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2009年2月

2009/02/28

リベラルーアーツを学ぶこと

 残念ながら休刊が決まったエスクァイア日本版は、5月発売号でおしまいです。今月号は『もう一度、学校へ行こう。』と、これから学びを考える人にはぴったりのテーマです。エスクァイアからは、こんな提言がされています。

2010年代以降を愉しく生きて行くためには、大人の教養(=リベラルアーツ)を積極的に身につけていく必要があると、エスクァイアは考えます。そこで提案。今こそ、学校へ行ってみませんか?それも、語学やビジネススキルといった実学ではなく、日常では経験できない驚き方や悩み方を誘発してくれる“知の結界”のインサイドへ。

 リベラルアーツって何だっけ? Wikipediaによれば「今日では学士課程における人文科学、自然科学、社会科学を包括する専門分野(disciplines)のことを意味する」とありますね。わかりやすい具体例でいえば、大学の学部での教養課程や、東大、国際基督教大などに置かれている教養学部が、リベラルアーツ教育を実践する場です。
 この特集では、海外の大学院でのリベラルアーツ研究を、具体例をもとに紹介しています。それぞれの事例は、レベルの高い教育が行われていることをうかがわせてくれます。でも、社会人が簡単に海外の大学院にいけないですね。私にとっても「夢」なのですが、記事を読んでいて、海外の大学で学びたくなりましたよ。

 WEBではこのような質の高い情報、見つからないでしょうね。これこそが、雑誌の存在意義だと思います。エスクァイアの休刊、残念です。

Esquier


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2009/02/27

サントリー「クォータリー」の今

 サントリーが発刊している「クォータリー」は質の高いつくりの冊子です。ちょっと前まで、定期購読していたのですが、いつの間にか読まなくなってました。ふと、思い出してバックナンバーから最新号まで買ってみました。一冊500円ですが、それだけの価値はある内容と質感です。紙の質はいいし、表紙は型押しが施されています。
 Quoterly しかし、気づいたことがあります。このクォータリー、いつの間にか年2回の発刊になっています。そもそも、クォータリーですから、季刊誌=年4回発行でなければおかしいです。バックナンバーを調べてみると、2007年までは年3回の発行でした。昨年から年2回になったようです。寂しいなあ、年2回じゃ、買うの忘れますよ。「この前、いつ買ったっけ」以前使っていた定期購読の制度もなくなっているようです。
 クォータリーのような媒体は、いわば企業の余裕の産物です。サントリーだからできること、と思っていたクォータリーもかなり厳しい状況ではないかな、と推測しています。今の厳しい不況を乗り越えてくれるといいのですが。
 

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2009/02/26

エスクァイア日本版が休刊!

 昨日の朝日新聞に載っていた「エスクァイア日本版」が休刊のニュース。ちょっとショックです。毎号買っていたわけではないでが、気の利いたミュージアムの特集をやってくれたので、楽しみでした。本屋にいくとエスクァイアとCasa BRUTUSをチェックするのがいつのころか習慣になっていました。このブログでも計6回取り上げてました。
 WEBにはこんなお知らせがあります。

読者の皆様へ ライフスタイル・マガジンの先駆けとして1987年に創刊し、以来22年にわたりご愛読いただいてまいりました『エスクァイア日本版』を、2009年5月23日発売号をもちまして、諸般の事情により休刊させていただくこととなりました。 皆様には創刊以来、多大なる御支援を賜りましたことに、この場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。 休刊までの3号は、従来にも増して内容に磨きをかけて、永久保存版となるような特大企画を構想中です。変わらずお付き合いいただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

 朝日新聞によると「今後の広告不況の一層の深化」と書かれてます。エスクァイアに限らず、広告に依存する雑誌はどこも厳しいのでしょう。これからも、雑誌の休刊が増えることが予想されます。Casa BRUTUSは大丈夫かな。ちょっと心配です。

