« 日刊スポーツにみる景気 | トップページ | ブリヂストン美術館の福袋 »

2009/01/03

小林信彦:<後期高齢者>の生活と意見

 新春、ニュースをみていると明るい話題と、相変わらず不景気を巡る暗い話題が報じられています。昨年末に買った一冊の本は今の世の中の動向をうまく捉えたタイトルです。小林信彦さんの文集文庫の昨年12月の新刊『<後期高齢社者>の生活と意見』。小林信彦さんの新刊は必ずチェックしているのですが、聞き慣れないタイトルの一冊なので、早速本屋へ。文庫の新刊コーナーを探してもない。それではと他の本屋へ。そこにもない。
 Kobayashi
 結局、本屋で買えず、ネットのアマゾンへ。ここでも品切れ。ならば、セブンアンドワイへ。ここは予約もできない。ちょっと驚きです(この事実は年末のことです。今日時点でセブンアンドワイでは注文できます)。失礼なから小林信彦さんの本が、品切れになることなんてあまりないですよ。
 やっと年末、品川駅の本屋で買えました。読んでみてわかったのですが、この本2004年にでた『定年なし、打つ手なし』(朝日新聞)に加筆されたもの。オリジナル本は読んでいて、小林さん独特の論旨に説得された(笑)記憶があります。今回の文庫化ではタイトルを変えたわけですが、この「後期高齢者」というキーワードを使ったことが、(おそらく)編集者のセンスですね。品切れになったのはうなずけます。
 オリジナル本に加筆された一文「<後期高齢者>の生活と意見」はさすが読みごたえがあります。正論です。間違いなく老人が切り捨てられています。怖いです。
 今でも手に入りにくい一冊ですが、ぜひ一読ください。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41640/43620173

この記事へのトラックバック一覧です: 小林信彦:<後期高齢者>の生活と意見:

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。