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2008/12/08

今、仙台の展覧会は充実メニューです

 十和田市現代美術館から仙台へ。一泊して翌日は仙台市内のミュージアムを駆け足でまわってきました。先々月、久々に再開した宮城県美術館、そして仙台市博物館、(ミュージアムではないですが)せんだいメディアテークの3館です。
 宮城県美術館では『ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展』が開催中。ハプスブルク家のコレクションを集めたウィーン美術史美術館から、静物画にフォーカスして展示するもの。正直言って、この分野の絵画、あまり得意ではないですが(苦笑)、絵画の完成度が高いのはわかります。ちなみ、この展覧会、六本木の国立新美術館で開催されていたものの巡回展です。
 仙台市博物館では『平泉〜みちのくの浄土〜』が開催されています。実は平泉、藤原氏を巡る歴史にはまったくといっていいほど知識がありません。この展覧会、その歴史が頭に入っているか否かで、楽しみ方は全く違います。私の場合は、展示された仏像や調度、資料をただ眺めるだけで、なんとも情けない鑑賞になってしまいました。
 しかし、この展覧会に展示されている美術品や工芸品、資料は高い価値があります。本展のWEBによれば、「国宝・重要文化財約100点を含む仏教美術の名品や歴史資料など約250点を一堂に展示」とあり、極めて質の高い展示品が並びます。国宝も中尊寺所蔵品を中心として、20点ほどが展示されていました。
 実はこの展覧会、平泉の世界遺産登録記念として企画されていたようです。その登録は見送りになってしまいましたが、この質の高い展覧会はそのまま実施されたわけです。仙台の後、世田谷美術館、福岡市博物館に巡回します。
 最後にせんだいメディアテークで開催されている『高嶺格[大きな休息] 明日のためのガーデニング 1095㎡』は、メディアテークの6階ギャラリー全体を使って髙嶺格の世界をみせようとする企画です。会場は無料ゾーンと有料ゾーンに分かれていて、有料ゾーンにある作品「大きな停止」は目の不自由な方によるガイドツアーのみの鑑賞形式となっています。時間がなく、残念ながら有料ゾーンは見られなかったのですが、無料ゾーンにある主に映像を主体とした作品には、正直言って心が動きませんでした。
 宮城県美術館と仙台市博物館は鑑賞者で賑わっていましたが、せんだいメディアテークは人は多くありませんでした。ちょっと考えさせられた仙台アートの旅でした。

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