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2009/02/25

BRIOという雑誌、売れているのか

 昨日、朝日新聞を読んでいたら、雑誌「BRIO」の広告がなかなか楽しい。表紙が石田純一と山本モナ(しかし、山本モナって、マスコミに人気ありますね)。記事の内容が興味深いです。ひとつめの特集が「まだ間に合う40代の趣味デビュー」です。その趣味って、サーフィン、カート、料理、速読術、乗馬、ジャイロトニックなどとか。速読術って趣味か?ジャイロトニックって何? そもそも40代で趣味デビューって特集も、大胆といえば大胆。

Brio_20090224

「小山薫堂氏と本誌編集長がカクテル作りに挑戦」なんて企画もあります。そういえば、40代の頃、カクテル習ったこと思い出しました。カクテル作り、はやっているのかな。
 ふたつめの特集は「石田純一 六本木の夜」。いや~、すごいなこの企画。石田純一、六本木でどの辺りうろついているんでしょう。そもそも、この人、いくつになったんでしょうね。
 このBRIO、対象は40代を対象としているようですが、売れているでしょうか。どんなひとが読者なのか。私としてはこのBRIOよりゲーテのほうが好感が持てます。

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2009/02/24

いくつもでているオバマ就任演説本

 昨日本屋をのぞいたとき、いわゆるオバマ就任演説本がいくつも並んでいました。オバマ大統領の演説が注目されていますが、これほど増えていたとは。特に先月の大統領就任演説を収めた本も何冊もあります。人気の程がわかりますが、これだけオバマ大統領の演説に興味を持つ人がいるのでしょうか。
 さて、私もブームに乗じて一冊買いました。「オバマ大統領演説」、CD2枚付きです。この本には、大統領就任演説に加え、オバマ氏の主要な演説が収められています。それに加えて、ケネディ就任演説、キング牧師「I Have a Dream」演説も収められています。どれも、生の声で演説がCDに入っています。先日、ヤフーオークションで「英語演説」を落札したのですが、実際の演説が聴きたくなって、この本を買ってみたわけです。

Obama

 キング牧師の演説は、生の声を聴くと、そのパワーに圧倒されます。そして、ほんとに凄いキング牧師の演説から、約35年、オバマ大統領は時代を変えてくれるのか。アメリカのことながら、いろいろ考えさせてくれる一冊ではありました。ともかく、まだ演説じっくり読んでないので、なんとか読まないと・・・・・・。

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2009/02/23

サライの「能・狂言」特集

 今年は能が必修科目(?)になっている私です。最新号のサライは、『「能・狂言」幽玄なるこころの旅」と題された能楽(能と狂言の総称)の特集です。早速買ってみました。サライの特集は、よく練られていて、雑誌らしからぬ読みごたえががある記事が多いです。ただ、かなりオジサン向きなので、私に合わないことも(つよがりですが)。
 さて、冗談はさておき、この能楽の特集はよく出来ています。能楽の初心者向けに親切に記事が構成されています。能楽の様式について、能舞台の構造、能舞台の進行、装束、面など細かに説明されています。また、能の歴史についても簡潔にまとめてあります。さらに、能楽師の人間国宝・片山九郎右衛門さん、狂言師の人間国宝・茂山千作さんに取材していて、お二人とも含蓄のある言葉を語っています。
 能楽は東京近辺だけでなく、大阪、京都、金沢などで演じられている日本の伝統芸能。少しずつではありますが、その魅力を知ろうとしています。サライのこの特集は、格好の入門書です。

Photo


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2009/02/22

四ッ谷、しんみち通りの「よつや村」

 昨日、四ツ谷へ。お世話になっている税理士さんのところへいくためなのですが、この街に来たのは一年ぶり。JR中央線の駅ながら、ここは意外と静かなところです。駅前には店とかはありますが、人手も多くない。迎賓館が近いせいか、落ち着いてます。
 Yotuyamuraこんな街で、「しんみち通り」という通りがあります。ここ、居酒屋、カラオケ、飲食店などがある商店街ですが、その距離はそんなに長くありません。居酒屋、ラーメン屋、中華料理屋、メキシコ料理、喫茶店などがごちゃごちゃとあります。そんな中「よつや村」なる立ち飲み屋が店を構えています。確か、数年前、入った記憶が蘇りました。そのときは、平日だったのですごく混雑していました。ちょっとのぞくと、土曜日のせいか、先客はひとりだけ。つい、ふらふらと中へ。
 ここのメニューは、立ち飲み屋にしてはかなり多いです。基本は串焼きと串揚げ。おつまみ類も300円のものが多く、立ち飲みにしては廉価です。ネットで検索しても、この店ほとんどひっかりません。立ち飲み屋としては、悪くないと思うのですが。 
 ともあれ、四ツ谷という街、不思議な雰囲気を持っています。

