、鉄やコンクリート、ガラスといった工業製品を使って建築をつくろうと」
 との答え。わかりやすい定義です。
 残念ながら東京中央郵便局を設計した吉田鉄郎は取り上げられていませんでしたが、なかなか勉強になる今号のCasa BRUTUSです。

Casa


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2009/03/15

不況の影響受ける米国のミュージアム

 やはり、と思わせる記事が昨日の日経新聞に載っていました。「米国の美術館・博物館 寄付金減り運営危機」と題された記事です。在米キュレーター。三木美裕さんによるレポートによれば、アメリカでは急速な景気悪化により、学芸員などのスタッフ解雇したり、所蔵作品を売却しようとするミュージアムの例が伝えられています。
 マサチューセッツ州のブランダイス大学付属ローズ美術館は、開館して50年の現代美術館。しかし、金融危機により大口の寄付が減った上に、信託基金の25%にあたる約160億円が消えたといいます。その結果、評価額約300億円のコレクションをすべて売却すると表明。さすがに、これは米博物館協会などの反対を受け、「閉館はしないが、資金繰りによっては数点の作品を売却するかもしれない」と修正されました。
 ローズ美術館だけでなく、アメリカのミュージアムは大半が非営利の民間法人によって運営されています(日本の博物館、美術館の多くが官営もしくはそれに近い形の運営になっているのと対照的です)。日経新聞の記事によれば個人、企業、団体からの寄付で運営費の約35%をまかない、政府からの援助は25%以下が一般的とされています。したがって、今回のような不況に影響を直接に受けやすくなっています。寄付などの減額や、株価や金利の下落により、信託基金が目減りし、運用益が確保できにくくなっているためです。
 今回の不況では、ミュージアムを巡る環境まで影響を及ぼしています。雇用問題と同じく、これも先が見えない課題でしょうか。

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2009/03/14

宮城県、財政再生団体に転落か

 大手のマスコミではあまり取り上げられていないようですが、宮城県をめぐる衝撃的なニュースが昨日報じられました。地元紙、河北新報のニュースを引用します。

宮城県は12日、2009―13年度の中期的な財政見通しをまとめた。5カ年の財源不足額の累計は、最も楽観的に見積もっても867億円に上ると試算。歳入条件を変えた2通りのシミュレーションを試みたが、どちらのパターンでも11年度には自治体財政健全化法に基づく「財政再生団体」への転落が避けられない見通しとなった。

「財政再建団体」といえば、最近では夕張市が思い浮かびますが、県のレベルで指定を受けた例はないのでは。どうしてこんな状態になってしまったのでしょう。前から、宮城県の財政はまずい、とはきいてはいましたが、ここまでとは。感覚的な印象では、同じ東北では青森、秋田などのほうがよっぽど財政的には厳しいそうです。
 宮城県は、東北唯一の政令指定都市・仙台市を持ち、東北6県の中ではいわば「勝ち組」となっても、なんの不思議もありません。それなのに、財政再生団体へ転落の危機です。計画性なく、お金使っちゃたんですかね。地方財政はどこも厳しいのが現状。更に、この不況で税収の落ち込みは間違いありません。宮城県、どうのような対策をとるのでしょう。心配です。

河北新報ニュース

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2009/03/13

神谷バーのワインケーキ

 浅草にいったとき、この店の電気ブランを買おうと店頭の売店に。そこに珍しいものを見つけました。「ワインケーキ」です。なんかひかれたので、買ってきました。神谷バーでは神谷ワインも売っているので、そのワインを使ったワインケーキでしょうか。

Wine_cake

 しっとりとして、美味しいケーキです。1000円とちょっと高いですが、それだけの価値はあります。神谷バーで一杯やって(でも、ここいつも超満員ですが)、お土産に買っていくのがよさそうです。


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2009/03/12

そろそろ覚悟を決めなければ

 青山学院大のWEBにこんな情報が。「総合文化政策学研究科 伊藤真利子さんが第1回石橋湛山新人賞を受賞」とあります。この4月から入学を予定している総合文化政策学研究科には、修士課程の文化創造マネジメント専攻(私のはここ)と、もうひとつ総合文化政策学専攻(博士課程5年一貫)があります。石橋湛山新人賞を受けられたのは、この博士課程におられる方です。青学のこの研究科にとっては朗報ですね。
 さて、私の大学院ですが、先日4月からの入学手続きをしました。授業料も半期分ですが払い込み、もう逃げられない状況です(笑)。いくつか、準備の勉強をしようと思ってはいたのですが、ほとんど進んでいません。美術史のおさらい、英語、アートマネジメント関連の整理など、やることだけはいっぱい思いついているのですが。はや、3月も中旬になってしまっています。気は焦るばかり。
 実際、大学院と仕事が両立できるのか、も不安が残ります。とはいっても考えてばかりいてもしようがないので、やるしかないのです。と、自分に言い聞かせている今日この頃です。

