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2009/02/23

サライの「能・狂言」特集

 今年は能が必修科目(?)になっている私です。最新号のサライは、『「能・狂言」幽玄なるこころの旅」と題された能楽(能と狂言の総称)の特集です。早速買ってみました。サライの特集は、よく練られていて、雑誌らしからぬ読みごたえががある記事が多いです。ただ、かなりオジサン向きなので、私に合わないことも(つよがりですが)。
 さて、冗談はさておき、この能楽の特集はよく出来ています。能楽の初心者向けに親切に記事が構成されています。能楽の様式について、能舞台の構造、能舞台の進行、装束、面など細かに説明されています。また、能の歴史についても簡潔にまとめてあります。さらに、能楽師の人間国宝・片山九郎右衛門さん、狂言師の人間国宝・茂山千作さんに取材していて、お二人とも含蓄のある言葉を語っています。
 能楽は東京近辺だけでなく、大阪、京都、金沢などで演じられている日本の伝統芸能。少しずつではありますが、その魅力を知ろうとしています。サライのこの特集は、格好の入門書です。

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コメント

ayakaさん
能楽研究会があるなんて、凄い。うちの大学にはなかったですね。
能楽協会があるんですね。このWEB、分かりやすくできてます。ありがとうごいます。

投稿: 自由なランナー | 2009/02/26 07:54

実は以前の大学の時、能狂言研究会というのに入っていました。
そのときの友人達はいまだに自演を続けており、先日は梅若能楽堂で自演会でした。

ここのHPは結構読みやすいかなぁと思います。
http://www.nohgaku.or.jp/encyclopedia/

投稿: ayaka | 2009/02/25 23:11

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