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2009/02/21

ファンドレイジング協会の発足

 先日、国連大学の国際会議場で「日本ファンドレイジング教会設立発足記念シンポジウム」が開催され、少しだけ参加してきました(なにせ、平日の昼間なんですもの)。以前、「寄付文化革命、始まる」という大きなキャッチフレーズが掲げられたこのシンポジウムには、360名もの参加者があり、盛況でした。
 シンポジウムでは世界最大のファンドレイジング教会であるAFPの代表ポーレット・マエハラさんによる基調講演や「寄付文化の革新に向けて」と題したトークセッションがありました。私は前半の1時間ほほどしか参加できなかったのですが、正直言って、ファンドレイジングのイベントでこれだけの人が集まるとは、驚きでした。ファンドレイジングという行為が少しずつ根付いていることを感じました。
 とはいっても、寄付行為が市民ひとりひとりに定着しているとは言えない日本の現状です。文化芸術支援にとって、ファンドレイジングのあり方を考えさせられるイベントでした。

日本ファンドレイジング協会オフィシャルブログ

当日の映像もYouTubeにあがっています。

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2009/02/20

渋谷で静かに呑めるところ

 昨晩は珍しく会社の同僚と呑みました。たまにはいろいろ情報交換をしないとね。場所は何故か渋谷。ここでオジサンが長居をして、ゆっくり呑める店を探すのはわりと難しいです。ふと思いついて、昔何回かいったことがある居酒屋に足を運んでみました。「芝浜」という店です。もう、10年以上いっていませんでしたが、店の中は昔のままでした。
 Shirayaki2 この芝浜、テーブル席が3つと、カウンターだけの小さな店ですが、落ち着いて呑めます。8時をすぎる頃には、ほぼ満席になりましたが、お客さんは静かに呑んでいて、ひそひそ話をしても、隣の席にきこえそうなくらいです。
 お品書きは古典的な居酒屋料理が中心。お酒は地酒がいくつか揃えられていて、例えば青森の田酒なども飲めます。場所はセルリアンタワーと109の間、パチンコ屋があるあたりです。渋谷の喧噪が嘘みたいな静かな店内。ゆっくり酒と料理を楽しみたいときには、おすすめです。

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2009/02/19

EX:JAPONの広がり度

 先月、東急沿線限定でリクルートが「プレ創刊」したEX:JAPONなる媒体。タブロイド新聞サイズの無料誌ですが、創刊から1ヶ月たっていますが、こと自由が丘近辺では人気とは思えません。東急線の自由が丘と都立大学駅にあったR25用ラックに置かれているのですが、発行の月曜日から数日たっても残っています。R25は、発行日の木曜の夜には姿がなかったので、ずいぶんとインパクトが違う印象です。
 Ex_japon WEBによれば、プレ創刊で、広告の募集などは来週2月23日発行分までの限定となっています。23日以降はどうするのか。とりあえず様子をみているのでしょうか。あらためて内容を見てみると、「沿線とニッポンをつなげる0円経済誌」とあるように、経済関連のコラムと、東急沿線の街情報の2本立て。この組合せ、ちょっと相容れないのでは感じます。街の情報は、HOTPERRERでもいいしな、と思ってしまいます。
 今号は自由が丘の特集が組まれていることもあってか、月曜の朝に駅前で人が配布をしていました。すこしは地元民に認知度が上がったかな。さて、今後の展開に注目です。 

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2009/02/18

今号のCasa BRUTUS、ミュージアム特集は?