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2009/03/11

東京郵便局を残すには

 最近、巷を賑わせているニュースで、ちょっと気になっているのは東京中央郵便局の保存問題。ちょっと前、鳩山文部科学大臣が、「工事で(局舎の)重要文化財としての価値がなくなったら国家的な損失になる」(2月27日 asahi.com)と発言して以来、この建物の建て替え問題が顕在化しています。それ以来、日本郵政の西川社長は「私どもは別に(国の重要文化財や)登録有形文化財の指定を望んでいるわけではない」と発言。また石原都知事は、郵便局舎のある地域に都市開発計画があることを受け、「総務大臣の個人的心情うんぬんはあるだろうが、この段階では大きい計画そのものが毀損されかねない」と言っています(いずれの発言もasahi.comより引用)。
 昨日のasahi.comの記事では「東京中央郵便局、保存部分拡大へ 文化財登録めざす」とあり、

 日本郵政は9日、東京中央郵便局の再開発計画を見直す方針を固めた。登録有形文化財としての登録をめざし、局舎の保存部分を拡大する方向で文化庁と協議する。大半を取り壊す現状の再開発案では、建物の文化的価値を理由に保存を求めている鳩山総務相らの理解が得られないと判断した。

 とも報じられています。
 しかし、これまでの経緯を理解ししているとは思えない鳩山大臣の発言を、そのまま受け入れるのはどうなんでしょう。少なくとも今、文化財に指定されていない建物を、なにがなんでも残せ、というのはある意味暴論でしょう。東京中央郵便局の建物としての価値は高いとは感じますが、古い建物を残すのはそれなりの理論と理屈とエネルギーがいると思います。どうして登録有形文化財に指定されなかったかを問い直すことが重要でしょう。
 歴史ある建物を残すのは大変な作業です。そのまま残せればいいのですが、最近は新旧折衷型もあります。

Tky200903070085

 東京中央郵便局もこんな案が作られてます。

Post

 こんな建物、どうなんでしょうね。私は好きではありせん。どっちつかず、って感じ。建築で、古きを伝えるのは難しいことです。


 

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2009/03/10

これも写真なんですね。やなぎみわの世界

 この人の作品をみていると、写真とは何なのかと思わざるをえません。東京都写真美術館で開催されている「やなぎみわ マイ・グランド・マザーズ」は、写真家やなぎみわが2000年より発表し続けている「マイ・グランド・マザーズ」のシリーズ全体を公開するものです。
 このシリーズでは公募でモデルになった若い女性たちが思い描く50年後の自分の姿を、写真という表現形式で描いたものです。やまきみわの写真は、綿密な準備をしたうえで撮影されているとききます。構図を練り上げ、大道具、小道具が用意され、モデルの衣装も周到に準備された上で撮影とか。更に、CGも駆使されて作品に仕上げられていくようです。
 肉眼で捉えているものをそのまま正確に表現するのが写真であるなら、やなぎの作品は写真とは言えないでしょう。写真という技法で、やなぎは物語を伝えているように感じます。具象絵画では表せない饒舌な物語が、そこにあります。
 やなぎの作品では「エレベーター・ガール」しか知らなかったのですが、彼女はさらに先をいっていたのですね。これからも目が離せません。

Yanagi_miwa


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2009/03/09

いくつかある小川軒のレイズンウイッチ

 新橋を通りかかったので、「小川軒」によって、レイズンウイッチを買いました。小川軒は目黒の店が、我が家からほど近いので、たまに買いにいきます。先日、東急ストアにはいっている某パン屋でレーズンサンド(一般的にはこの名称ですね)を買ってきたのですが、正直いってあまり美味しくなかったです。それで、久し振りに小川軒のレイズンウイッチが食べたくなり、買ってみました。
 このレイズンウイッチ、1個105円と廉価ながら、レイズンとフレッシュクリームがクッキーに挟まれ、食感がなんともいいです。特にクリームが美味しいです。日持ちがしないので、たくさん買い込めません。
 小川軒、調べてみるといくつか店舗があります。目黒、新橋、お茶の水、代官山、そして鎌倉と、どこもレイズンウイッチを売り物にしています。ネットの情報によると、どの小川軒も身内、親戚筋への暖簾わけ店舗のようです。ほかの店のレイズンウイッチも食べてみたい、ですね(笑)。

