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2009/01/21

京都造形芸術大学の通信大学院とは

 昨年から資料を取り寄せるなど、なんとなく興味をもってきた京都造形芸術大学の通信制大学院。ここで自分の中で決着をつけておこうと(?)、この前の日曜日に説明会にいってきました。この大学は、本校はもちろん京都ですが、東京の人形町に東京サテライトキャンパスがあり、説明会はここで行われました。
 通信の大学院開設は、2007年4月。芸術系の大学院の通信課程は現在のところ、ここだけ。大学院は3つの領域から構成されています。美術・工芸領域(日本画、洋画などの実技系)、環境デザイン領域(建築デザイン、庭園・ランドスケープデザイン)そして理論系の芸術環境研究領域。この「芸術環境領域」、どんな研究内容かわかりにくい。WEBによると、「芸術学」「歴史遺産学」「芸術計画」の3つがあります。この内容がよく分かりません。
 説明会で担当の先生におききしたところ、私が研究テーマとしたい芸術文化振興は、「芸術計画」に該当するようです。芸術計画とはききなれない単語ですが、この大学の造語でしょうか。
 説明会で分かったことは、京都造形芸術大通信大学院の理論系では「修士論文」もしくは「修士研究活動報告書」を完成させることが最終点。論文を完成させることが目的で、それに沿って指導が行われます。この大学院の目的は論文(もしくはそれに準ずるもの)を完成させることが目的なのですね。ただ、社会人向けの大学院では、必ずしも論文の完成にとらわれる必要はないのでしょうか。
 しかし、この通信大学院、昨年は定員80名に対し93名の出願がありました。これだけの人数がいることにちょっと驚きます。生涯学習の場の必要性を感じました。

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コメント

marbさん
ご無沙汰しています。お元気そうですね。
とりあえず、大学院には受かりましたが、仕事を巡る環境も悪くなってきてどうなるかわかりません。
早期退職なんて選択肢も、私もありそうです。
この年齢では、いろいろ厳しいですね。

投稿: 自由なランナー | 2009/01/30 07:27

自由ランナーさん、お久しぶりです。仙台に単身赴任されているときからブログを拝覧(?)していました。青学の大学院に行かれることなど知ってうらやましくおもいます。わたしも大学院での勉強を考えましたが、結果的に早期退職、営農という道を目指すことにしました。でもなかなか会社を辞めることはできそうもありません。このことも含めて別途ブログを立ち上げて記録していきたいとおもいます。

投稿: mrcb | 2009/01/29 00:35

ヒロ子さん
通信の場合、やはり何を勉強したいか、するかが大切ではないでしょうか。ほとんど独学みたいなものですし。
教授との接点は少ないので、決め手にはならないのでは、と思います。

投稿: 自由なランナー | 2009/01/25 09:42

今年こそ通信制の大学で勉強したいと思っていたのですが、
やりたいことが絞りきれていないのか、
どうも大学を決めかねてしまいます。
説明会がある、というのはいいですね。
大きく絞る決め手は、やはり教授なのでしょうか?


投稿: ヒロ子 | 2009/01/23 21:06

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