 Casa BRUTUSでは定期的ミュージアム特集をやってます。きっと、ある程度の部数実績がある固い企画なんでしょうね。これまでは、美術館の特集が多かったのですが、今号は「大人のための博物館ガイド」が特集テーマです。博物館と大人の関係、どうなんでしょう。確かに日本では、博物館は子どもがいくもの、という固定概念があるかもしれません。
 Casa_brutus 特集の内容ですが、ガイドされているのは、海外の博物館がメインです。「カリフォルニア・アカデミー・オブ・サイエンス」とか「ケ・ブランリー博物館」とか「大英博物館」とか・・・・・・。確かに素敵なミュージアムではありますが、海の向こうではな。大人になったら、ますます行きづらくなってますよ。子ども連れていったらお金がかかるし。
 まあ、愚痴はさておき、今号のCasa BRUTUSのミュージアム特集は、展示内容の紹介がわりと親切に書かれています。これまで、この雑誌のミュージアム特集では、建築に焦点があてられていることが多く、展示内容は軽視されがちでした。でも、今回の記事では、展示物がきっちりと紹介され、ガイドとして成り立っています。その意味では実用的特集ですね。
 でも、海外のミュージアム、いつになったらいけることやら。寂しい現実ではあります。

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2009/02/17

発展しているプリン専門店

 我ながらプリン好きだと思います。コンビニなどでも新種プリンを探してたりします。うちからそんなに遠くないところにプリンの専門店ケミユという店があります。開店したのは2年ほど前ですが、久しぶりに買いにいってみました。駅でいうと大井町線の九品仏駅からしばらく歩くほどの場所ですが、しっかりやっていました。
 焼きプリンを買いました。この店のものは無添加のプリン。素直な甘さが美味な一品です。

Pudding

 このケミユ、本店(といっても小さな店舗ですが)の他に、恵比寿、蒲田、池袋にも店ができています。いつの間にか発展していたんですね。確かに、他にはなかなかなさそうなプリン専門店です。もうすこし、家から近いといいのですが。

ケミユWEB

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2009/02/16

豪華なデイヴィッド・フォスターのライブ

 先週の週刊文春で紹介されていて知った「君こそすべて~デイヴィッド・フォスター&フレンズ ライヴ 」(CD+DVD)。さっそくアマゾンに注文して、この週末楽しみました。デイヴッド・フォスターといえば、セリーヌ・ディオン、ホイットニー・ヒューストン、アース・ウィンド&ファイア、シカゴ、ナタリー・コール、ピーター・セテラなどなどビッグなアーティストのプロデューサーとして、長らく活躍してきた人。
 このデイヴッド・フォスターの活躍をたたえて、ラスベガスで行われたライブを収めたCD+DVD。豪華なシンガーたちが参加してます。ケニー・G、セリーヌ・ディオン、ベイビー・フェイス、マイケル・ブーブレ、それに懐かしいボズ・スキャッグス、ピーター・セテラなど。
 デイヴィッド・フォスターの名前、ほんとたくさんのアルバムでみました。映画音楽も手がけていたし、AORブームを作ったのもこの人ではないでしょうか。
 このアルバム、DVDは2時間余りの映像が収められています。そのエッセンスCDに収められ、4200円ほど。お得なセットです。古いポップスファンにはおすすめですよ。

David


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2009/02/15

もうひとつの弘前劇場「アザミ」

 昨年から注目している青森の劇団・弘前劇場。昨日、下北沢での公演に行ってきました。「アザミ」と題された芝居で、小屋はザ・スズナリ。いつも通りの自由席ですが、席は八割方埋まっていました。
 この「アザミ」では、大学講師室を舞台に、ラジオドラマ作家の顔をもつ准教授、彼と不倫関係にある女子大生、男子ゼミ生、そしてラジオドラマ制作担当者の織りなすドラマが演じられます。昨年の秋、池袋でみた「いつかみる青い空」と違って、舞台に登場する役者は四人だけです。舞台の終盤では、大学の教師を演じる高橋淳さんのひとり舞台といっていい進行になっています。
 弘前劇場には、「弘前劇場公演」と「フラグメント公演」と分けられています。劇団の主宰者・長谷川孝治さんによれば、
「社会性に富んだ私と引きこもる私がいるということであり、10数名の俳優が舞台に顔を出すことと数名の俳優しか舞台に登場しないということでもある」
 といいます。「アザミ」は後者のフラグメント公演にあたります。登場する役者が少ないこともあり、長谷川演劇の神髄を少しだけ感じることもできましたが、演劇初心者にはちょっとハードな台詞でもありました。でも、ラジオドラマの制作者を演じた小笠原真理子さんの華やかさは素敵ですし、平塚麻似子さんの冷たい肌合いの演技にも惹きつけられます。
 長谷川孝治さんの演劇世界、理解するにはまだまだ時間がかかりそうです。