Raisin_wich


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2009/03/08

デザインの魅力を知るGGGの展示

 Ggg 銀座にでたので、GGGに寄ってみました。GGGとはギンザ・グラフィック・ギャラリーのことで、大日本印刷のやっているギャラリーですね。銀座といういいロケーションながら、案外見過ごされがちかもしれませんが、しばしば充実した企画をやっています。
 今回の企画はデザイン事務所DRAFTの仕事をみせてくれる「DRAFT展 ブランディングとアートディレクター」です。デザイン業界に縁がない私は、DRAFTという集団(会社)も初めてしりました。しかし、このDRAFTの作ったモスバーガー、キリン、ワコール、花王といった企業の広告は、見覚えがあったりします。
 このギャラリー、広いとは言えないスペースなのですが、そこに多くの人が来ていました。多くは若者で、ディスプレイに表現されたDRAFTの仕事を熱心に見入っていました。
 デザイン、広告、日常で空気のように接していますが、そこにはクリエイターたちの思いが込められているはずです。デザインの今、を知る興味深い展示だと思いました。


ギンザ・グラフィック・ギャラリー

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2009/03/07

京急蒲田あたり

 会社帰りにちょっと気が向いて、蒲田へ。蒲田といっても、京浜急行の蒲田駅あたりは、JR蒲田よりもっとディープな風情です。最近、JR蒲田駅ビルはキレイになってしまいましたが、京急蒲田は以前と変わらごみごみっとした街の光景です。
 以前、飛行機で毎週のように出張にでていた時期がありました。夜、9時過ぎに羽田空港に帰り着き、京急蒲田経由で帰宅してました。その際、駅のそばで立ち寄っていた立ち飲み屋があり、そこに久しぶりによってみました。「たわら屋」という店で、蒲田の立ち飲み屋では老舗ではないでしょうか。サラリーマンとおぼしきオジサンたちが楽しげに飲んでいました。
Tawaraya

 京急蒲田のそばには、他にも興味深い店があります。
「らーめん酒場 たぬき」。看板にはラーメンと家庭料理とあります。安く楽しめそうな店。賑わってました。
Tamuki

「居酒屋 往来(オーライ)」食べ飲み放題(90分)2480円。これも安いです。
Orai

 なんか、楽しそうです。

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2009/03/06

シルクエビスと小泉今日子

 エビスビールの数量限定バージョン「シルクエビス」がでたので買ってきました。白い缶のエビスは、ちょっと軽め味わいですね。ビールにシルクと組み合わせたネーミングはなかなかだと思います。
 Silk_ebisu さて、このシルクエビスの広告に出演しているのが、小泉今日子。キョンキョンは昔、アイドルでした。いまは、女優というのがいいのでしょうね。この人、歌手をやっているときは、そんなに歌うまくないのにやたら人気だったし、いまも女優として地位を確立している感じ。ちょっと奇妙な存在の女性ですね。小泉今日子を、このシルクエビスの広告に起用するの、どうなんだろう。商品イメージが拡散する気がします。
 それと、数量限定という戦略(方法?)はどうなんでしょね。限定だから買わなきゃ、というのはエビスファンくらいでしょ。その数は限られています。ビジネス的にもメリットがあまりないのでは。いっそ秋は琥珀エビス、冬はシルクエビス、と定番化してしまったらどうでしょう。また、サッポロさんに文句いってしまいました。

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2009/03/05

有楽町の老舗ラーメン屋

 有楽町駅前に有楽町ビルヂングという決して新しくないビルがあります。スバル座という映画館が入っているビルです。このビルの地下にこれも歴史のあるラーメン屋があります。「中本」という店なのですが、最初におとづれたのはもう20年以上前でしょう。最近、5年以上ご無沙汰でしたが、先日有楽町を通る機会があり、入ってみました。
 懐かしい店内。前と変わってません。お品書きはちょっと変わったかな。前、味噌ラーメンなんてあったかな。どれにしようと迷って「盛り合わせ 大盛り」にしました。盛り合わせとは、野菜、チャーシュー、玉子が入っている、全部入りラーメンです。この店のラーメンは、太麺が特徴。スープは甘味がある濃い醤油味。

Nakamoto

 ラーメンで中本というと、若いラーメンファンは蒙古タンメン中本を思い浮かべるでしょうが、有楽町の中本も、いい味わいの一軒です。

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2009/03/04

キリンが導入した最長3年休職制

 社会人になって大学院で学ぼうとしても、会社から派遣される以外だと、社会人向けのコース(平日夜間と土曜に開講)の大学院にいくしかありません。一般の大学院で学ぼうとすると、会社を辞めるしかありません。昨日の日経新聞の一面に載っていた記事「キリン 休職制、最長3年」は、新たな学びの機会をつくる制度です。
 記事によれば、キリンでは配偶者の転勤、留学などの自己啓発、ボランティア活動の目的で、最長3年の休職できる制度を導入しました。自己啓発では国内の大学院や学ぶ場合も認められます。休職中は無給ですが、社会保険料は会社が負担し、勤続年数に加算されます。
 羨ましい制度です。会社以外での活動を、支援してくれるという懐の広さ。かつては企業でも研修に大いに力が入っていました。しかし、現在ではどうでしょう。自己啓発は、自分で、なんて会社も少なくないのでは。キリンの英断、大いに評価したいと思います。