 Azami


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2009/02/14

宮本三郎の書棚

 世田谷の宮本三郎記念美術館は、宮本三郎の作品だけを展示する小さな美術館ですが、常設展示はなく、常に企画展を行っています。所属する宮本三郎の作品が数多くあっても、企画展を続けるのは大変だろうな、と想像します。
 現在の企画は面白い切り口で行われています。「画家の書棚にみる 昭和アート・ブック史」と題された本展では、宮本三郎の5千冊にも及ぶ蔵書から選んだ書籍を初公開しています。その内容は、ふたつに分けられます。ひとつは宮本三郎が装丁や表紙を手がけた書籍、雑誌の展示。小説では獅子文六、大佛次郎、石坂洋次郎などの単行本。また雑誌では表紙を描いた主婦の友、週刊朝日など。
 もうひとつは、宮本三郎が愛読したであろう蔵書の数々。美術書、写真集、小説、雑誌など多岐にわたり、この画家の創造の源流が窺い知れます。
 展示された多くの書籍、雑誌をみていると、画家・宮本三郎の思想に触れることができ、また彼の生きた時代も感じ取れます。小さな展覧会ではありますが、優れた企画だと思います。

Miyamoto_bunnko1_2


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2009/02/13

Christopher Crossの新たなアルバム

 この年になると今はやっている音楽についていくのはちと辛い。昔懐かしいアーティストのアルバムを見つけると、つい買ってしまいます。先日、ネットでクリストファー・クロスのアルバムを見つけ、手に入れました。「The Cafe Carlyle Sessions」とタイトルされた作品は、クロスの昔の曲を、再録音した一枚。再録音をいうと、ネガティブなイメージを抱きがちですが、これ存外にいいです。
 かつて、クロスはAORの代表的アーティストと称されました。AORとは、今や死語ですが、Adult Oriented Rockの略称で、大人向きのロックとでも言えばいいのでしょうか。穏やかなロックですね。ロックといえ、クロスの作品は、彼の透明感あふれるヴォーカルだけで聴かせていました。
 しかし、クロスも年をとりました。ヒット曲Salingを放って、29年が経っています。この。「The Cafe Carlyle Sessions」では、サックス、フルートなどをメインにしたアレンジで、かなりジャズによった仕上げで、かつてのヒット曲を聴かせてくれます。これが、いい感じです。確かにかつてのような声の伸びはありません。しかし、透明感がある声は健在。ヴォーカルも包み込むような暖かさがあります。
 昔を懐かしむも良し、緩やかなヴォーカルを楽しむもあり、中高年にはおすすめの一枚です。

Cross

続きを読む "Christopher Crossの新たなアルバム"

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2009/02/12

イッセー尾形の舞台衣装を落札

 先日、森田オフィスから大きめの荷物が届きました。森田オフィスは「なんだろうと」とあけてみると、なんとイッセー尾形さんの衣装です。思い出しましたよ。去年の12月に原宿クエストでイッセーさんの公演を見たとき、舞台衣装のオークションをやっていました。素敵な芝居をみせていただいているご祝儀にと、オークションに参加しました。
 札を入れたのは「壁に消えた男」で着ていた着物です。そんなには高額でなかったし、公演が終わっても連絡がなかったので、「落札しなかったんだな」と思ってました。いまごろ送られてくるなんて驚きです。
 品物には森田清子さんの手書きが添えられています。「イッセーお気に入りのシリーズのネタです。粋な衣装ですが本来は着物の下に着るものです。念のため…」
 この着物をきてイッセー尾形になりきりますか。

Issey


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2009/02/11

電子書籍の未来

 昨晩は、以前働いていた会社の同期と久し振りに再会、飲んだくれました。その会社、出版社なのですが、話題はいつしか書籍・雑誌の将来についてになりました。
「書籍は残るけど、雑誌はNETには勝てない」
 なんて、悲観的な意見も出ました。紙媒体の書籍、雑誌はどこまで残るのでしょうか
 昨日の日経新聞夕刊に載っていた「米、電子書籍が成長」なる記事。アメリカのアマゾンが電子書籍の新端末「キンドル2」を発表。2007年に発売した初代電子書籍端末の後継機(これです)。本体に保存できるのは1500冊分。また音声朗読機能も備えています。
 記事によればアメリカでの電子書籍端末のビジネスは急成長分野。アマゾンだけでなく、ベンチャー企業も参入を計画。また、現在の配信書籍数は23万冊。大きな市場です。
 かたや、わが国はどうなのでしょう。SONYやPANASONICがそれぞれリブリエワーズギアという読書端末を発売しました。でも、SONYは生産を完了、PANASONICもどうももうやっていないようです。携帯電話での電子書籍配信は広がりつつあるようですが、専用端末は育たないのでしょうか。おそらく、著作権の問題が大きいのでしょう。アメリカのように20万冊もの電子書籍配信が簡単にできるとは思えません。日本での電子書籍、どうなるんでしょう。

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2009/02/10

弁当派、って少ないのか

 ちょっと気恥ずかしいことなのですが、昨日は会社にお弁当持参でした。もちろん自作(笑)。仙台で暮らしているときは、時々持っていっていたのですが、東京に帰ってからは、自作の弁当は初めてです。
 Bento 東京では朝食も洗濯も女房任せなので、比較的時間があるので、弁当くらい作れると、いまさらながらに気付き、作ってみた次第です。まあ、自分で食べるわけですから、好みも分かってるし、みかけが少々悪くても問題ありません。
 会社の昼休み、皆さんはどんな昼飯を食べているんでしょう。社員食堂がないので、半分以上が外に食べに出てます。残りは社内にあるコンビニで買ってきたり、社外で弁当買ってきたりしてます。自作弁当食べてる人、目に付いた中では2人だけ。
 うちの会社、まだまだ豊かなんだな、と妙なところで感心しました。

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2009/02/09

カザルスホールが閉館へ

 昨日の朝日新聞の記事で知ったのですが、お茶の水のカザルスホールが、来月閉館することが決まったとのこと。日本初の室内楽の専用ホールであり、設計は磯崎新氏。つくったのは出版社の主婦の友社で。開館は22年前の1987年。
「主婦の友」という雑誌は、かつては大部数を発刊し、多くの利益を出版社にもたらしました。企業規模としては大きくはない出版社が音楽ホールを作ることができたのも1980年代だったからと言っていいかもしません。、しかし、カザルスホールも2002年に日大に売却されてしまいます。
 このホールが日大のものになったことも、つい最近しりました。その日大も、キャンパスの再開発のため、閉鎖することになるといいます。また、日大は建物を取り壊す方針とも伝えられています。
 室内楽にまったくなじみがない私にとって、カザルスホールにいったのか、1,2回ほど。しかし、築20年ほどで、そして磯崎新の設計の建物を取り壊すのは、なんとしても避けて欲しいとことろです。昨日の朝日新聞の記事にこのような一文があります。

連日のように内外の一流アーティストが演奏会を開き、多くのプロ楽団がしのぎを削る一方で、こんなささやかなホールがあっけなく姿を消す東京という街の「文化」の底の浅さを見たような思いがする。

 東京ですらこの状況です。地方ではどうなっているのでしょうか。ホールを巡る状況は、今後、さらに悪化していくでしょう。

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2009/02/08

谷中銀座にいってみた

 東京の城南地区に住んでいると、上野とか、谷中あたりの街の風情の違いを感じます。「下町」というのは正確ではないでしょうが、たまにいきたくなったりします。昨日、谷中の街にいってみました。谷中銀座という商店街があります。
 若い頃、千駄木あたりに住みたくなり、物件を探したこともありました。結局、住むことはありませんでしたが。いまは谷根千と呼ばれ、東京の街の風情を楽しむ人が訪れているようです。谷中銀座も、(たとえば武蔵小山などにくらべても)大きくはない商店街です。そこに多くの人が訪れています。地元の人というより、私のようにカメラを持って遊びにきている人が大半のようです。
 谷中銀座にはメンチカツが有名な店が何軒かあるようです。ある店では行列でした。谷中銀座、訪れたのは久し振りだったのですが、かなり観光地化しています。前はもっとふつうの街だった記憶があるんですが。谷中銀座も変わっているんですね。