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2009/03/03

ディープなるアルバム「レイジング・サンド」

 最近ははやりの音楽などほとんど聴かないのですが、先日発表されたグラミー賞(第51回)で5部門の賞を取ったアルバム「Raising Sand」が気になり、手に入れました。このアルバム、レッド・ツェッペリンのヴォーカリスト、ロバート・プラントとブルーグラスシンガー、アリソン・クラウスの共同作品。アルバムに収められている全13曲は、完全なデュエットソングがあり、またどちらかがメインボーカルを取っている曲のありと、表現形式は様々です。
 私はレッド・ツェッペリンのアルバムは一枚ももっていませんし、アリソン・クラウスというシンガーは初めて名前をききました。しかし、二人のシンガーの作り出すサウンドは、ディープで、シンプルな味わいを感じます。カントリーとブルースとロックンロールを混ぜ合わせて、土臭い香辛料を降りかけたような感じかな。
 ロバート・プラントのヴォーカルも深いですが、アリソン・クラウスの高く透明感のある歌声は印象的であり、また彼女のフィドル演奏もパワフル。特に「レット・ユア・ロス・ビー・ユア・レッスン」は古いロックンロールを思い出させてくれ、何回も聴きました。
 このアルバム、聴けば聴くほど、その魅力が分かってくる素敵な一枚です。

Raisingsand

 

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2009/03/02

クセになる金沢カレー

 品川にある「品達」の丼屋ゾーンでちょっと異色の「ゴーゴーカレー丼丼」。カレー丼というのも珍しいですが、ここのカレーは”金沢カレー”が売りです。金沢カレーって知っていますか? 金沢にいた頃(もう10年ほど前になってしまいましたが)、金沢カレーなんてなかったです。
 でも、金沢にはカレーのチャンピオン、ターバンカレーという特徴的なカレー屋がありました。ほんの数回しか入らなかったので(私は外でカレーを食べる習慣がないんです)、記憶は曖昧なのですが、やたら濃いカレールーだったと思います。
 最近、この特徴的なカレーが金沢カレーと命名され、少しだけ有名のようです。品達のゴーゴーカレー丼丼は、この金沢カレーのカテゴリーに入る店です。これまで、2回食べてみましたが、ほんと濃いカレーです。また、カレーにキャベツがのっているのが特徴。最初、食べたときは「ちょっときついな」と感じたのですが、しばらくすると食べたくなる味です。ラーメン二郎と似てるかも。

ウインナーカレー(ゆで玉子トッピング)

Go_go_chrurry_2

 金沢の料理は、和食では薄味が基本です。そんな土地で、なぜこんな過激なカレーが生まれて、支持されているのか。不思議ですね。

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2009/03/01

クリエイティブの挑戦

 昨日、お茶の水にある文化学院で、シンポジウムを拝聴してきました。『21世紀、クリエイティブの挑戦』と題されたシンポジウムは、柏木博氏と井口典夫氏の基調講演と、学院の先生たちを交えたディスカッションから構成されています。
 柏木博氏は武蔵美教授でデザイン評論の第一人者。また、井口典夫氏は青山学院大の教授で、専門はクリエイティブ経済、創造都市論。4月から私が学ぶ予定になっている総合文化政策研究の教授です。この井口さん、渋谷に岡本太郎の壁画「明日の神話」を誘致する活動の中心的な役割を果たしたり、渋谷・青山の景観を美しくするためのNPO「渋谷・青山景観整備機構」を作って活動するなど、一般的な教授の枠組みをはみ出して活躍している人です。
 シンポジウムでは、柏木さんの講演が30分ちょっとなのに比べ、井口さんの講演は予定をかなり超過して、70分ほど話されたでしょうか。井口さんの主張する「クリエイティブ」とは何か、をちょっとだけ理解したかな(?)。ご本人はいろいろな活動を楽しそうにやっておられます。
 このシンポジウムは、そもそも文化学院に4月から専門課程として総合デザインコースが出来るため、その記念イベント的な位置づけのようです(柏木さんはこのコースの顧問をつとめています)。全体的にはちょっと物足りない内容でした。私としては井口教授はどんな方か、を知りたかったので、その意味では参加した甲斐がありました。

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