Yanaka


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2009/02/07

金曜の夜、「餃子の王将」の行列

 昨日の夜は、渋谷で仕事が終わったのが夜の8時近く。「お腹すいたな」女房は実家に行っていて不在、息子は塾。そのため、夕食は外食にすることにして、さてどこへ行くか。ふと思いついたのが「餃子の王将」。金曜の夜だし、餃子もよかろうと、店に向かいました。店につくと、ちょっと驚きの光景が……。
 店の前に列ができてます。20人以上います。さすがに、並ぶ元気もなくなるほどの列の長さです。

Ousyo

 すごいな、この繁盛ぶり。渋谷の王将は、山手線のガード下、広くない路地にあるのですが、この人気。その原因は、やはりその価格でしょうか。餃子6個231円、ラーメン472円、瓶ビール大瓶504円。安いです。
 やっぱり景気、良くないんですね。実感しました。

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2009/02/06

日本ファンドレイジング協会の設立

 ファンドレイジング、という言葉は、おそらくまだあまり一般的ではないのではないでしょうか。

ファンドレイジング:資金集め、あるいはそのためのさまざまな活動。NPOの場合、企業や個人に寄付を求めたり、財団に助成金を申請したり、政府に補助金を要求するといった活動が、ファンドレイジングである。(SPACE ALC ボランティア用語より引用)

 日本においてはまだまだ根付いていないファンドレイジング。しかし、このたび「日本ファンドレイジング協会」が設立されます。その設立の発起人が募集されているを知り、登録させていただきました。昨日、設立事務局から案内がきました。同封されていたパンフレットには「日本の寄付文化の革新を実現するために、日本ファンドレイジング協会が設立されます」とあります。
 寄付という行為は、私自身ではほとんどすることがありません。どうしてなんでしょう。やはり、寄付は見返りがないもの、と感じているせいなのでしょうか。ファンドレイジング協会の発起人になったことを機会に、自らの寄付行為を考え直さないといけない、と思っています。
 ちなみに、発起人は2月18日まで受け付けています。ここを参照ください。

Found


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2009/02/05

相変わらずの「だるまや」ラーメン

 青山までいった際、思い出していってみた「だるまや」。かなり前からある店なのですが、この青山近辺が行動範囲ではないため、ほんと久し振り。ここはラーメンを主なメニューとする中華料理屋です。
 ラーメンと別皿に盛られた具のセットが、この店の特徴的なメニュー。例えば、豚の角煮の「角煮そば」、高菜と野菜の炒め物の「たかなそば」など。

Darumaya

 写真はたかなそばですが、具をどこまで麺にのっけるか迷いました。全部、麺にかけてしまうのか、少しずつのっけるのか。まあ、どうでもいいことですね。
 でも、類似品を供しているラーメン屋は、私は知りません。特徴のある店といっていいでしょう。

だるまやの情報はこの辺りをごらんください。

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2009/02/04

景気はどこまで悪いのか

 世の中の景気は、100年に一度の最悪の状況とも言われています。そこまで悪いのか、と驚くばかりです。さて街の景気感はどうなんでしょう。昨晩、渋谷で仕事帰りに立ち飲み屋に寄りました。たまにいく、「富士屋本店」です。7時頃に店に入ったのですが、大混雑状態。店の方にスペースを見つけてもらいましたが、混んでいるのでカウンターに対して斜めになった状態で、しばらく飲んでました。
 この立ち飲み屋、確かに安いです。1500円もあれば十分楽しめます。店員さんも気持ちがいい対応で、かといってサービス過剰でもなく、いい感じで飲めます。不況の昨今、このようなリーズナブルな店がはやるのは当然でしょう。世の中の酒飲みオジサンたちは、安い店を探しています。立ち飲み屋は、そのニーズにぴったりです。
 さて軽く飲んで、店をでて隣の店をみると、ここも繁盛しています。ガラス張りの店舗で、ピザとワインのお店のようです。カウンター席だけの広くはない店舗ですが、ほぼ席が埋まっています。お客さんのほとんどが若い女性のようです。

Fuziya

 日経新聞などを読むと、飲食店はどこも厳しいと報じられています。しかし、廉価でサービスがいい立ち飲み屋は満杯です。それだけでなく、ちょっとオサレなお店も、賑わっているところもあります。昼時に、レストランいっても、満席なことも少なくないですよ。景気が悪いってきくけど、どこまで悪いのでしょう。おそらくですが、景気の悪さとあまり関係ない人たちも、ほどほどいるのではないのでしょうね。二極化していると言えばいいのでしょうか。なんとも、妙な世の中になってしまった気がします。

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2009/02/03

伝統の黒川能をみる

 山形・庄内の櫛引町に500年もの間伝わってきたとされる黒川能という伝統芸能があります。この黒川能は、鎮守である春日神社の年4回の例祭に、神事として奉納されますが、中でも旧正月に行われる「王祇祭」(おうぎさい)は最も重要なお祭りとされています。大祇祭は2月1日から2日にかけておこなわれ、その中で、夜通し演じられる能が、お祭りのハイライトになっています。
 昨年からこの黒川能が気になっていたのですが、実は観覧希望者が多いため抽選になっています。昨年末申し込んだのですが、運良く当選し(定員70名に対し200名の応募があったそう)、家族でいってきました。櫛引は山形県の鶴岡市にあります。東京から新幹線と在来線を乗り継ぎ、4時間あまりの旅です。
 大祇祭では、2月1日の未明、春日神社の神霊が宿る王祇様を上座、下座それぞれの民家(当屋といいます)にお迎えします。振る舞いなどが行われたあと、夕方から子どもが演じる「大地踏」で黒川能がはじまります。

Kurokawanou2

 式三番、続いて能5番、狂言4番が夜を徹して演じられます。夜の18時か翌日の朝まで、2つの場所で能、狂言が夜通し演じられます。演じるのはすべて地元の人たちです。

Kurokawanou

 民俗芸能は、国内にそれこそ膨大な数があると思いますが、この黒川能はその中でも、エネルギーを持っている芸のひとつではないでしょうか。
 恥ずかしながら、能に対する知識もほとんどなく、鑑賞経験も皆無といっていい私ですが、この黒川能には大いにみせられました。これから、少しずつ、この伝統芸能を調べてみようと思っています。

黒川能(鶴岡市の公式WEB)

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2009/02/02

根津美術館が出来てきた

 青山学院大学にいったあと、父の墓にしばらくいっていないのを思いだし、青山にある墓地に寄りました。その途中に、いま改築(というより、新築)中の根津美術館の前を通りました。もうかなりできつつあります。

Nezu_museum

 美術館の設計は隈研吾さん。素敵なミュージアムになりそうです。今年の秋開館だそうです。楽しみです。


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2009/02/01

青学大学院の入試説明会に参加して

 昨日、この4月から進学しようと思っている青山学院大学総合文化政策学研究科の入試説明会があったのでの、参加してきました。入試に合格したのに、説明会にいくなんて、順番が逆、変ですよね。わかってます。どうして? 先日、この研究科の主任教授の先生にお話をうかがったとき「よければきてください」とお誘いを受けたのが、その理由なのですが。
 でも、いってみてよかったですよ。もらってないパンフとか、時間割案とかいただいたし、研究科についての細かい説明を(初めて)きかせていただきました。この研究科、やはり本物な気がします(表現は極めて雑駁ですが)。説明会も1時間半近くにわたり行われ、先生も5人も参加しておられました。説明会修了後も、個別相談に応じてくれていて、大学の熱心さを十分に感じました。
 さて、ぼちぼち、アート周りの勉強をしなければいけないな、と自分にきかせながら帰路につきました。

Aogaku


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